LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

コーセルテルの竜術士物語

『コーセルテルの竜術士物語』(コーセルテルのりゅうじゅつしものがたり)は、石動あゆまによるほのぼのファンタジー漫画。月刊『コミックZERO-SUM』(コミックゼロサム)で連載していた。単行本は2009年7月現在、第8巻まで刊行された。以前、他誌で連載されていた『コーセルテルの竜術士』(全4巻)の続編。また、コミックマーケットや雑誌の誌上販売で売られている「zero-sum」(コゼロサム)に番外編を掲載したり、コミックス2巻、3巻で設定資料集の応募者全員サービスを行ったりもしている。また、2007年、2008年にはドラマCDが誌上にて販売された。2009年9月には続編『コーセルテルの竜術士〜子竜物語〜』が開始(2016年5月現在、コミックス第8巻まで刊行中)。その後、2013年2月(4月号)から、新連載『イルベックの精霊術士』が連載していた。(コミックス全二巻)「コーセルテルの竜術士物語」は竜と精霊と獣人、そして少数の人間が暮らす国コーセルテルを舞台に展開する、ほのぼの子育てファンタジー(しかし、実際にはかなり詳細な世界設定がなされたハイ・ファンタジーである)。物語の主役となるのは竜の子と、彼らを守り育てる人間=竜術士たち。毎日色々な事を学びながら成長していく子竜達と、共に日々を生きる竜術士。さらには精霊や獣人なども交えての、元気で且つ穏やかな日々が描かれる。殆どが一話完結式で物語は進むが、前後編、あるいは中編を挟んだ構成になる事も。少年漫画と思われがちだが、実際は少女漫画として位置づけされている。物語は現在までに三部構成を取り、第一部が物語全般のキャラクター・設定紹介が主な「〜の竜術士」。第二部がストーリー性と話の核心に触れる「〜の竜術士物語」。そして第二部終了から間をおいて第三部「〜の竜術士 子竜物語」の三部目が存在する。その他、公式外伝として単行本に付属する小冊子、ドラマCD、そして作者の公式サイトにて書かれる内容もここに加わる。イルベックの精霊術士についても記載する。生物学的に全ての種族は異性間繁殖が可能(第二部までに精霊の混血は見当たらないがそれらしいセリフはある)、生まれた子供は全て母親側の種族で生まれ、そこに父方の血筋と能力が加わることになる(例を挙げれば、人間の女性メリアと魔人の男性の間に生まれたウィルフは「半分魔人の血を持つ人間」。母親が風竜と人間のハーフで父親が人間のミリュウは「風竜の血を引く人間」)。コーセルテルの物語では多種族同士の混血が当たり前なので、混血ゆえの微妙なニュアンスが各所に存在する。険しい山と深い森に囲まれた、竜と精霊と獣人、そして竜術士が住む国。遥か昔には「竜の都コーセルテル」と呼ばれ、多くの竜と竜術士が住む都があったが、魔族の襲撃などによって衰退・滅亡し、現在では国というよりも隠れ里のような、穏やかでのんびりした暮らしが続いている。その広さはかなりのもので、湖や広大な森、高い山などが地平線の彼方まで続いている。特異的地理状況により人にはほとんど踏み込めない場所にあるがその気候は温暖で、かつ暑さが耐え難くなることもない、過ごしやすい土地柄である。外界から隔絶された世界ではあるが、竜術士のほとんどが外の世界出身であることからも分かるように、時おり人間が自力で山と谷を越えてきたり迷い込んだり、引退した元竜術士が後継者候補を連れてきたりすることもある。所在についてはうっすらと知られているものの基本的には極秘的扱い(詳しくは後述)。ただしウィルフが所属する「郵便組合」は配達の都合で知られている。コーセルテル以外に国名が解っている外界は、術士の一人エレの故郷である小国イル・カレナスとそこを併合した大国カルヘーツ。