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パックランド

『パックランド』("PAC-LAND")は1984年8月にナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が稼動を開始したアーケードゲーム。それまでドットイートゲームとして開発されてきた『パックマン』シリーズとは異なり、純粋な横スクロールアクションゲームとして開発された。迷子になった妖精をフェアリーの国まで連れて行き、無事に送り届けることが目的である。キャッチフレーズの「不思議なことが当たり前」のとおり、進行と共に様々に変化する冒険心を感じさせる色彩豊かなステージや、パックマンのちょっとした行動に連動させた非常に多くの隠しフィーチャーを盛り込んでいるという点が特徴的である。また、同社の名前を捩ったボーナス得点「7,650点」(ナムコ=765の意味)を作中で多用し、印象付けている点も特徴のひとつである。プレイヤーは主人公「パックマン」を操作し、邪魔をしてくるモンスターたちをかわしながら制限時間以内にラウンドをクリアしていく。ただし、制限時間を過ぎてもミスとならずにモンスターである「スー」が高速で追いかけて来るようになり、同時に「ヘルメット」や「魔法の靴」など、パックマンが持っているアイテムをすべて失うというペナルティが課される。従来の『パックマン』シリーズと同じく、『パックランド』においても「パワーエサ」が用意されている。通常はモンスターをやり過ごすしか手段はないが、このパワーエサを取ることで一定時間モンスターを撃退できるようになる。パワーエサを取ったパックマンにモンスターは怯えて青くなり、パックマンから逃げていく「イジケモンスター」と化す。パックマンはこれらイジケモンスターを撃退することでゲームを有利に進めていくことができる。また、パワーエサの効果としてジャンプ力が飛躍的に上がり、高い場所にいるモンスターも撃退することができる。操作は右移動ボタン、左移動ボタンおよびジャンプボタンという3つのボタンを用いる。パックマンを移動させるには移動ボタンを連打する必要があり、移動ボタンをすばやく連打することに比例してパックマンの移動スピードも上がるようになっている。また、移動ボタンを押したままにすることでその移動スピードが保たれる。ジャンプボタンを押すとジャンプを行うことができ、障害物やモンスターを飛び越えたり、やり過ごしたりすることができる。ジャンプの高さはパックマンの移動スピードが速いほど高くなり、高い障害物を飛び越える場合には十分な助走を必要とする。また、パックマンは障害物やモンスターの頭上、背景の建物の屋上などに乗ることができ、そのような特性を利用してラウンドを攻略していくことが可能となっている。右にジャンプした直後でも、左移動ボタンを連打することである程度ジャンプ軌道も制御できる。足場が狭い場所での移動やモンスターの攻撃が激しい場所でのフェイントにも使え、たった3つのボタンで織りなす微妙な操作感がこのゲームの肝である。なお、ファミコン版の操作法は多くのファミコンのアクションゲームと異なる。Iコントローラーを用いると、Aボタンはパックマンが右に移動、Bボタンはパックマンが左に移動、ABボタンを連打するとその方向にダッシュ、十字ボタンの任意の方向を押すとジャンプするのが特徴。ただし、IIコントローラーを用いると、十字ボタンの左右でパックマンがその方向に移動し、ABボタンでジャンプする。パックマンが以下のような状態になったときミスとなり、パックマンを1人失う。すべてのパックマンを失うとゲームオーバーとなる。パックランドはパックマンの自宅からフェアリーの国までの往路とフェアリーの国からパックマンの自宅までの復路という形で構成され、1回往復するまでを1つのトリップと呼ぶ。トリップは4ラウンドから構成され、最初の3ラウンドで迷子の妖精をフェアリーの国まで送り届けに行き、残りの1ラウンドで自宅まで戻るということを繰り返す。トリップは全部で8つあり、トリップ9以降からはトリップ5のマップに戻って以後ループとなる。ただし、トリップ9以降は制限時間が短くなる。通常はトリップ1からゲームが開始されるが、設定によってはゲーム開始時にトリップの選択を行うことができるようになっており、そのトリップをクリアするとボーナス得点が加算される。加算されるボーナス得点を以下にまとめる。また、プログラム上の仕様でトリップ100を超えると再度ボーナス得点が加算される。例えばトリップ5から開始した場合はトリップ5をクリアした場合に40万点が加算されるが、トリップ105、トリップ205をクリアした場合にも同じく40万点加算される。ラウンドの途中に設置されており、パックマンがこれを食べるとモンスターはイジケモンスターとなり、パックマンが食べて撃退することができる。イジケモンスターを連続して食べると得点は200、400、800、1,600、3,200、7,650点と高くなり、以降連続して食べたモンスターは7,650点となる。