北海道&東日本パス(ほっかいどうアンドひがしにほんパス)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)、東日本旅客鉄道(JR東日本)が共同で発売する特別企画乗車券である。JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道(IGR)・北越急行の各鉄道線の快速、普通列車の普通車自由席並びにJR東日本のBRTが7日間乗り放題となるフリーきっぷである。JR東日本・JR北海道・青い森鉄道・IGR・北越急行の5社の鉄道線の「快速列車」と「普通列車」の「普通車自由席」並びにJR東日本のBRTが利用でき、「乗り降り自由」となる。利用者1名が利用開始日から連続した7日間での利用が可能。春、夏、冬に発売されている。通用範囲は甲信越・関東・東北・北海道の4地方にまたがっており、新幹線や特急列車こそ(基本的には)利用できないが、幹線的な路線が多い通用各社線により、これらの地方の広範囲な自由旅行を可能とし、同時に世界遺産の日光(JR東日本)、平泉(JR東日本)を始めとする観光地、東京ディズニーリゾート(JR東日本)といった人気テーマパークも沿線に含んでおり、概ね日本の約半分の旅行が可能である。一方、これらの地方には通用外事業者も多い。上記以外の設備(座席)を利用する場合は運賃のみが有効となり、が、それぞれ別途必要となる。特例区間として、特急・急行のみが運行され普通列車(快速等も含む)が走っていない区間では、本券のみで乗車可となる。(後述)普通急行列車(急行)には急行券を別途購入すると自由席に乗車でき、さらに座席指定券・グリーン券・寝台券の追加でそれぞれの設備を利用できる。北海道新幹線が開業する2016年3月26日以降、同線の新青森駅 - 新函館北斗駅において、特定特急券を追加購入すれば普通車の空いている席を利用できる。性格が近く、発売と利用期間が重なる「青春18きっぷ」との比較では、下表のように本券のほうが1日あたりの単価や(東日本地域に限定すれば)利用可能路線・種別の面でのメリットがあるが、他方、利用エリアが限定される、複数人利用が出来ない、利用日が連続した日付でなくてはいけないなどのデメリットもある。2016年春季(第2期)発売分現在、以下の特典は廃止された・普通・快速列車のグリーン車自由席には別途グリーン券を購入すると乗車可能であるが、「中央ライナー・青梅ライナー」・「ムーンライトえちご」をはじめとした普通列車グリーン車指定席は利用できない。また、「ホームライナー」などの定員制の列車にも整理券・ライナー券を購入することで乗車可能。「リゾートしらかみ」「ムーンライト信州」や快速「エアポート」(uシート)など普通・快速列車の普通車指定席は、指定券を購入することで乗車が可能。2010年(平成22年)春季までは有効期間が利用開始日から連続した5日間で、「急行はまなす」の自由席に限り追加料金無しで乗車可能であった。(指定席・寝台は料金券を追加しても利用不可。)2010年(平成22年)夏季以降に関しては発売価格は据え置きされながらも有効期間が利用開始日から連続した7日間に延長され急行券・指定席券・寝台券など所定の料金券を買うことにより急行列車にも乗車可能となった。但し、従来本きっぷのみで利用可能であった急行「はまなす」の自由席についても別途急行券が必要となり、この列車の利用者に限れば事実上の値上げとも取ることができる。しかし従来は利用不可であった指定席(急行列車グリーン車指定席であっても可)・寝台が利用できるようになったので利便性は向上したともいえる。以下の区間では、区間内の相互発着の場合に限り本きっぷのみで特急列車の普通車自由席に乗車できる。いずれの路線も特例区間外にまたがって乗車した場合、また特例区間内であっても普通車自由席以外の座席を利用する場合は乗車した全区間の運賃・料金が必要となる。2016年3月26日より、北海道新幹線については、『新青森~新函館北斗』相互間に限り、特定特急券を別途購入すれば乗車することができる(北海道新幹線#乗車券の特例制度)。なお、例外規定については特別急行券#特急料金不要の特例区間も参照されたい。ただし、特例区間を超え東北新幹線にまたがって乗車した場合、また特例区間内であっても普通車の空席以外の座席を利用する場合は乗車した全区間の運賃・料金が必要となる。発売はJR北海道・JR東日本のみどりの窓口設置駅、旅行センター(びゅうプラザ、ツインクルプラザ、JR北海道プラザなど)、旅行代理店などで行われるほか、JR北海道・JR東日本の指定席券売機でも購入可能である。発売条件について、2016年の事例を以下に説明する。発売及び利用可能期間と主な変更点を記す。年を跨ぐ冬季を含むため、年表記は発売開始日を基準とする。
出典:wikipedia
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