中国共産党中央政治局(ちゅうごくきょうさんとうちゅうおうせいじきょく)は、中国共産党を指導し、政策を討議・決定する機関。中国共産党の最高指導機関は通常5年に一度開かれる全国代表大会(党大会)と、党大会によって選出され、党大会閉会中にその職権を代行する党中央委員会であるが、中央委員会も毎年1回程度しか開かれないため、平常時における党の指導および政策決定は、中央委員会全体会議によって選出される党中央政治局が行う。政治局は中央委員会全体会議の閉会中に中央委員会の職権を行使し、党大会や中央委員会全体会議で採択された路線や方針、政策を執行する。中央政治局には上位機関として中央政治局常務委員会が置かれ、政治局常務委員会の意見に基づいて政治局会議が党の「全体局面に関わる活動方針、政策」を決定する。なお、政治局会議は毎月1回の開催に対し、政治局常務委員会は毎週1回開催されており、政治局常務委員会が日常的に政策を計画、実施している。中央政治局および中央政治局常務委員会は、次期党大会の開催中も党の日常活動を継続して行い、次期中央委員会で新しい政治局および常務委員会が選出されるまで業務を行う。中央政治局は1927年5月の第5期党中央委員会第1回全体会議(第5期1中全会)で設立された。1949年の中華人民共和国建国以降、中央政治局とその事務処理機構である中央書記処の構成員は、全国人民代表大会・国務院・中央軍事委員会などの国家機構、全国政治協商会議、党中央の各部門及び各地の重要な任務を担っている。このため、政治局委員・中央書記処書記・中央軍事委員会委員は「中国の指導部」とされる。1997年から党大会時に70歳になると引退する定年制が設けられており、2002年にはその定年は68歳となっている。日本の中国政治研究者である坪田敏孝によると、中央政治局の職権は以下の通り。坪田敏孝の研究によると、中央政治局の会議制度は以下の通り。政治局常務委員以外の委員の序列は中国語簡体字順である。胡錦濤直系である中国共産主義青年団(共青団)出身者の李克強が常務委員に、李源潮が政治局委員に就任したが、同時に引退した曽慶紅を頂点に形成されると見られる「太子党」の習近平が李克強より序列が上の常務委員に就任し、中央書記処常務書記、国家副主席など江沢民時代の胡錦濤と全く同じ職務を与えられた。この他にも2人が政治局入りしている。黄菊は第14期4中全会で政治局委員に昇格。
出典:wikipedia
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