ハイパーウォーズ("HYPER WARS")は、メディアワークス刊のゲーム雑誌『電撃王』および『電撃PCエンジン』(現・電撃G's magazine)で連載された読者参加型ゲーム。ハドソンよりPCエンジン(SUPER CD-ROM²)用ゲームも発売された。『電撃王』1993年3月号(創刊第2号)での予告を経て、1993年4月号から1994年10月号まで偶数月号に隔月掲載された。なお、奇数月号の掲載企画は「ゲートガーディアン」である。本作は『コンプティーク』(角川書店)で連載されていた読者参加型ゲーム「ロボクラッシュ」の流れを汲む企画である。プレイヤーは「バトルビースト」と呼ばれる生物のDNAを組み込んだ戦闘兵器のパーツを揃え、自機をチューニングして互いに戦う。大会は全てトーナメント形式で行われ、決勝戦は募集から2か月後の号にリプレイが掲載された。PCエンジンでのコンピュータゲーム化を受けて、『電撃PCエンジン』誌上でも「ハイパーウォーズ 〜銀河の覇王〜」のタイトルで連載される運びとなった。1993年10月号の予告、11月号のプレ連載を経て、1993年12月号から1994年10月号まで偶数月号に隔月で連載された。誌上ゲームのない奇数月号には、コンピュータゲーム版の情報提供や本編のストーリー補完を行う「ハイパーウォーズジャーナル」が掲載されていた。なお、同時期の読者参加企画は偶数月号が『女神天国』、入れ替わりとなる奇数月号は『ヴァルツァーの紋章』『ルートランサー』である。『電撃王』版がひたすら参加者の戦闘を追求していたのに対し、『電撃PCエンジン』版は各チームのオーナーの意向や陰謀を絡めた物語仕立ての企画となっている。対戦の上位入賞者には賞金が授与された。金額は、1位が10000円、2位は8000円、3位7000円……9位1000円、10位500円である。また、入賞者のバトルビーストにはコンピュータゲーム版への登場資格が与えられた。『電撃王』版ではチーム結成はプレイヤーの任意だったが、『電撃PCエンジン』版では必ず規定の8チームのいずれかに参加しなくてはいけない。しかし読者の意思を反映する要素も保たれており、各チームのエンブレムや途中参加の新チームは公募によって決められている。プレイヤーは専用ハガキに必要事項を記入することでバトルビーストの設定を決め、誌上でお互いに戦う。『電撃王』版に比べれば項目は大幅に簡略化されているが、それでも武器の種類が50近く用意されているなど、決して単純なゲームではない。設定項目は以下の通り。読者参加企画と同様、バトルビーストを対戦させて勝ち抜くことを目的としたゲーム。ただし対戦格闘ゲームではないので、ビーストの挙動を入力するようなアクション要素はない。ゲームはバトルビーストの搭乗者と契約するところから始まり、ファクトリーでのビースト合成、テストフィールドのテストバトルを経て、トーナメントバトルに参加するまでが一連の流れとなる。条件を充たしていればその後にイベントが発生し、また最初に戻って手順を繰り返す。最終的には「四天王」と呼ばれる強力な敵が出現する。
出典:wikipedia
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