クリス (Chris) は、SNK(SNKプレイモア)の対戦型格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズなどに登場する架空の人物。また、ここではそのもう一つの姿である「炎のさだめのクリス(ほのお-)」についても記述する。担当声優は緒方りお。初登場は『KOF'97』。『'97』での設定年齢は14歳で、『'99』に12歳の包(サイコソルジャーチーム)が登場するまでのKOFキャラクターでは最年少だった。七枷社、シェルミーが組んでいるバンドのボーカルであるスウェーデン人の少年。二人と共にニューフェイスチームとしてKOF大会に出場する。料理が得意であり、『'98』などでは挑発時にその日の夕食について考える台詞を発する。その実体は社やシェルミーと同じく、八尺瓊一族によって封印を解かれたオロチ八傑集かつオロチ四天王のある一人が、660年もの間に転生を繰り返した現在の姿である。八神一族がオロチと契約して得たものと同じ蒼い炎を操る。この時のクリスは、社やシェルミーよりも殺意が強く、笑顔で人間を殺すことができるほどであり、勝利時や挑発時の台詞は非常に挑発的なものばかりである(『'97』や『'98』のノーマル状態でも勝利時の台詞からも、元々残忍な性格であるように窺える)。「炎のさだめのクリス」とはクリスのオロチ四天王としての二つ名であり、社とシェルミーも同様にオロチ四天王の一人である。ゲーニッツ亡き後の実質的なオロチ四天王のリーダー格(実行隊長)になっている社と共に、オロチ一族の長であるオロチ復活を目論んでいる。そしてクリスはオロチを復活させるための依代である。ただし「ニューフェイスチーム」(又は「オロチチーム」)を選択したルートで現れる「オロチチーム」は、プレイヤー側が分離させた精神ということにされている。実は3人は大会前、それぞれ、自らの肉体と精神を分離させて、肉体側を「ニューフェイスチーム」、もう片方の精神側を大会の裏に潜む「オロチチーム」として、オロチ復活に不可欠な精神力を効率的に集めようとしていたと、ショートデモ内でそうであると思われる会話が見受けられる。なお、彼ら3人で進んでも進まなくても、3人ともオロチ復活の為に(ストーリーの設定として)その命を捧げる事となる。オロチつながりであるかは定かではないが、大切なものに「自然」を挙げている。学校には通っていない。その訳は「勉強の内容が簡単すぎて、面白くない」という自身の頭脳を自負した理由。『'97』では最終的にオロチの依代になったが、神楽ちづる以外のほとんどのキャラクターにはクリスがオロチ本人と思い込まれているような台詞を言われる。『Days of Memories』シリーズの『Days of Memories 2 〜僕の一番大切な君へ〜』では、『KOF』のオロチ編を基にしたシナリオで『KOF』同様オロチの依代として登場するが、その正体は巳沢雫が変装したものである。「クリス」としてはプロフィール通り、スピードを活かして相手にラッシュを仕掛けるキャラクター。また、通常技は強いが防御面は弱い。「炎のさだめのクリス」としては必殺技等にオロチの力の一つ「炎」の力を用いて戦う。「クリス」とは違い、飛び道具と対空技を持っている。草薙京と対比したキャラクターになっているため、オロチ側であるにもかかわらず「あんこくおろちなぎ(暗黒大蛇薙)」という技を使う(公式サイトによると、これに関しては一部のスタッフも納得いかなかったという)。素早さと通常技の強さは「クリス」と同じ。両者を区別する際には、社やシェルミーと同様、「クリス」の方を「表クリス」、「炎のさだめのクリス」を「裏クリス」とも呼ぶこともある。技名が併記されているものは前者が「クリス」、後者が「炎のさだめのクリス」としての名称である。「炎のさだめのクリス」の技は日本名にキリル文字(大文字)を当てた独自の表記がなされる(概ね日本語のキリル文字表記に沿っているが一部例外あり)。これは他の四天王(ゲーニッツ、乾いた大地の社、荒れ狂う稲光のシェルミー)も同様。
出典:wikipedia
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