そしてコーセルテルと深く関わりのあるイルベス地方のイル・レネイスである。イルベスという名は地方名なのだが、ここにはコーセルテルの大精霊(後述)の片割れである「旅の精霊イルベック」が存在する土地であり、事実上の姉妹地域のような物である。ただし、イルベスには精霊を酷使する「精霊術士の国」があり、コーセルテル側としては良い印象を受けていない。詳しいことは『イルベックの精霊術士』で語られた。一般的にドラゴンの名称で親しまれる西洋竜と本質的には同じ姿をしている(竜本体としての平均身長は不明)。竜達は火竜(かりゅう)・地竜(ちりゅう)・水竜(すいりゅう)・風竜(ふうりゅう)・木竜(もくりゅう)・光竜(こうりゅう)・暗竜(あんりゅう)、そして今は絶滅した月の種族(何竜か不明)の計8種が存在する。卵生の生態系で言語形態はそれぞれ異なるが、共通語として人語を使用。竜たちの暮らす「里」は族長の本家と、分家に該当する別里が世界各地に点在している。基本的に外界との接触はほとんどなく、コーセルテル以外で異種の竜と接触することは稀。里自体はパワースポットのようなものの近くにある(火竜の里なら火山など)。竜は自らの内に宿る力を用いて「竜術」という特殊な力を使う事ができる。これに関しては「竜術について」を参照。普段は「竜術士の傍により多く居られる」「小さいと小回りが利いて暮らすのにも便利」という二つの理由により「竜人化術」を使って人間とほぼ同じ姿、大きさで生活している(特に用事がない限り本来の姿にはならない)。各竜族ごとに共通の容姿と能力が存在し、違いとしては人間より一回り大きく角ばった耳、頭の小さな二本の角がつき、身体・能力が未熟な幼竜にはこれに加えてバランスを取るための小さな尻尾がある(足など一部竜に近い者や、暗竜には背中に蝙蝠のような二枚の翼がある)。性格に関しては以下に挙げられるのはあくまで「平均的にこのような性格が多い」というものであり、同じ種族でも個人によって、また育った環境によって差はあるし、中には一族の類型に全く当てはまらない変わり者も居る。人化状態の服装も人間が着用する物と機能的に変わりなく、各竜族ごとに特色があるものの、個人の好みで自由にアレンジ可能なようで服のデザインは様々。基本は丈の長いローブやズボン、スカートなどを好んで着ている。それぞれの種族の性質により、光・暗は司る力が星の「外」にあるので「天の二竜」、それ以外の竜は星の「内」に眠る力を司るので「星の五竜」と呼ばれる。〜の竜術士第25話「夢を知るひと」の中で、「月の種族」について語られていたが、どのような力を有していたか、何故滅びたか、いつ滅びたかなど全く不明。現存する竜族全てに「月」をかたどったアクセサリーが伝統装束内に付属する。竜には、8部族をそれぞれ束ねる族長と外敵行為から部族を守る守長。分里の長である里長と防衛要員の里守長が存在し里の秩序を維持。さらには全部族を統一し頂点に立つ「竜王」が存在した。竜王となるには8部族の中で「月の竜術士」によって育てられた子竜にのみ即位することができるのだが、詳しい事情はわからず現在は空位のままとなっている。竜の中には変種と呼ばれる竜が産まれることがある。突然変異で特殊な力を持った竜が産まれることであり、多いのは一つの能力に特化した竜で、クレイベルやフェルリは木竜の変種、花の竜を見たことがあるという。花の竜は花にだけ特化していて、薄紅色(変種は各竜の既存色とは違う色で産まれる)をしていて四季の精霊の干渉すらはね除けて花を咲かせられたが、変種は体が細く、寿命も短い。治療も各竜によって違う。特に木竜は変種が産まれやすいとされている。今いる変種はプレア。竜の成長は本来、同種族(父母その他)の間で行われる。この状態でも問題なく成長するが、そこに人間が関わることでより巨大な術の使用や効率のいい能力の発揮を成竜以上に引き出す事ができる。