『チェイスH.Q.』("Chase H.Q.")は、1988年稼動開始のタイトーのアーケード用レースゲーム。ジャンルはレースゲームに分類されるが、「カーアタックゲーム第一弾」と称されていたようにルールは通常のレースゲームとは異なり、覆面パトカーで犯人の車に体当たりして犯人逮捕するのが目的。筐体の上にサイレンがついているタイプが多い。1989年には続編の『S.C.I.』と番外編であるアクションゲーム『クライムシティ』が発表され、このゲームのキャラクターを利用したクイズゲーム『クイズH.Q.』も1990年に登場している。その後の続編としては1993年に『スーパーチェイスクリミナルターミネーション』が登場した。2006年には日本国外向けで新作『チェイスH.Q.2』が発表されていたが、2007年12月上旬、日本国内でも稼働開始した。 本作は、デザイナーの酒匂弘幸がセガより稼働されたアーケードゲーム『アウトラン』(1986年)に触発された事が大きく影響し、タイトー内でも大型筐体のゲーム製作が検討され、可動筐体であれば他のゲームにない動きを取り入れようとの発想になり、筐体を縦方向に動作させる事が検討された。 本作は元々タイトーアメリカからの要請で製作が進められ、警察もので対戦プレイのできるものとの条件があり、トップビューのゲームとして製作されていたがアメリカ側からの反応がめぼしくなかったため、何度も試行錯誤を繰り返した末に対戦プレイの実現が困難であった事から1人プレイ専用に切り替えられて製作が進められた。『アウトラン』では敵車に衝突しても爆発しない事に着想を得て、敵車にぶつける事を攻撃手段にするという発想につながった。ナンシーのボイスに関しては、グラフィックデータとほぼ同等の容量を使用しており、当時では珍しいPCM音源チップを使用できる事になったため、プロのライターにシナリオを依頼して製作された。
出典:wikipedia
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