アルパイン株式会社("Alpine Electronics, Inc.")は、東京都品川区及び福島県いわき市に本社を置く自動車用音響機器(カーオーディオ)、情報通信機器(カーナビ、カーAV、複合商品)メーカー。アルプス電気グループ。1967年(昭和42年)、アルプス電気と米国モトローラ社の合弁会社アルプスモトローラとして誕生。当初は8トラックカセットデッキプレーヤーなどを生産していた。その後1978年(昭和53年)にアルパインに社名を変更。アルパインブランドでのカーオーディオをメインに生産・販売する一方、ALPINE/LUXMANブランドで高級ホームオーディオを手がけていた時期もあった(1990年代にホームオーディオは撤退)。現在ではカーナビカーAVに加え、車載カメラなどドライブアシスト機器も手がける。早くから海外展開をしており、現在の売上比率も海外がその9割近くを占める。また自動車メーカー向けビジネスが成長し、売上げの8割近くを占める。主な取引先は本田技研工業をはじめ、メルセデス・ベンツ、BMWなど高級車ブランドが多い。日産の純正品も手がけていた時期もあった。いわき本社内にある評価センターは、車載機器メーカーとしては本格的な製品評価施設で、製品に対する様々な評価テストが行われているが、2000年(平成12年)にこの施設内の不整路テストコースで、映画「千と千尋の神隠し」の制作協力が行われた(砂利道を走る千尋の父が運転するアウディの走行音の収録)。アルパインの社名は、親会社のアルプス電気、また世界的に有名なアルプス山脈から、いつかはそのような圧倒的な存在感のある企業になるように、つまり「アルプスのような」という形容詞に由来している。「/////ALPINE」ロゴマークの5本線はファイブ・ストライプスと呼ばれ、「最高の技術・最高の製品・最高のマーケティング・最高のサービス体制・最高のパートナー」という、アルパインが目指すべき指標として、その5つの企業活動を象徴している。現在の企業メッセージ"Driving Mobile Media Solutions"「モービルメディアの未来価値へ」は2005年(平成17年)に制定されたもので、市場環境、事業環境の変化に合わせて、新しい領域に挑戦するという、アルパインの企業姿勢を現している。いわき本社内にあるミュージアムには、ピストルで打ち抜かれた製品が展示されている。これは以前、何度修理しても故障を繰り返す製品に腹を立てたあるアメリカのユーザーが、ピストルで撃ってアルパインに送ってきたものである。このことが、2度とこのようなものを作ってはいけないという戒めとなり、製品品質へのこだわりとなった。
出典:wikipedia
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