本田 由紀(ほんだ ゆき、1964年12月24日 - )は日本の教育学者、博士(教育学)。東京大学教授。専門は教育社会学。旧姓は沖津。子供は一男一女。徳島県徳島市生まれ、香川県育ち。高校1年時の模擬試験で、香川県1位になった。大学院の博士課程を終え、就職活動をしたものの採用されず、日本労働研究機構の研究員職に就くまで学習塾のアルバイトで食い繋いだ経験を持つ。カラオケではスピッツを好んでよく歌う。2006年、明治大学文学部准教授の内藤朝雄と、大学生の後藤和智(いずれも当時の肩書き)との共著で刊行した『「ニート」って言うな!』の中で、東京大学社会科学研究所助教授(現教授)で本田の同僚でもある玄田有史の提唱した「ニート」という概念の曖昧さと問題点を指摘し、玄田のニート論を真っ向から批判・否定し、話題となった。また、学校教育、とりわけ専門高校(旧称職業高校)と労働や就業の問題への検討を行っている。この問題については、本田の東京大学の博士論文「教育システムと職業システムとの関係における日本的特徴に関する研究―トランジションとレリバンスの比較歴史社会学―」に加筆・訂正した著書『若者と仕事「学校経由の就職」を超えて』(東京大学出版会、2005年)にも言及が見られる。いわゆる「新卒一括採用」の廃止論者である。その理由として、新卒一括という採用慣行が平等・公平な就職の機会を奪っている点と、社会の構造や労働の質の変化によって、現行の学校や企業の体制では、若者に必要な労働スキルが身に付かないという点を著書やテレビ出演の中で指摘している。
出典:wikipedia
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