ダニエル・J・カラスコ（Daniel J. "D. J." Carrasco, 1977年4月12日 - ）はアメリカ合衆国アリゾナ州サフォード出身の元プロ野球選手（投手）。ピマ・コミュニティ大学を卒業後、のMLBドラフト26巡目でボルチモア・オリオールズに指名され契約。オリオールズのマイナー組織では登板は無いまま、はクリーブランド・インディアンスへ移籍した。ここでは、マイナーで投げた。からは、ピッツバーグ・パイレーツのマイナーでプレーした。にルール5ドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した。にメジャー初昇格。その後先発、中継ぎとして定着し、3年間で101試合に登板し、14勝15敗2セーブ、防御率4.81の成績を残した。は投手陣に不安を抱えていた福岡ソフトバンクホークスの目に留まり、推定総額2年5億円の契約を結び入団した。オーバー、サイド、アンダーからの速球や鋭い変化球（主な変化球の球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボール）を武器に、当初は先発ローテーション入りが期待されていた。しかし、3試合に先発したものの、期待通りのピッチングを見せることはなくファームに降格。その後、再度チャンスを与えられるも結果を残すことが出来ず、ファーム生活が続いていた。結局1年の契約を残しながら11月15日に球団から正式に戦力外通告を受けた後、12月1日に自由契約。その後、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。は、マイナーで投げた。1月11日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約。この年も開幕メジャー入りはならなかったが、7月9日にボビー・ジェンクスの故障に伴いメジャー復帰を果たした。12月12日にノーテンダーFAになった。1月13日、ピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。2010年7月31日に、ボビー・クロスビーとライアン・チャーチと共に、クリス・スナイダーとペドロ・シリアコとのトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。2010年12月にニューヨーク・メッツと2年契約を結ぶ。5月25日に解雇された。2012年6月20日、アトランタ・ブレーブスと契約を結ぶ。しかし、7月4日に解雇された。7月6日に、第4回WBC予選のニュージーランド代表ブルペンコーチを務める事が発表された。

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