味楽る!ミミカ(みらくるミミカ)は、NHK教育テレビジョンで2006年4月3日から2009年3月27日まで放映されていた子供向けの料理・食育番組である。全300回。一流料理人の育成を目的とする味楽来学園(みらくるがくえん)に、姫野家のお嬢様である美味香(みみか)が入学し、美味香が級友達と様々な料理を作りながら成長していく物語。古来から新鮮な食材が集うといわれる町「味楽来」に、代々料理人を輩出してきた名門姫野家の邸宅「姫野邸」があり、その令嬢「姫野美味香」が主人公。美味香の母親はすでに他界し、父親である姫野万作は料理探検のため世界中を旅しているため、美味香は姫野邸で執事のモリリンと暮らしてきた。しかしあるとき、全寮制の料理人育成校である味楽来学園初等部に入学することになる。姫野家の伝統のため、美味香は一流の料理人になるまでは姫野邸へ帰ることが出来なくなった。美味香が家を出るときに執事のモリリンから、母親が付けていたという勾玉を託される。勾玉からは精霊「タマ」が現れて、美味香のサポートをすることになる。タマは、伝説の料理人「味美呼(みみこ)」の後継者である美味香を守り導く役目を隠し、美味香と気ままに暮らしていく。『ひとりでできるもん!』(1991年〜2006年放送)の後継番組としての位置付けにある。基本的に、月曜日から金曜日までの5回の放送で1つの話が完結する。前番組同様に、2週間連続して同じ話が放送された。WEBコミックのような動く漫画、紙芝居的な表現法を使ったアニメーションに実写映像を融合した作品となっている。コミックスの作者コメントによれば、2006年度放送分は、ベタやトーンを入れる前の漫画原稿をコンピュータで加工してアニメーションにしていた、とのこと。なお、番組中にはキャラクターの台詞の一部がふきだしで表示される。ふきだしにある漢字のルビについては振られていたり、振られていなかったりとまちまちであり、中には同じ放送回で簡単な漢字にルビが振ってある一方、高学年で習う漢字にはルビが振られていなかったこともある。また、この番組では字幕放送は実施されなかった。放映当時の調査によれば、小学生の認知度は85%で、視聴者の内、小学生の占める割合は13.6%だった、とのこと。表記は「キャラクター名:声の出演」。なお、キャラクター声優陣は全員81プロデュース所属。アニメパートの物語は、味楽来市(みらくるし)という港町が舞台になっている。いわゆる「やってみよう」のコーナーである。月〜木曜のアニメの直後に放送。2006年9月4日放送分からリニューアルし、プッチ、セボン、ガルーが登場しなくなった。2007年2月の放送をもって終了。タマップキッチンは2006年度の金曜日の実写版で使用するスタジオである。月曜日から木曜日の4日間のアニメで紹介された料理の中から、ピックアップして、ななちゃん(演:山内菜々)が作る。料理の作り方は、美味香とタマもしくはアジマル先生が指導する。ななちゃんが、作った料理を試食する。番組の最後、美味香とタマちゃんとななちゃんは、「美味しい 楽しい 料理はミラクル!!」とのセリフでしめる。なおスタジオで使うコンロは、リンナイのガラストップビルトインコンロが、包丁は京セラのセラミック包丁が使われている。「ミルク味噌ラーメン(牛乳の入った味噌ラーメン)」や「カレーライスパン」など奇抜な料理も多く、ななちゃんが顔をしかめながら食べることもしばしばだった。2007年3月をもってこのコーナーは終了となり、山内菜々は番組を卒業した。終了以降も一度だけ、タマが番組内で料理を作る際にコーナー名のみ使用した。 2007年度以降、アニメの後に放映されるコーナーのひとつ。美味香、タマ、アジマル先生の3人(のパペット)が、アニメパートで扱われた料理や素材などについてレポートや解説をする。放映曜日は月曜日、火曜日、水曜日で原則的に2007年度は週2回、2008年度は週1回の放送。2007年度以降、アニメの後に放映されるコーナーのひとつ。アニメパートの料理のレシピを説明する。放映曜日は木曜日。ただし、水曜と木曜の2回に渡り放映されたこともある。2007年度以降、アニメの後に放映されるコーナーのひとつ。視聴者の作ったオリジナル料理を紹介する。放映曜日は金曜日。ただし、2008年度の最終週のみ水曜日に放送された。アニメとしては珍しくミミカなどアニメキャラは映像に登場しない。各年度とも、アニメの新作が放送された翌週はその再放送となり(一部例外もあり)、2週間ごとに新しいテーマのシリーズが放映された。また、アニメの新作と新作の合間に不定期に過去のシリーズの再放送や総集編が入ることもあった。総集編は1週のみの放送が基本だが、2007・2008年度年度の場合は再放送される場合もあった。各年度とも、アニメの新作と総集編を数えると計100回になる。つまり再放送を除いて3年間で全300回が放送された。なお高校野球シーズンや年末年始などで、1週間すべての日に番組が放送できない場合、2006年度の場合は月〜木曜日も「タマップキッチン」が再放送され、また、1日のみ放映できない場合は逆に月〜木曜の内容を残り4日に割り振った。2007年度および2008年度の場合は金曜日の放送分を連続して再放送するという形をとった。祝日などに別枠で特別アンコールとして、1シリーズ分がまとめて再放送されたこともある。2012年6月30日(東北地方のみ7月1日)、4年ぶりに再放送された。主に『ぷっちぐみ』に掲載された。『ぷっちぐみ』Vol.8掲載分までは春日あかね、『ぷっちぐみ』Vol.9掲載分からはつきりのゆみが執筆。原作:春日あかね、協力:NHKエデュケーショナル。春日あかね執筆分は描き下ろしを除いて、前述の通りアニメ本編のベースになっている模様で、コミカライズではなくこちらが事実上の原作である。つきりのゆみ執筆分に関してはアニメ本編との関連は不明だが、漫画で描かれている話で絵コンテも担当している事から、アニメとの何かしらの関わりはあるものと推測される。
出典:wikipedia
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