岐阜新聞(ぎふしんぶん)は株式会社岐阜新聞社が発行する岐阜県の地方新聞。岐阜放送(GBS・ぎふチャン、1962年創立の完全子会社)とのメディアミックスで郷土・岐阜県に根ざした地域情報の発信を目指している。朝刊、夕刊を発行しており、発行部数(日本ABC協会調査)は約17万7000部(朝刊、2008年10月現在)。岐阜県でのシェアは30%未満にとどまっているが、これは地域エリアで重なる中日新聞(中日新聞社発行・本社愛知県名古屋市)が50%超と強いためである。静岡新聞社が発行をする静岡新聞と同じく中日vs地元紙との競合地域である。岐阜県で発行される新聞では中日や他の大手新聞よりも低価格である。2013年12月9日 、前十六銀行頭取で、岐阜商工会議所会頭である堀江博海が同社と岐阜放送社長に就任するも、同月12日に「一身上の都合」から就任わずか4日で辞任するという椿事が出来した。両社とも詳しい理由は明らかにしてはいないが、金融機関のトップ歴任者がマスメディアの社長に就任することについて、県経済界や、読者から疑念の声が多数寄せられていたことや、社内からの反発も強かったと報じられている。また、堀江が在任する会頭職の進退問題への波及も必至の情勢と報じられている。なお、社長には12月13日付で碓井洋が復帰し、一連の混乱の責任を取り杉山幹夫代表取締役会長は、代表取締役を退任。取締役に退いた。その後、堀江は各方面からの批判を浴びて会頭職を辞任した。杉山会長も2014年5月19日付で取締役のまま名誉会長に就任。同日付で杉山の長女である杉山涼子取締役社主が取締役社主兼会長に就任した。さらに同年12月、杉山名誉会長は取締役も退任したが、兄弟会社である岐阜放送(愛称・ぎふチャン)は代表取締役会長のままとなっている。主なキャッチコピーは「郷土の新聞 岐阜新聞」。これは兄弟会社のぎふチャン(ラジオ事業である岐阜放送ラジオ局)でスポンサーになった場合、しばしば使われる。〒500-8577 岐阜県岐阜市今小町10東京、大阪、名古屋、西濃(大垣市)(西濃本社に昇格予定)東濃(多治見市)、中濃(関市)、ひだ高山(飛騨地域版の題名は「飛騨國新聞」)、美濃加茂各務原、羽島、本巣(北方町)、揖斐(揖斐川町)、郡上、飛騨、下呂、恵那、中津川、可児、海津株式会社岐阜放送は岐阜新聞社と同一敷地内にあったが、2007年11月11日に岐阜駅前の高層ビル「岐阜シティ・タワー43」の4階に移転した。岐阜新聞と岐阜放送の取材拠点などは同一。最終面のテレビ番組表では、岐阜県で読める新聞では唯一、フルサイズで掲載されている。1992年4月以降、テレビが「岐阜テレビ」、ラジオが「岐阜ラジオ」(エフエム岐阜(FM GIFU)具体化に伴い後にAM岐阜ラジオに改称)の愛称であったが、2007年10月1日、本社社屋移転と2008年にラジオ開局45周年とテレビ開局40周年を迎えるのに伴いテレビ・ラジオとも「ぎふチャン」に統一した。中日新聞とは犬猿の仲で知られ、中日新聞の岐阜版ではテレビの扱いは地元の県域局ながらハーフサイズ、ラジオの番組でも岐阜版はハーフ、愛知版に至っては2010年9月30日までは極小サイズに追いやられていた。対して岐阜放送は、愛知県方面へのスピルオーバーを電波が名古屋市内の大半で受信困難なほどに制限したり、AM岐阜ラジオでは、中日ドラゴンズの試合結果を放送するときに、通常使われる「中日対巨人」等という言い方ではなく、「ドラゴンズ対巨人」等と言い換えるなどしている。但し、Web上での文章では通常通り「中日」を使用している。中日成立前の名古屋新聞(小山家)・新愛知(大島家)と、岐阜新聞の前身である岐阜日日新聞との関係は、名古屋を中心に岐阜と近接した地域を主な地盤とした前者とは犬猿の仲だった一方、岐阜から離れた三河地域を主な地盤とした後者とは競合が薄かったためか比較的良好だったとされる。また、東京新聞(中日新聞東京本社)との関係が深いTOKYO MXからはヤクルト対中日戦をネット受けしている。なお。「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」は、中日新聞の主催ながら、2012年の第2回目より岐阜新聞と岐阜放送も後援している(尚、テレビは第1回と第2回は中部日本放送が後援、第3回目以降はテレビ愛知の後援となっている)。岐阜放送が岐阜シティ・タワー43に移転した後、岐阜放送の旧社屋跡地には岐阜新聞の新印刷工場が新たに建設された。また人的交流として、岐阜放送の記者・アナウンサーが出向などで移籍することもある。その例として伊藤伸久(ひだ・高山総局長→東京支社長)、神保絵利子(記者)などである8月の第1土曜日に行われる長良川全国花火大会を含め岐阜県内17会場の花火大会を主催している(一連の大会を「岐阜新聞花火シリーズ」と称している)。そのほか、3月初めに梅まつりモデル撮影会、3月下旬にぎふ長良川マラソン、4月初めにゴルフ岐阜オープンクラシック、10月下旬に水都おおがきハーフマラソンなど、数多くの催しに力を入れている。(地元のぎふチャンや隣の愛知県のNHK名古屋放送局などのニュースで流していることもある)いわゆる「岐阜新聞テスト」。子会社の岐阜新聞情報センターが、関連業務を含め実施している。中学3年を対象としたテストを年に4回実施する。入試レベル、またはそれ以上というハイレベルな内容で、入試にあたっての自分の実力を計る最大の選考基準となる。全国の中にある実力・学力テストの中でも屈指の難しさを誇ることでも有名である。平成19年度第1回よりネット会員限定閲覧システム「志望校 ナビゲーション システム」を開始。すべての高校、学科・コースの志望者数や平均点がわかり、志望校を判断することができる。
出典:wikipedia
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