そのため、竜の都時代から子竜を(主に卵の時代から)竜術士に預け、養育させる。これが竜術士の始まりとなった。当時から竜術士に教育をしてもらうのは竜社会においてエリートコースを約束されたことであり、それは現在になっても変わりない。コーセルテルに来る現代の子竜は里での決定に基づき預けられてくる。預けられた子竜は将来里長や守長、教育係など重要な役職になることを望まれているがあくまで自分の意思を優先される。それの選択基準がどうやって決まっているのかは不明。成長する際、人間のように何年経てば何歳という年の取り方ではなく、精神の成長に伴って身体の成長速度が変わり、精神面が成長すればそれだけ成長も早まる。ただ幼い竜は話すのが苦手なので、心言(一種のテレパシーのようなもの)で相手へ意思を伝達をする(この話し方は本編中では他と異なる吹き出しで表現される)。竜術士の補佐役は補佐竜と呼ばれるが、これも上記の理由で責任感がそのまま成長に表れる一番竜がなることがほとんどである。補佐竜は弟や妹の世話をしたり、竜術士が子竜を少年竜にするときの手伝いをする。竜は大きく分けて四つの成長段階を経る。第一段階で卵のまま生まれてくるが、この卵は人間の成人が両手で一抱えする程の大きさで大変固く、そうとうな衝撃にも耐えうるが、反面この強固なまでの殻により力の弱い子竜は自力で出てくることができず、出てくるには親竜か竜術士が手助けしてやる必要があるが、場合によっては卵側が相手を拒み、中々生まれない。卵の耐久年数もかなりのもので、卵の中の子竜はそのままの状態で一千年は生き延びることが可能。年季が入れば自我意識が確立され、簡単な術の使用が可能となる。孵化を手伝う相手が見つからない場合、この卵の時期(通称卵ちゃん)に相手が見つかるのを黙って待つしかないが、本編中で発見された三千年前の卵は流石に時間が経ち過ぎて居たために、孵ることができなかった。第二段階として少年竜への変化がある。これにも第三者の手助けが必要となり、成長する際に数か月の眠りに付くが、そのままでは眠りすぎ目が覚めなかったりと難点ばかりがおきるので、親や竜術士がつきっきりで見守る必要がある。上記二点は、コーセルテルの主軸として活動するマシェル家の子竜の成長と共に内容が明らかとなるため、以降の仕様は不明。なお、卵を抱いていれば竜術士(恐らく竜も)は何となく性別は分かるとのこと。竜術士が子育てをする能力は、術資質とは別系統の力であり、竜を育成すればするほど能力は衰退する。前述した一番竜が補佐竜となるのも、竜術士の子育て能力が最大の時期に育てられたために基本能力値が他と異なるのがそもそもの理由。子竜を育てられることが術士としての条件であるため、育児能力の限界を迎えた時が世代交代の時期でもある。星の五竜竜の都が滅んだ後も世界各地で暮らしている。天の二竜三千年前の事件で都が滅びたときに元の里から外(宇宙)に移住した竜族(移住したのか、元からそこに分里でもあったのかについては第二部までには不明)。少なくとも空気のない場所でも平気。竜術士無しでは地上に居ることが難しい。竜の力を借りて竜術を使う人間のことを竜術士と呼ぶ。術士には生来の術資質により力の対象となる種族を幼少から守り育て、家族のようなコミューンを作っている。竜術士が得た力をコーセルテルの住人に役立てる代わりに、まだ幼い竜の子を守り育て、術を教える役目を持つことを示唆し「子守り術士」とも呼ばれる。現在のコーセルテルでは竜術士は各竜族ごとに一人ずつ、計七人と決められ、諸事情などで竜術士が交代した場合は先代は外に出なければならない(混血の場合は用途が異なる模様)。コーセルテルの場所は絶対秘密であるため外に出た者も口に正せないが、信頼のおける一人にだけは明かしてもいいということになっている(イフロフ談)。