パワーエサの効果は一定時間のみ働き、効果が切れそうになるとイジケモンスターが白く点滅を始め、さらに時間が経過すると普段の色のモンスターに戻って画面外へ向かって去っていき、再びパックマンに攻撃を仕掛けてくる。通常は乗り物に乗っているモンスターもこの時だけ乗り物には乗らない状態となる。なお、パワーエサの効果がある最中はパックマンのジャンプ力が距離、高度ともに上がる。無事に迷子の妖精をフェアリーの国まで送り届けるとフェアリーの女王から「魔法の靴」を授けられる。この魔法の靴を履くとパックマンは空中でもジャンプすることが可能となり、連続してジャンプすることで上空まで飛んでいくことが可能となる。但し、タイムアウトになると効果がなくなる。ラウンドの途中でフルーツが出現することがある。特定の障害物にパックマンが乗ることで出現するものもある。同一ラウンド内で4個食べると高得点となる。また、特定のラウンドでは空中を漂ってくるフルーツがあり、パックマンがこれを食べることで複数のフルーツが出現するようなものもある。一度に画面に登場できるのは4つまでで、フルーツを食べた時の点数表示もこれに含まれるため、フルーツの出現箇所が密集している館のラウンドでは出るはずの場所に出ないこともある。なお、フルーツは出現してから一定時間を過ぎると消滅してしまう。フルーツの配点は上表のように種類ごとに決められているが、トリップ8(29~32面)に出現するアップルだけ特別に点数が高くメロンと同じ配点となっている。消火栓、サボテン、切り株など、そのラウンドに見合った障害物が設置されているが、トリップ8では一切無い。時折2段に重なったりして助走をつけないと呼び越せないような高さで設置されていることがある。パックマンは障害物の上に乗ることも可能。消火栓の中には水鉄砲を噴き出してくるものがある。パックマンは水鉄砲に押されると勝手に走らされてしまうのでジャンプで抜け出したり、当たらないようにやり過ごす必要がある。ただし水鉄砲に押されている時はパックマンの自走速度よりも速くなり通常よりも高いジャンプができるため利用できることもある。また、消火栓の上に立ち止まった時に真上に発射される水鉄砲は乗ることができ、高い建物の屋根を伝っていきたいときに利用することもできる。ラウンド9、17、25に蟻地獄がある。すり鉢状となった蟻地獄に近づくと引きずり込まれ、抵抗しないと沈みきってミスとなる。中心にはガイコツが設置され、プレイヤーが見分ける目印となっているためジャンプして蟻地獄自体を飛び越えてやり過ごす。蟻地獄に引きずり込まれた場合はガイコツとは反対の方向へ走って抜け出すことができるが、ボタンを連打する必要がある。ラウンド17、25では複数のガイコツが置かれているためその数だけ蟻地獄があるように思えるが実際にはどのラウンドでも最後の1個だけが本物で、それ以外は全てダミーである。大きな池を飛び越える際に利用する。ラウンド25の蟻地獄地帯にも設置されているがこれは罠である。助走をつけてジャンプ台の右端で踏み切るほど速く遠く跳ぶことが出来る。ジャンプ台で踏み切った後、進行方向の移動ボタンを連打するほど落下速度が弱まって飛距離を延ばせる。反対に進行方向とは逆の移動ボタンを連打したり、移動ボタンを連打しなかった場合は通常のジャンプと同じ速度で落下をし、遠くまで跳ぶことができなくなる。壊れた橋が連なるラウンドで画面下方から吹き上げてきてパックマンの行く手を遮る。接触すると水に引き込まれてミスとなる。水柱も真上には乗ることが可能で、地形を突き抜けて画面上方まで逃げる手段として利用できる。館のラウンド(14、19、30)で出現する。鍵を持っていなければ開けられない。鍵は同ラウンドのどこかに置かれていて、1つにつき扉を1回だけ開けることが出来る。雲は崖を渡っていくラウンド11、18、22、26やジャンプ台の用意されていない池(ラウンド29)で登場する。特定の場所で上下運動を繰り返しており、足場として利用できる。雲にのるとフルーツが出ることもあるが、崖のラウンドでは基本的に雲を使わなくてもクリアは可能なため深追いは禁物。高度が高い時にジャンプすることで距離を稼げる。丸太は丸木橋のように繋がっているものから、複数個が連なって土台となっているものまで複数ある。高次ラウンドになると切り株より少し広いくらいの幅になり乗ること自体が難しくなるように設置されている。まったく動かないものから、雲のように上下に移動しているもの、丸太自体が回転しており、ベルトコンベアーのようにパックマンを特定の進行方向へ向かわせようとするものなどがある。各ラウンドには設置されている障害物をパックマンが進行する方向と反対に押すことで出現するフィーチャーが用意されている。これら隠しフィーチャーの出現位置はラウンドごとに候補となる場所がいくつか決まっている。どこで出現するかはラウンドスタート時のスコアの10点の桁によって決まるが、ラウンドとスコアの組み合わせによっては出ない場合もある。また、最初からフィーチャーが用意されていないラウンドやトリップもある。