株式会社栗山米菓(くりやまべいか)は、新潟県新潟市北区に本社を置くせんべいやあられなどの米菓を製造する企業。代表商品は『ばかうけ』『星たべよ』など。コーポレートアイデンティティ導入により、2010年1月1日から新たなコーポレートブランド「Befco」(ベフコ)を採用した。当項目では、同社のグループ企業の運営による米菓の体験・展示施設である新潟せんべい王国(にいがたせんべいおうこく)についても掲載する。1947年、栗山源太郎が新潟市流作場(現中央区万代・八千代・弁天付近)で事故品・規格外品のジャガイモを加工する澱粉製造工場を創業したのが起源である。創業後から澱粉と並行して米菓や水飴などの製造も開始したが、需要が高まったことから1954年からは米菓を主力製品とし、業績を伸ばし続けた。しかし1964年6月16日の新潟地震で壊滅的な被害を受け、現本社所在地の新潟市新崎(現北区)へ移転。1969年には北蒲原郡中条町(現胎内市)に中条工場(現中条ファクトリー)、1984年には新発田市に新発田工場(現新発田ファクトリー)を増設するなど生産拠点の増強を図った。個性的な商品開発で知られており、1986年には星型のせんべい『星たべよ』を、1990年には青海苔味のせんべい『ばかうけ』を発売開始。いずれも県内を中心にヒットし、その後全国各地へ販路を拡大した。共に現在に至るまで主力商品となっており、期間限定・地域限定製品や大手食品メーカー等とのコラボレーション製品なども数多く存在する。創業以来、栗の実を模した赤い社章で親しまれてきたが、企業イメージ向上を図るべく「新しい試みに挑戦する精神」をアピールする新たなコーポレートブランドの導入を決め、2009年10月10日に新潟市中央区の朱鷺メッセで新ブランド名「Befco」の発表会を行った。「Befco」とは「Beika Frontier Company(米菓の最先端を行く企業)」の略で、「米菓の可能性に挑戦することで、あられ・せんべい業界のナンバー1を目指し、美味しさ・ユニークさ・アイデアにおいて最先端の価値を提供する」という企業理念を表したもの。併せて新キャッチフレーズ「たのしい、おいしい、あたらしい」も発表された。2010年1月からコーポレートサインやパッケージの変更を順次開始し、同年4月中に完全移行した。なお、このCIに伴う投資額は約1億円となる見通しである。一方1993年には女子バレーボール部を創部。1998年には実業団女子地域リーグに昇格するなど実力を蓄えたものの、2001年に社業と部活動の両立を巡って対立した主力部員6名が退職し、同年昇格したばかりのV1リーグ(現Vチャレンジリーグ)参戦を辞退する憂き目にも遭ったが、2002年に改組して再発足。2004年、社内公募によってチーム名を「栗山米菓B・B Stars」と命名。2009/10年シーズンから新コーポレートブランドを冠した「Befcoビービースターズ」に改称し、2006/07年以来3シーズンぶりとなるチャレンジリーグに参戦する。米菓の一部にはキャラクターが設定されている。尚、2013年3月4日よりリニューアル発売された星たべよのパッケージからは新しいキャラクター(名称記載なし)が設定され、星ベソくん、星ベソママ及びきららちゃんは姿を消した。新潟せんべい王国(にいがたせんべいおうこく)は、新潟県新潟市北区新崎の本社敷地内に所在する米菓に関する体験・展示施設。2002年4月6日、本社の工場跡地にオープン。当初の名称はせんべい王国であった。新潟県は全国の米菓年間生産量の約6割を占める一大生産地である一方、県内には米菓産業の発展の歴史や米菓の製造工程について間近で学べる常設の施設が無かったことから、本社工場跡地の有効活用を兼ね、この「せんべい王国」が企画・開設された。イメージキャラクターには、こんがりと焼けたせんべいを模したこんがりー大王を制定した。本社敷地内にある4つの施設から成り、職人が煎餅を焼き上げる様子を間近で見学できる他、煎餅の手焼き体験コーナーや米菓産業の歴史に関する展示コーナーが設けられている。また売店には、せんべい王国オリジナルの様々な米菓やグッズが陳列されており、小中学生の社会科見学や、バスツアーなど県内外の団体観光のコースに盛り込まれるなど、北区濁川地域の観光スポットのひとつとなっている。2008年、本社倉庫を改装して増床。飲食コーナーなどを増設するなど施設の拡充が図られ、同年10月10日午前10時に新潟せんべい王国としてリニューアルオープンし、現在に至る。
出典:wikipedia
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