『晦-つきこもり』はパンドラボックスによって制作され、1996年3月1日にバンプレストより発売されたサウンドノベル形式のホラーアドベンチャーゲーム。画面に表示される文章を読んでいき、途中で現れる選択肢を選ぶサウンドノベル形式のアドベンチャーゲーム。主人公は六人の語り部の中から一話ずつ怖い話を聞き、全員聞き終えた後の六人目に応じた七人目(七話目)の話を無事聞き終える事が目的という、同社制作の前作『学校であった怖い話』(以下"前作")と、ゲームとしての作りを同じにしている。システムの詳細は前作を参照。主な変更点は次に挙げる通り:前作では codice_1 を押す事により、話している最中の語り部の話を最初から聞き直したり、以前までの話を語り終えた語り部を一人単位で聞き直し、その聞き返した語り部以後の順番を再度任意選択できる機能が盛り込まれていたが本作では使用不可能になっている。キャストは一部を除き、前作に同じく語り部に扮した開発スタッフ。また、前作で語り部を担当した人物も端役に扮して出演している。キャラクターとしては前作学校であった怖い話から風間が特別出演し、キャストも同一人物である。本作の主人公キャラクターは女性であるが、当時のサウンドノベル形式のゲームとしては珍しかった。前作ならびに本作の監督をつとめた飯島健男は、前作を「笑いのない、あってはならない正統派の怪談物作品として制作した」と付属のマニュアル上で発言した。メニューで本編未使用の曲を試聴できる。BGMや効果音が豊富になった。前作はピアノ曲であったが、今作においてはオルゴール曲を採用している。春休み、主人公の祖母の七回忌、それは親戚が一堂に会する日。故人を偲ぶ式も終わり、一族は見知った者同士、宴会に大いに謳った。主人公の父母は酔いとお喋りに、久しい顔合わせに浸っていた。主人公・葉子が一族中でも親しい者と集まり雑談に花を咲かせる中、一族の一人、真田泰明が突然口を開く。「七回忌の夜、怖い話をし合うと死者が蘇るんだそうだ」同じく一族の一人藤村正美の制止もままならずに一同は空き間を見つけ移動。一方、いつも来る事で評判の和弘が午後3時までに来るといっていたのにも関わらず、午後9時になってもまだ来ない。共にいる親戚中が不安に思う中、使われていないはずの空き間が賑わっているのを不審に思って覗いた本家の嫁前田和子が怖い話の参加者に加わる。直後、その和子が口を開いた。「この客間のこと知ってるの? ちょっとした曰くつきなのよ。それはね……」シナリオの総数は隠しシナリオを合わせ、総数48本。選択肢によっては一つの話から複数のシナリオに派生する。選択肢によっては主たるシナリオから外れた短い話をしてくれる場合もある。怖い話というより不思議な話もいくつかある。全キャラクターに共通して、シナリオ・エンディングによっては裏表のある性格として描かれていることもある。 ゲーム誌「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中20.1点となっている。
出典:wikipedia
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