東武バスセントラル足立営業事務所(とうぶバスセントラルあだちえいぎょうじむしょ)は、東京都足立区伊興本町二丁目にある営業所である。東武バスセントラルの本社機能も兼ねている。管轄下に西新井営業所、葛飾営業所、花畑営業所をおく。主に東武伊勢崎線竹ノ塚駅から東西に伸びる路線や、西新井駅西口から西へ伸びる路線を担当している。西新井駅東口から主に旧日光街道を東武伊勢崎線沿いに北上、途中竹の塚駅、谷塚駅に立ち寄り、谷塚駅から東進し埼玉県草加市瀬崎町を経由し、再び東京都足立区に入り、同区北東端に位置する花畑桑袋団地を終点とする路線である。従来は竹の塚駅東口 - 花畑桑袋団地間の運行が主体であったが、道路事情から谷塚駅周辺に立ち寄ることができないため、路線長が長く渋滞の激しい都県境を越えるこのルートは定時運行の妨げとなった。このため、近年の谷塚駅周辺道路整備に伴い、谷塚駅バスターミナルへの乗り入れと共に、同駅から花畑桑袋団地方面への折返し便を多数設定し定時性の向上を図った。現在のダイヤは、鉄道との平行区間が長いために各駅を跨ぐ需要は少ないため、都県境を通らない区間運転の割合が高い。東武伊勢崎線との平行区間のない谷塚駅 - 花畑桑袋団地間の運行を主力としており、この区間に限っては毎時4本程度の運行である。反面、西新井駅からの全線を通しての運行は1日数回にとどまり、谷塚駅乗り入れ以前の主力であった竹の塚駅 - 花畑桑袋団地間の運行も徐々に減回された。毎時1 - 3回程度竹の塚駅側からは都県境である足立清掃工場、あるいは谷塚駅、花畑桑袋団地間のいずれかの運行があるが、竹の塚駅発着便はいずれも減便傾向にある。従来から運行回数が少なかった西新井駅 - 竹の塚駅間は長らく減便の一途をたどっていたが、沿線地域の要望もあり、2007年7月1日、同区間に当路線と同一経路を運行する西新井営業所担当の竹51(並びに竹52)を新設し、当路線とあわせて概ね毎時1本程度の運行本数が確保された。毎時5 - 6本程度運行され、近隣に鉄道駅のない花畑地区においては最も高頻度で運転されている主力路線である。また、竹16系統は竹15系統の補助的役割を持つ。また、竹ノ塚6丁目・竹ノ塚7丁目バス停は竹05系統の発着変更による廃止以来のバス停復活である。竹16系統は、竹15系統と、竹の塚駅東口~綾瀬間(綾24系統)の中間位置を走行する。同路線近辺には、区民事務所等が存在するが不便であった事に加え、同道路が竹の塚車庫と、花畑団地操車所間の回送車の通り道になっていたため、沿線住民から東武バスセントラルに要望をされた事が、運行開始のきっかけになった。竹の塚駅と舎人地区を結ぶ路線として、後述の入谷循環線と合わせて高頻度で運行されている路線である。赤山街道経由で北西に向かい、舎人町から尾久橋通りを北上、埼玉県草加市との都県境に程近い見沼代親水公園駅から先、埼玉県草加市の東端である遊馬町を抜け、川口市江戸袋を終着とする。運行頻度は、途中の見沼代親水公園駅までは毎時4 - 5本程度、それより先は一日数回である。なお、舎人町までは時間帯により運転方向が変わる入谷循環線と同一経路であるため、この間においては客の流れに応じて混雑する方向の運転本数がほぼ倍増する形となっている。1990年頃から、舎人二ツ橋から先へ一部便(毎時1本弱程度)を都県境の先である川口市江戸袋地区まで延長したが、同地区には川口駅へ向かう国際興業バスなどの既存路線が頻発している上、東武伊勢崎線草加駅へ向かう路線もあり、延長区間の需要は低迷、運行回数も漸減され現在に至っている。この見沼代親水公園駅 - 江戸袋一丁目間は埼玉県内であるために区間制運賃が設定されているが、都区内均一区間からこの区間までを乗り通した場合の運賃は、都区内均一区間と同額となっている。見沼代親水公園駅以南に限り、「足立一日フリーパス」が利用可能である。竹07はかつては舎人二ツ橋行、入谷循環・入谷舎人循環も同じ系統番号をつけていたが2008年3月30日の日暮里・舎人ライナーの開業に伴い、系統番号の変更を行い、同時に舎人二ツ橋バス停が見沼代親水公園駅バス停に改称される。竹の塚駅から西へ向かい、舎人町、入谷町を経由して同駅に戻る循環路線であり、埼玉県川口市との都県境である入谷町付近が路線の西端部となる。