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大日如来

大日如来(だいにちにょらい)、梵名 マハー・ヴァイローチャナ(महावैरोचन [mahāvairocana])は、虚空にあまねく存在するという真言密教の教主。「万物の慈母」、「万物を総該した無限宇宙の全一」とされる汎神論的な仏。声字実相を突き詰めると、全ての宇宙は大日如来たる阿字に集約され、阿字の一字から全てが流出しているという。神仏習合の解釈では天照大神(大日孁貴)と同一視もされる。「無相の法身と無二無別なり(姿・形の無い永遠不滅の真理そのものと不可分である)」という如来の一尊。摩訶毘盧遮那如来(まかびるしゃなにょらい)、大光明遍照(だいこうみょうへんじょう)とも呼ばれる。なお、宇宙とはあらゆる存在物を包容する無限の空間と時間の広がり、および宇宙空間を指す(詳細は「宇宙」を参照)。大日如来は、無限宇宙に周遍する点では超越者だが、万物と共に在る点では内在者である。全一者であり、万物を生成化育することで自己を現成し、如来の広大無辺な慈悲は万物の上に光被してやまないとされる。三世(過去・現在・未来、前世・現世・来世)にわたって常に説法しているとも説かれる。日本では平安時代に浸透した密教において最高仏として位置づけられ、大日信仰が成立した。また、日本では古来から山岳信仰が存在していたが、平安末期の久安年間には駿河国の末代が富士登山を行い、大日如来を富士の本尊とする信仰が創始されたという(『本朝世紀』)。富士における大日信仰はその後、大日如来を富士の神である浅間大神の本地仏である浅間大菩薩とする信仰として発展し、富士信仰において祀られている。三昧耶形は、金剛界曼荼羅では宝塔、胎蔵曼荼羅では五輪塔。種子は金剛界曼荼羅ではバン(vaṃ)、胎蔵曼荼羅ではアーク(āḥ)またはア(a)。大毘盧遮那成仏神変加持経(大日経)の教主であり、大日経の説く胎蔵曼荼羅中台八葉院九尊の主である。また金剛頂経の説く金剛界曼荼羅五智如来の中心。空海の開いた真言宗において、究極的には修行者自身と一体化すべきものとして最も重要な仏陀である。不動明王は、密教の根本尊である大日如来の化身、あるいはその内証(内心の決意)を表現したものであると見なされている。後期密教を大幅に取り入れたチベット仏教でも、大日如来は金剛界五仏(五智如来)の中心として尊崇される。チベット仏教では、宝飾品を身に纏わずに通常の如来の姿で表現されたり、あるいは多面仏として描かれることもある。像形は、宝冠をはじめ瓔珞などの豪華な装身具を身に着けた、菩薩のような姿の坐像として表現される。これは古代インドの王族の姿を模したものである。一般に如来は装身具を一切身に着けない薄衣の姿で表現されるが、大日如来は宇宙そのもの存在を装身具の如く身にまとった者として、特に王者の姿で表されるのである。印相は、金剛界大日如来は智拳印を、胎蔵界大日如来は法界定印を結ぶ。大日経などの密教経典に由来し、真実の言葉、仏の言葉という意味。金剛界:Oṃ vajra-dhātu vaṃ、オン バザラダド バン
胎蔵界:ओं अ वि र हूं खां、Oṃ a vi ra hūṃ khāṃ、オン ア ビ ラ ウン ケン
三昧耶会:オンバザラトビシュバキリバジリニウン大日如来をインド神話のアスラ神族の王ヴィローチャナに求める学説がある。この名が華厳経の教主の毘盧遮那仏(ヴァイローチャナ)と類似することから、毘盧遮那仏から発展した大日如来とも同一視するというものである。この説は、チャーンドギヤ・ウパニシャッドの説話を根拠としているようである。また、インドの叙事詩『マハーバーラタ』においては、ヴィローチャナとは単に太陽神のことを指す場合があり、この時代になると特定のアスラ王の固有名詞以外の意味を持つようになっていた。さらに、太陽神としてのヴィシュヌやスーリヤもこの異名を持っている。しかし、マハーバーラタの太陽神ヴィローチャナと、アスラ王のヴィローチャナは基本的には別個の存在である。そもそも、大日如来については、もともとどこから発生したのか、不明な点が多く、今後の研究を待たれるところである。この説はデーヴァ=ダエーワと対立するアフラ・マズダー対立構造を根拠としている。また時に、アスラ王の一人であるヴィローチャナ(ヴァイローチャナ)と関連付けられることもある。他には、智の属性、火を信奉することを根拠としている。ただ、古典的な説では、アフラ・マズダーの原型は、アスラの祖ともいえるヴァルナといわれ(属性的な繋がりは希薄であるが)、ゾロアスター教と密教の教義そのものは大きな隔たりがある。

出典:wikipedia

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