関東鉄道キハ2000形気動車(かんとうてつどうキハ2000がたきどうしゃ)は、関東鉄道竜ヶ崎線の通勤型気動車。1997年、竜ヶ崎線用として新潟鐵工所で2001と2002の2両が製造された。常総線配置のキハ2100形をベースとしている。竜ヶ崎線は各駅のホームが竜ヶ崎方に向かってすべて右側に設置されているため、竜ヶ崎方の運転台は進行方向右側に、佐貫方の運転台は進行方向左側に設置されている。乗務員室は完全な半室構造となっており、ホームが設置されている側しか乗務員室扉が設置されていない(ホームが設置されていない側には窓があるのみ)。客室ドアはホームが設置されていない側にもあるが、非常用として通常は開くことはなく、窓に「ドアにご注意」のステッカーも貼られていない。ワンマン運転に対応しており自動放送も設置されているが、無人駅が途中の入地駅のみであるため、同線の予備車両であるキハ532形と同様に整理券発行機や運賃表示器、運賃箱などは設置されていない。常総線のキハ2100形、キハ2300形と異なり、側面に方向幕が設置されておらず、前面表示は「竜ヶ崎⇔佐貫」に固定されている。各ドア上部の駅名案内表示器(LED)が設置されていないほか、竜ヶ崎線の低いホームに合わせ、各ドア下部にはステップが設置されている。2014年には2002が龍ケ崎市の竜(ドラゴン)をイメージしたマスコットキャラクター「まいりゅう」のイベントカラーに変更されている。2015年現在、2001と2002の2両が在籍し、主軸としてどちらかが終日にわたり使用されており(日曜は基本として2002号が充当される)、通勤時間帯には両車両を連結した2両連結で運用される。尚、予備車であるキハ532形との連結も可能で、2001・2002のどちらかが入場しているときにはキハ532形との連結運転を実施している(その場合佐貫寄りに本形式が連結される)。運転室内にはタブレット掛けもある。寺田裕一『私鉄気動車30年』、JTBパブリッシング、2006年。ISBN 4-533-06532-5
出典:wikipedia
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