『THEラスベガス』(ザ・ラスベガス)は、日本テレビ系列局ほかで放送されていたゲームバラエティ番組である。読売テレビと吉本興業の共同製作。日本テレビ系列局では1991年10月20日から1992年9月6日まで、毎週日曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)に放送。毎回2人のギャンブラー(ゲスト)を招いて行われていたチーム対抗戦形式の番組。ギャンブラーはそれぞれ5人のカードマン(解答者)とチームを組み、「言葉のポーカーゲーム」というポーカーをベースにしたゲームで競いあっていた。ディーラー(司会)は桂三枝(後の六代桂文枝)が務めていた。ギャンブラーはそれぞれハートマークが入ったピンク色の席とクローバーマークが入った水色の席につき、20枚のチップを手にしてゲームスタート。ディーラーの三枝が出すお題に両チームのカードマンそれぞれがディスプレイにライトペンを使って答えを書いていき、同じ答えを書いたカードマンがチーム内にどれだけいたのかによって役が決まるという方式。役は「ワンペア」「ツーペア」「スリーカード」「フルハウス」「フォーカード」「ファイブカード」があった。答えが揃わなかった場合には役は無く、番組はそれを「ブタ」と呼称していた。ギャンブラーはチップを1問につき10枚まで賭けることができた。より強い役を出したチームが勝ちとなり、そのチームのギャンブラーは「自分の賭けチップ×役の倍率+自分の掛けチップ+相手の賭けチップ」を総取りできた。同じ役だった場合には「DRAW」となり、両チームのギャンブラーが賭けたチップは戻された。解答は合わなければ青バックで表示され、解答が1組合うと赤、前の1組とは別の解答が合うと緑にバックの色が変化して、モニター周りの電飾が光る。最後のシックスカード問題で、更に別な解答が合うと青バックのままではあるが、電飾が光る。問題は全部で5問あり、第3問までは解答を変更しないノーマルの共通問題(第2問のみ全員一斉にオープン。他の問題は一人ずつオープン)。第4問は「チェンジあり問題」で、それぞれのチームに違う穴埋め問題が出される(伏せてある2つの問題の中から選択し、問題は「○○ボールといえば何?」と「ポール○○といえば何?」と似たような言葉の穴埋め問題が出された)。ギャンブラーは答えを書き終わったカードマンの解答をチェックし、残しておきたい答えを解答席にあるホールドボタンを押して「HOLD」表示を出す(ジミー大西がHOLDを掛けられると「やったー」と喜ぶのが恒例であった)。次にHOLDのかからなかったカードマンの答えをオープン、ギャンブラーがチップを賭け、HOLDの掛けらなかったカードマンが答えを書き直し、HOLDの掛かかったのも含めてオープンする。第5問「シックスカード問題」にはギャンブラーも答えを書いて参加(ギャンブラーはフリップにペンで答えを書く)。倍率もさらに倍になる。ただし、役はファイブカードまで。また、通常のポーカーには無い役になっても、6つの役のうちどれかとなる。例えば「○○△△××」ならワンペアかツーペア、「○○○×××」ならスリーカードかフルハウスになる。最終的により多くチップを獲得したチームが勝者となり、そのチームのギャンブラーに1,000円×獲得チップの枚数分の賞金が贈られた。そして勝利チームはアメリカラスベガスの旅を賭けた「スロットマシーン」に挑戦。カードマンが1人につき1つずつ目押しでドラムを止めていき、3つの段のどこかに7が5つ揃えばチーム全員にラスベガスの旅が贈られた。また、ラスベガスの旅は視聴者プレゼントにもされ、応募者のいずれか1組に贈られた。前述のとおり、第5問では倍率が2倍になった。ラストのスロットマシーンの出目は、7以外にも「腕時計」や「ダイヤモンド」や「スキーセット」などの絵柄があり、同じ段に同じ絵柄の賞品が2つ以上揃えば出た目の数だけ視聴者プレゼントにされたが、ラスベガス旅行が出た場合には同じ絵柄があってもラスベガス旅行のみとなった。視聴者プレゼントが出なかった回では、三枝が「視聴者に7あげる訳にはいかんからなぁ…」と言って笑いを取っていた。
出典:wikipedia
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