竜術士は子竜に力を借りて術を使い、子竜はその感覚を感じることで術の使い方を覚えていく。成竜以上に力を引き出せる竜術士に育てられることは竜の将来にとって非常にプラスになるので、世界の各地に散らばる里の竜たちはこぞってコーセルテルに子竜を預けようとする。重要となるのが、竜術においては竜が自分の意思で人間に力を貸すということが前提であり、逆に言えばいくら竜術士の資質が多く、強くても竜が力を貸さなければ術は使用できない。また術を使う際にかかる負担はほとんどが竜術士の方にかかる。前述したコミューンを築くのもこれが大きく要因する。子育て以外の仕事に国中に残る竜都時代の遺跡の調査(昔かけられた術が不完全な状態で生きている場所や、老朽化していつ崩れてもおかしくない場所など)やコーセルテルに進入しようとする外来者の監視、外に出た者は竜術士候補の散策(一部誘拐もどき)がある。竜達も引退した竜術士に対しては出来る限りのことをしている。現在の竜術士在任順位()内は在任した時の年齢、【】内は実際にコーセルテルへやってきた順番(子竜物語1巻限定版付属設定資料集より)メリア(36)【1】→イフロフ(32)【2】→ミリュウ(14)【3】→カディオ(18)【7】=モーリン(21)【4】→ランバルス(29)【6】→エレ(20)【8】→マシェル(16)【5】術資質は人間に生まれつき備わる体質のようなもので、この資質が子竜を育てられる程大きいと認められる事が竜術士として認められる条件の一つである。竜術とはその名の通り竜の力を源として発動、その系統別に火・水・風・地・木・光・暗・月の8つに分けられ、効果・種類・規模まで多彩なものがある。基本的に竜は幼竜の段階から成竜なみの力を持っているが、未熟なうちは力の使い方が分からず「術」として発動させることはできない。術を覚えるには他の竜や竜術士に使い方を習う必要がある。天の二竜・地の五竜の計七属性を使用することができる特殊な資質。これは他の先天性素質ではなく、後天的に身につけることができる。全ての資質を持つのはあらゆる種の術を操る力を使用するためであり、これを持っていることで沢山の子竜を育てられるようにもなるらしい。都の時代には月の属性を持つ人物を「竜王の竜術士」と呼び、その人物に育てられた「竜王」が存在していた。主人公マシェルは三千年ぶりに現れた「竜王の竜術士」でもあり、通常七人しかいない竜術士から例外として誕生した「八人目」である。月の資質を得るには二通りの方法があり、幼少期にコーセルテル及びイルベスにいる月の精霊のどちらかと出会う必要がある。都の時代ではコーセルテルの「眠る精霊」と出会うことで比較的容易に月の術士を育てることができたのだが、都が滅び竜王を必要としなくなってからは次第にそれらの記憶も薄れ、資質を持つ人物も見つけようとしなくなった。しかし、この方法でナータ以下マシェル家の子竜達が資質を持つに至った。そして、どちらかから月の資質を受け取ったかによっても力の質が変わってくる。コーセルテルから力を受け取った子竜達はシィに力の質についての話などを聞き、同じ気配に紛れて、コーセルテルから姿を隠す術を使えるようになった。これにより、コーセルテルの夢に取り込まれないことが可能となっている。逆に「旅の精霊イルベック」は地理的に離れた場所にいることに加え、竜術士と歴史的に仲違いする精霊術士の国がそこにあるので、資質を持ったとしても竜術士として迎えられることはないに等しい(イルベス出身で資質を持つマシェルとカディオがやってきたのは偶然である)。二人居て、片方が旅の精霊イルベック。もう片方は眠る月コーセルテル。であり、イルベックの精霊術士などを通して詳しいことが語られた。遙か昔にイルベックとコーセルテルはコーセルテルなどがある星に落ち、月に帰りたいと願うイルベックに対し、コーセルテルは星に留まることを選択した。