『最終絶叫計画』(さいしゅうぜっきょうけいかく、"Scary Movie")は、2000年に公開されたパロディ映画。『スクリーム』などのホラー映画のパロディをベースに様々な映画のパロディや下ネタなどを盛り込んでおり、全米ではオープニング3日間で興行収入4,250万ドルを記録し初登場No.1に輝いた。ハロウィンの夜、ハイスクールの美少女ドリューが“ハロウィンマスクをかぶった殺人鬼”に惨殺された。テレビカメラやレポーターが殺到し街が大騒ぎになる中、シンディ・キャンベルは不安に駆られていた。実はドリューが殺された日のちょうど1年前、彼女は恋人のボビーや仲間のショーティー、ブレンダ、バフィ、グレッグらと共に“ドライブをしていた際に、大騒ぎをしたあげく、道路に出てきた男をはねてしまい、死体を海に投げ捨てた”という出来事があったのだった。あの出来事とドリューの死に関係あるのではと心配するシンディ。仲間たちは関係があるわけがないときっぱり言い捨てるが、次々にその仲間たちが殺されていく。恐怖映画の直訳タイトルを一部ずつ接いだ邦題からも窺えるように、90年代のホラーを中心とした名作のパロディが次々に登場する。主なネタは『スクリーム』『スクリーム2』『ラストサマー』。そこに『マトリックス』『13日の金曜日』『アメリカン・パイ』『シックス・センス』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『ユージュアル・サスペクツ』『ファイナル・デスティネーション』などが絡む。さらに細かい部分のパロディでは、ドリューが走るシーンでの『ベイウォッチ』、入浴中のシンディのシーンでの『エルム街の悪夢』、ショーティーとブレンダが見に来た劇場の予告編での『タイタニック』と『アミスタッド』、『マトリックス』のパロディの間に挟まれる『ビートルジュース』などがある。シンディとボビーのファーストシーンの『スクリーム』パロディでジェームズ・ヴァン・ダー・ビークがカメオ出演するが、これはビークが出演しているTVドラマ「ドーソンズ・クリーク」と引っ掛けている(BGMでドラマでも使われているアラニス・モリセットの楽曲が流されている)。殺人鬼がショーティの家に電話をかけるシーンは当時放映されていた“バドワイザー”のCMのパロディ。マン先生を演じる人物はジェイン・トロッカという女性ボディビルダーである。レイとブレンダが見に来た映画館で流れる『アミスタッド』のパロディ予告編に登場する黒人男性は本作の監督のキーネン・アイボリー・ウェイアンズである。ラストのパロディは『ファイナル・デスティネーション』だが、本作の日本劇場公開時は元ネタの作品がまだ日本未公開であった(『最'新'絶叫計画』でも同じパロディが再度登場する)。
出典:wikipedia
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