冨田 恵一(とみた けいいち、1962年6月1日 - )は、日本の音楽家、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家。北海道旭川市出身。獨協大学在学中よりミュージシャンとしての活動を開始する。当時はコンサートのバックバンドでのギタリストとしての活動が中心であった。1988年にユニット「KEDGE」名義にてアルバム『COMPLETE SAMPLES』を発表。以後、作編曲家として活動し、遊佐未森等を手がける傍ら、テレビドラマ等の劇伴作家としても活動する。1997年にプロデュースを手がけたキリンジが音楽業界を中心に注目を集める。さらに2000年にはMISIAの最大のヒット曲となる「Everything」をプロデュース。2001年には中島美嘉のデビューシングル「STARS」をプロデュース。以後、bird・松任谷由実・平井堅・Crystal Kay・AI・BONNIE PINK 等、数多くのアーティストのプロデュースを手がけている。2003年、自身のセルフプロジェクト「冨田ラボ」(Tomita Lab)として東芝EMIからアルバム『Shipbuilding』を発表。フィーチャリング・ボーカリストに松任谷由実・畠山美由紀・ハナレグミ・キリンジ・Saigenji・birdを起用し、音楽プロデューサーの企画アルバムとしては異例の好セールスを記録する。2005年、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに移籍。「Like A Queen feat. SOULHEAD」、「アタタカイ雨 feat. 田中拡邦 (MAMALAID RAG)」、「ずっと読みかけの夏 feat.CHEMISTRY」と立て続けに3枚のシングルをリリース。2006年、先行シングル3曲を含む2ndアルバム『Shiplaunching』を発表。また、冨田ラボとしては初となるライブ「Tomita Lab Concert」をSHIBUYA-AXにて開催。大貫妙子・キリンジ・CHEMISTRY・Saigenji・SOULHEAD・高橋幸宏・田中拡邦・畠山美由紀・ハナレグミ・山本領平等、2枚のアルバムに参加したミュージシャンをゲスト・ボーカルに、さらにバック・バンドには金原千恵子ストリングス・山本拓夫・村田陽一・三沢またろう等のスタジオ・ミュージシャンを迎えた。2009年、rhythm zoneへ移籍。「Etoile feat.キリンジ/Corps de ballet」、「パラレル feat. 秦 基博」と2枚のシングルをリリース。2010年、"Shipシリーズ3部作"の完結編となる3rdアルバム『Shipahead』を発表。フィーチャリング・ボーカリストに佐野元春・一十三十一・秦基博・安藤裕子・CHEMISTRY・キリンジ・吉田美奈子を迎えた。2011年、冨田恵一プロデュース作品代表作(アーティスト冨田ラボとしての作品も含む)を集めたベストアルバム『冨田恵一 WORKS BEST ~beautiful songs to remember~』を発表。新曲「エイプリルフール feat. 坂本真綾」を収録。また5月には、一夜限りのワンマンライブ「冨田ラボ LIVE - COMBO -」をBlue Note Tokyoにて開催。坂本真綾・秦基博・bird・Hiro-a-keyをゲスト・ボーカルに、さらにバック・バンドには村石雅行・鈴木正人・松本圭司・山本拓夫・西村浩二といったスタジオ・ミュージシャンを迎えた。2013年、ビクターエンタテインメントへ移籍し、4thアルバム『Joyous』を発表。ゲスト・ボーカルに原由子、横山剣(クレイジーケンバンド)、椎名林檎 、さかいゆうを迎える。2014年、自身にとって初の著書となる「ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法」 をディスクユニオンより出版。2015年、Sing! Sing! Sing!(TBS)に審査員・編曲家として参加。以来、同局の音楽番組での編曲も多数務めている。ギター、ベース、キーボードをこなすマルチプレイヤーであり、その技量はどれもきわめて高い。また、ドラムはオリジナルのサンプリング音源を使用した打ち込みであるが、アレンジ・音色等、ほとんど生のドラムに聴こえる。作曲、編曲、レコーディングはもとより、ミックスダウンまで、作業のほとんどをプライベートスタジオの「Tomita Lab Studio」で行う。自らコーラスを行うこともある。プロデューサーとしての活動を開始した1990年代半ば以降、ライブのステージに立つことはほとんどないが、初期キリンジのコンサートでベースを、2006年の「Tomita Lab Concert」でギターとキーボードを、2007年のMTVジャパン主催のイベント「MTV Cool Christmas 2007」で秦基博のスペシャルゲストとしてピアノを、それぞれ演奏する姿を披露している。美しく重厚なストリングスを用いたバラードのヒット曲が多いが、自他ともに認めるジャズ・ロックマニアでもあり、その幅広い音楽性から音楽業界内のファンも多い。マイケル・ブレッカーを敬愛しており、2007年に彼が永眠した際には、自身のラジオ番組で追悼特集を行った。作詞:堀込高樹/ボーカル:児玉奈央
出典:wikipedia
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