本作ではただの半円形でなく、擬人化されたアニメ調のキャラクター(残数表示はこれ以前のパックマンシリーズと同様半円形)となっている。パックマンシリーズと同じくパワーエサを食べることでモンスターをイジケさせて撃退することができる。家族のミズ・パックマンとパック・ベビーがおり、復路ラウンドでは家の前で出迎えてくれる。新しい女性モンスター「スー」を加えた5匹がパックマンの旅の邪魔をする。モンスターたちには性格づけがなされており、その性格に従った行動を取る。また、スーを除くモンスターは常時乗り物に乗っており、特に飛行機に乗っている場合には、ひと回り小さい「小モンスター」を落としてくることがある。パックマンはモンスターの頭へ乗ることができるようになっており、逃げる際に踏み台として利用することができる。また、モンスターの頭に乗らないとクリアできないラウンドも用意されている。モンスターには個別に得意な攻撃方法があるため、それらを見極めながら進むことが肝要である。特に27面などは画面が真っ暗でパックマンの目の前の僅かな視界とモンスターの目しか見えないため、目つきからモンスターを判別して攻撃を予想しながら進まなければならないこともある。スーを除くモンスターは常時乗り物に乗ってパックマンを攻撃してくる。乗り物によって攻撃スタイルが異なり、多彩な攻撃方法でパックマンを苦しめる。車とバスはパックマンに向かってまっすぐ走ってくる。車は移動スピードが速く、バスは遅い。クライドが車・バスに乗っている場合のみ、パックマンに向けて方向転換をしてくる。ファミコン版には登場しない。車はパックマンの身長よりも少し低い高さで飛び越えるのは楽だが、不規則に連なってくるとジャンプの着地点を調整することが難しく、方向転換してきたクライドと挟まれるようなこともある。バスは2階建てになっておりパックマンの身長よりもかなり高いため、助走をつけないと飛び越えることができない。ぎりぎりまで引きつけて垂直ジャンプすることで1階と2階の仕切り部分に乗ることができ、この状態からさらに垂直ジャンプすることで屋根の上に乗ることもできる。バスの2階部分に乗っている2匹の小モンスターはパワーエサを取ったときには2匹のイジケモンスターとなる。またインキーの乗っている青いバスは非常に綺麗な青い色をしており、画面上に出てくることは非常にまれであるため「幸せの青いバス」とも呼ばれている。飛行機はまっすぐに飛行し、方向転換することはない。乗っているモンスターの目玉が動いているときは小モンスターを落下させてくる。目が動いていない場合は小モンスターを落としてこないかわりにパックマンに近づくと少し降下してくる。この降下は威嚇行動であるのでこちらからジャンプしなければ当たることはない。しかし、インキーだけは例外で、実際にパックマンに特攻をしかけてくる。UFOはサインカーブのような軌跡を描き波状に飛ぶ。モンスターごとに波の周期が異なるため、複数のモンスターのUFOにより挟み撃ちを食うことがある。小モンスターを落とす飛行機やホッピングとの混合攻撃も多く、飛行コースを見切ってくぐり抜けるかジャンプで飛び越す、頭に乗るなどの対処を迫られる。ホッピングは上下左右に跳ねる。ピンキーやブリンキーが乗っているホッピングは移動後に必ず、小さく真上に跳ねてフェイントをかけてくる。うっかり下をくぐり抜けようとするとやられてしまいがちなので注意。UFOとの混合攻撃が非常に厳しい。パックマンの目的はこの迷子になった妖精を送り届けることである。普段はパックマンのかぶっている帽子の中に隠れている。 日本国内では他にもPCエンジン、プレイステーション(『ナムコミュージアム Vol.4』に収録)など家庭用ゲーム機、X68000などパソコンへも移植されている(X68000版は専用3ボタンジョイパッドが付属)。近年ではアメリカのアニメ版とのBGM版権上の問題から、1996年発売のPlayStation版『ナムコミュージアムVol.4』を最後に忠実な移植作品が途絶えてしまっていたが、2012年にiOS用ソフト『NAMCO ARCADE』のラインナップのひとつとして追加された。また海外においては、Commodore 64、ZX Spectrum、MSX、Amstrad CPC、Atari ST、Amiga、Atari Lynxなどへ移植が行われた。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では7・7・8・8で合計30点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得、「マル勝PCエンジン」では7・7・9・10の合計33点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.66点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で192位(485本中、1993年時点)となっている。

出典:wikipedia

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