帰りたいイルベックはコーセルテルとともに帰ろうとするが、コーセルテルは星に留まりイルベックと共に眠ろうとし、互いは相容れず、逢うたびに喧嘩となった。喧嘩は大嵐状態であり周囲の者はこれを災害と呼んでいた。魔人の力を源にする「魔獣術」を使う者達。本編では登場しておらず、唯一暗竜術士メリアがかつて魔獣術士であったことが語られている。その息子ウィルフが使う「瞬間移動術」も魔獣術の一つ。竜術同様子供の頃から育ててもらい術を身につけていたが、昔はわざわざ人をさらって育ててもらっていた。資質が必要かどうかは不明。精霊の力を借りて術を行使する者達のことを指す。ただし、魔人や竜が主で術士が従である竜術士とは逆に、精霊術士は中位以下の弱い精霊を司る場から無理に引き剥がして力を奪うために、精霊はもちろん竜や他の術士達の間でも忌むべき存在とされている。成り立ちとして過去の竜術士が竜術を参考にして生み出した。そのため、資質系統などは竜術士と同一の物であり、多少の術式が異なるとはいえ基本的に精霊術士=竜術士での重複習得は可能。また、同一であるために精霊と仲良くなれば自発的に精霊が力を貸してくれることもある。竜や人と並ぶ主要な種族の一つ。普段は人間の姿をし、言葉も交わすことができる。竜と同じように自然界の力を司っているが、彼らは数や種類が格段に多いために竜のようにはっきりと種族分けはされておらず、ただ司る対象に従って、「○○の精霊」と大雑把に呼ばれている。基本的には司るものの近くで個人ごとに好きに暮らしているが、春夏秋冬の四季を司る精霊たちはその力の性質上、長を頂点として厳しく統制され、力を振るう機会も制限されている。ただ、これ以外の精霊たちも、力の強い者が同じ種族の者をまとめたり、弱い者を守ったりする習性は本能的に備えているらしい。コーセルテルを自分達にとっても特別な場所であると認識しており、そこに暮らす獣人や竜、竜術士たちとも友好な関係を築いている。人間よりも寿命は遥かに長い彼らにもやがて老いる時は来るが、精霊の中には「眠りにつく」ことによって若い期間を長くできる者も存在する。ただし、余りに長い時間眠った状態が続いた場合、記憶も含めその存在そのものが消えてしまうこともある。司る地が存在し、強い精霊ならば司る地から離れても何ともないが弱い精霊は司る地から離れてしまうと段々と弱り、消えてしまう。同じものを司る精霊はみな兄弟のようなものであり、同じ大陸を司る者達は姉妹のようなものになる。精霊の兄弟には司る場を同じくして生まれる者と力ある精霊が分裂してなる者とがある。木の精霊は一つの木に一つがせいぜいで、お姉さんと呼ばれていても繋がりがあるわけではなく、「近所のお姉さん」のようなニュアンス。遥か昔、竜や竜術士たちと歴史に残る大戦争を繰り広げ、当時の竜都が滅亡した一因ともなった種族。現在はお互いの力が弱まった事もあって対立も沈静化し、竜と同じ様に自分達の里でのんびり暮らしている。マシェル家に住む魔人の幽霊ロズ・アルバはいかにも怪物然とした姿だが、これは三千年前の戦争時に彼らが術でわざと恐ろしい姿を取っていたためで、現在は竜人化した竜と同じ様な姿で生活しているらしい。コーセルテルには魔人はおらず、唯一人間と魔人の混血であるウィルフが居るのみ。その名の通り人と獣を合わせたような外見をしており、コーセルテルの大半の住民は彼らを占め、多くはそれぞれの種族ごとに集落を作って暮らしている。彼らは食料や衣類などの生活に必要な品々を作っており、それらは竜や竜術士が生活していく上で欠かせないものである。かつて滅んだ都の『竜術士』を復活させた千五百年ほど前に世界中から集められ、竜や竜術士の生活を支える代わりに竜術士が獣人を守るという約束が成立して今に至っている。なお外の世界では獣人の数は次第に減少しており、現在では竜たちの里の近くにしかなくなっているらしい。