マルセロ・マットス (Marcelo Mattos) こと、マルセロ・メンドーサ・デ・マットス（Marcelo Mendoca de Mattos、1984年2月10日 - ）は、ブラジルサンパウロ州インジアポラ出身のプロサッカー選手。ポジションは主にミッドフィールダー。ユーティリティー性のある守備的ミッドフィールダー。相手選手に対する激しいマークと、前線への好配球で攻守に貢献する。2001年、ミラソウFCの下部組織からトップチームへ昇格。同年、FIFA U-17世界選手権に臨むU-17ブラジル代表に選出され、3試合に出場した。2002年1月から2月にかけて参加したタッサ・サンパウロU-20では、飛び級選出ながら背番号10を背負い、堂々たるプレーで中盤に君臨。予てよりマルセロに興味を持っていたJ1（Jリーグ1部）・FC東京の強化部からこの時の活躍が評価され、2月末になって同クラブへ加入。登録名は「マルセロ」。しかし、FC東京の3つの外国籍選手出場枠は、DFジャーン・MFケリー・FWアマラオがレギュラーとしてこれを確保しており、チームとしても当時まだ18歳になったばかりのマルセロをじっくりと育てる意向であったため、彼らの欠場時にメンバー入りする「第4の外国籍選手」の座を韓国籍MF呉章銀と争った。4月13日のJ1第6節ガンバ大阪戦で、負傷中のケリーに代わってトップ下で初出場、豊富な運動量と両チーム最多のシュートを放つ積極性を見せるも、次節からケリーが復帰したこともあって、以後リーグ戦での出場機会は得られず、同年9月にJ2・大分トリニータに期限付き移籍。大分でもDFサンドロ・MFファビーニョ・FWアンドラジーニャの3名に次ぐ4人目の外国籍選手という立場だったことから出場は1試合のみとなり、FC東京との契約も更新されず、同年限りでブラジルに帰国した。その後、新興クラブのADサンカエターノで、2004年にはリベルタドーレス杯ベスト8進出や、サンパウロ州選手権優勝に貢献する（ではフル出場している）など頭角を現し、2005年に同州の強豪・SCコリンチャンス・パウリスタに引き抜かれた。同年の全国選手権で優勝し、プレミオ・クラッキ・ド・ブラジレイロン（ボランチ部門1位）及びボーラ・ジ・プラッタ（ベストイレブン）に選出された。2006年にはボランチ部門3位選出。2007年7月に、ギリシャ・パナシナイコスFCに4年契約、移籍金推定320万ユーロ（5億4000万円）で移籍。2009年9月より古巣コリンチャンスにレンタル移籍。しかし2010年に入ると、サイドバックに配されるようになるなど次第に冷遇されるようになり、1年限りで退団。2010年7月より、ボタフォゴFRにレンタル移籍。シーズン途中の加入ながら早々に適応し、レギュラーを確保した。マルセロ加入以来チームは好成績を挙げたことから、2011年にはボタフォゴはマルセロを完全移籍で獲得することを決め、レンタル移籍期間が満了した同年7月より完全移籍に移行。2012年は負傷により長期欠場を強いられたが、2013年のリオデジャネイロ州選手権で本格復帰。同年4月、オラリアAC戦でボタフォゴでの100試合出場を達成し、クラブから表彰された。2015年7月、ECヴィトーリアへ移籍。2016年、CRヴァスコ・ダ・ガマへ移籍。同年の州選手権では古巣ボタフォゴを破り優勝。237||14||17||3||||||251||1715||0||||||||||||78||3||||||||||||1||0||1||0||colspan="2"|-||2||01||0||colspan="2"|-||||||||50||3||||||||||||382||20||18||3||||||400||23|-!rowspan=2|通算!!colspan=2|CONMEBOL!colspan="2"|UEFA!colspan=3|総通算

出典:wikipedia