神奈川中央交通茅ヶ崎営業所(かながわちゅうおうこうつうちがさきえいぎょうしょ)は、神奈川県茅ヶ崎市高田4-1-15に位置する神奈川中央交通の営業所の一つである。営業所の略号は「ち」。神奈川県茅ヶ崎市や高座郡寒川町、藤沢市の一部を主に管轄する。GPSによるバスロケーションシステムが導入されている。茅ヶ崎駅から市立病院、室田地区へ向かう路線。茅14は循環運転で、一部は市立病院を経由しない。一部便は循環しないで二回目の湘南みずきを発着する。循環運行する茅31と、循環運行しない茅35では、団地周辺の経路が異なる。茅33系統循環線は朝に浜見平団地始発便、夜間に団地北口止まりの運行がある。休日運休の急行系統で、上記停留所のみ停車する。行先表示器には「急行 湘25」と表示され、連節バス「ツインライナー」限定運用だが、検査時には通常バス2台が代走することもある。藤07は毎時1本運行されている。えぼし号を参照。神奈中でも極めて特徴的な車両構成を持つ。湘南東部地域の茅ヶ崎、藤沢、綾瀬、大和の4営業所はいすゞ自動車藤沢工場を取り囲むような路線網となることから、神奈川三菱ふそう自動車販売を傘下におさめた後も政策的配慮によりいすゞ車の投入が続けられていた。中でも茅ヶ崎は1985年頃までいすゞ車集中配備区であった関係から、現場で三菱車を歓迎しない空気が強かった。中型車の配置もあるが、こちらも新製配置されたのはいすゞ車のみで、三菱車は転入車のみが在籍していた。このように一貫していすゞ車が主導権をとり続け、三菱車が過半数を超えていない区は茅ヶ崎しか存在しなかった。さらに、必ずしも取引数が多いとは言えぬいすゞ車のなかでも数の限られる富士重工業製車体車は1983年頃より優先的に茅ヶ崎に配属され、転属も富士重工車体車に限定して受け入れていたことからいすゞ純正車が存在しなかったが、富士重工のバス車体架装事業撤退後はエルガが投入されるようになる。これはモノコック車体時代のいすゞ・C系以来、約20年ぶりの純正車の投入であった。ただし、その後キュービック純正車のうち数台が他営業所から転属して配置された時期があった。2010年代に入り老朽化したいすゞ車を置き換えるために三菱車の導入が進められ、大型路線車については三菱車が最大勢力となった。また、この頃から茅ヶ崎市の補助金によりノンステップバスの導入も行われるようになった。なお、UDトラックス(旧:日産ディーゼル)製の車両が配置されたことはないが、2016年1月・同年2月・同年3月にスペースランナーRAのOEM供給車である三菱ふそう・エアロスターS(西日本車体工業ボディ)が横浜営業所から転入した。後に1台が貸切登録されている。中型車についてはいすゞ・エルガミオが導入され、現在はいすゞ車のみの在籍となっている。一方、茅ヶ崎市の意向よりコミュニティバスに採用された日野・ポンチョやオムニノーバ・マルチライダー、さらに藤沢操車場や綾瀬営業所からの回送ルートの関係上、連節構造車が出入不能とのことからネオプラン・ツインライナーも本区の所属となるなど、特殊路線車両に異色のものが配備されているのも大きな特徴である。なお、高速車・観光車の配属はない。後述の通り、自転車積載ラックバスの運行の関係で、当該の三菱ふそう・エアロスターはナンバープレートが正面から見てバンパーの中央部ではなく左側(運転席側)に設置されている。自転車を積載した際には、そのナンバープレートが自転車に隠れて見えなくならないよう、上部に上がる仕組みになっており、また正面の社番はさらに低い位置に表記されている。2009年3月26日より、辻02・12・13・茅09にて、自転車積載ラックバスのサービスを開始した。バス1台につき自転車は2台まで積載可能。バスの前面に自転車積載ラックを設置したバスは、アメリカやカナダでは普通に見られるが、日本では初導入となる。8月31日までは実証実験期間とし、9月1日以降、好評につき本格運行に移行した。車両は計6台が所属。5月31日までは無料、6月1日以降は有料となり、自転車1台100円(大人・小児・距離・時間帯に関係なく均一)。自転車積載料金も現金のほか、バスカード・PASMO・Suicaで支払いができる。支払いは、前払い・後払いとも乗車運賃と同時に行う。バス1台につき、自転車2台まで積載可能。自転車ラックの使用可能時間帯や詳細については公式サイト内の案内を参照。2015年11月15日をもって茅ヶ崎での自転車ラックバスの運行は終了し、車両は同じくラックバスが運行されている厚木営業所へ転属した。
出典:wikipedia
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