コーセルテルの獣人の中でも比較的馴染み深く、ポピュラーな種族。犬とキツネを足したような顔立ちをしており、ふさふさした尻尾を持つ。コーセルテルのほぼ中央にある湖の近くに集落を作って暮らしている。人懐こく穏やかで竜たちとはご近所付き合いをする仲。畑仕事を生業とするニアキス族は耳がピンとしており、家畜を育てているニアキス族は耳がたれている。住民の食料はほぼ彼らが生産している。背中に鳥のような大きな翼を持つ有翼人種で、グランガ山の頂上に住んでいる。服や織物を作るのが仕事で、竜や竜術士たちの服作りはグイ族の仕事である。羽根の色はすずめ色。あまり上手には飛べない。地面に洞穴を掘りそこに暮らす種族。人間とモグラの合いの子のような姿をしており、体は小さく成人しても幼竜くらいの大きさしかない。穴の中から滅多に外には出ず、一生を一人で暮らすことも珍しくはない。武術訓練用の木剣や家具を作っているのは彼らである。地底湖の村に住んでいる水獣人の一族。(コーセルテルの竜術士物語7巻第49話で登場)陽の光が届かないため、村はうす灯り球でフワフワ光っている。地下水脈を流れてコーセルテルに辿り着いた、現水竜術士エレを助けた種族。ここでは、コーセルテルで暮らす竜や竜術士の他、主要な登場人物について解説する。本作では人はもちろん竜や精霊など、全て「〜人」と数えている。キャストはドラマCD版のもの。小高い丘の上にある遺跡(正しくは、土砂か何かで埋まった塔の露出した最上階部分)に住む竜王又は月の竜術士の家。最年長のナータから、下から2番目のカータまでは成長期が同じで、卵の孵化時期は違うがそれぞれ地・光・風・木・闇・火・水の順で頭文字がアカサタナハマになる。後にプレアとなる暗竜のタマゴを預かっていた。マシェル家の竜は全員が産まれてほぼ三年である。森の中にある地盤のしっかりした家(劇中確認される限り、代々地竜術士が住み込まなければいけなさそうな立地になっている)にすむ地竜術士の家。代々地竜は知識を集める習性があるためだったのか、家の地下には代々の地竜術士と地竜達が集めた書庫が安置され、代替わりをするごとに地術で部屋ごと地下に沈め拡張する地下書庫(持ち出し禁止)がある。なおマシェル家に次いで多く登場している。風通しのいい数階建ての家に住む風竜術士の家。マシェルのコーセルテルでの生家でもあり(先代風竜術士エカテリーナに拾われたため)、マシェルと共に子竜がよく遊びに来る。「風竜王」に強い関心を持つという種族の性質からなのか、子竜の名前は歴代風竜王から。ただし性別は無視している。(初代風竜王の名前がシオリアで、四代目がミリュウ、六代目がロッタルクなので、エカテリーナからの慣習でミリュウが引き継いだからと思われる)土の中をくり抜いて陶器釜と鍛冶施設が一体化している火竜術士の家。家の中は年中暖かく特に工房は蒸し暑い。滝の流れる岩の脇に作られた、出入り口が複雑な水竜術士の家。子竜の名前は「つながりのあるものを」と考えて命名されており、上から順にしりとりになっている。長い年月で大樹に半場侵食された遺跡に住む木竜術士の家。コーセルテル住まいの精霊達の駆け込み寺のような状態になっているらしい。湖の上に建てられた神殿のような光竜術士の家。家の中はレースであふれている。森の中にある、何かの建造物の壁?のような場所に隣接する暗竜術士の家。窓が小さく内部に部屋が多く、日中でも室内が暗くなる作りになっている。コーセルテルに住む竜術士と各竜の里の連絡役や子竜を届けたりするのが役目。そのため度々コーセルテルを訪れている。なお、暗竜は旅立っているため里もなく、先代もいないため空席。ZERO-SUMコミックス 一迅社

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。