時間帯によって運転方向が反転するのが特徴である。西新井駅から東京都道318号環状七号線(環七通り)を西に向かって江北地区から尾久橋通りを北上、谷在家から南西に方向を変え、加賀、鹿浜地区を通って環七通りに入り東進し西新井駅に戻る路線である。ループ区間は反時計回りとなっている。加賀皿沼地区においては西新井駅とを結ぶ唯一のバス路線であるが、谷在家地区、鹿浜中学校付近や環七通り沿線においては西新井駅とを結ぶ複数の他路線が存在するため、近年は減回傾向にある。運行回数は毎時3 - 4本程度である。西新井駅西口から北上、西伊興地区とを結ぶ路線である。西新井第二団地、西伊興地区並びに舎人公園付近を抜けて足立流通センターに至るが、一部の便は伊興住区センターから東進し、竹の塚車庫発着となる。流通センター、竹の塚車庫方面の運行回数の比率はおよそ2:1で、途中の伊興住区センターまでは毎時1 - 2本である。流通センター発着便はおよそ30 - 120分の不等間隔となっている。西新井駅からほぼ東武伊勢崎線に沿う形で尾竹橋通りを北上する路線である。沿線にマンションや郊外型の商業施設が増えつつあるエリアを走る。開設当初は時間1本程度の運行で当路線を往復する車両運用も存在したが、2006年6月のダイヤ改正より一日数便に大幅減便され、現在は西新井駅発着路線の出入庫路線の性格が強くなっている。西新井駅から主に環七通り開通以前からある旧道を経由し、足立区西端の都市農業公園を終点とする路線である。1970年代までは鹿浜経由で川口駅に至っていたが、その後鹿浜用水(現・産業道路東)までに短縮され、1984年の都市農業公園開園に伴い、末端部を数百メートル延長し現在の運行区間となった。西新井駅から終点1つ手前の鹿浜まで国際興業バス赤羽営業所担当の赤23系統と同一経路であったが、日暮里・舎人ライナーの開業によって赤23系統は西新井大師西駅に接続する経路に変更された。そのため、赤23系統は谷在家公園・谷在家を経由しなくなったが、この西07系統は従来通り谷在家公園経由で運行されている。この区間においては長年に渡って停留所名称や停車位置が事業者ごとに大きく異なっていたが、現在はほぼ統一されている(ただし共通定期券は発売されていない)。増便基調にある赤23系統と対照的に近年は減便傾向にあり、2009年9月の改正でデータイムの運行頻度を従来の毎時3回から毎時2回程度まで減回し、同時に深夜バスの運行を開始した。赤23に比べて短距離路線となっている。なお、以前は新04の系統名で運行していた。こちらの区間便は原則として小型車として運行されるため、時刻表には「小型車で運行」の注意書きがある。いずれも、東京スカイツリータウンと周辺を結ぶバスである。いずれの路線もPASMO・Suicaに対応しているが、「バス特」は対象外となっている。なお、上野・浅草線については西新井持ち、和光・志木線については新座持ちとなっている。いずれも年末年始とお盆を除く、平日の深夜に運行。全停留所掲載(乗車可能な停留所は太字表記)。※ミッドナイトアロー久喜は、2012年7月1日より運行担当が東武バスセントラル草加営業事務所に変更。※ミッドナイトアロー吉川・三郷は、2012年4月2日より運行担当が東武バスセントラル草加営業事務所に変更。入谷循環(中郷経由)のうち、一部は流通センターを経由していた。なお、午前・午後共に中入谷先回りのみ設定された。廃止年月日は不明。葛飾営業所の綾24が西六町経由に対し、こちらは足立総合スポーツセンターを経由していた。1998年頃に廃止。2012年5月10日、花畑営業所に移管。いすゞ自動車製の車両が主力。CNG車(2671・2672・2675・2714・2715・2771・2807・2808)も配置されている。2547は貸切登録されている。このうち、2808は「バスフェスタ2012 バスデザインコンテスト」で国土交通大臣賞受賞作のラッピング車である。足立営業事務所には自前のCNG充填施設が無いため、CNGを充填する際にはエネオス足立入谷インター・ターミナルSS併設のエコステーションに立ち寄る。
出典:wikipedia
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