『狂乱家族日記』(きょうらんかぞくにっき)は、日日日/著、x6suke/イラストの日本のライトノベル。また、これを原作とする漫画、アニメ作品である。ファミ通文庫(エンターブレイン)より2005年6月から刊行された。第6回えんため大賞(佳作)受賞作。2008年4月より10月まで、テレビアニメが放送された。架空の国家を舞台に巻き起こる数々の騒動と、それぞれコンプレックスを抱えたキャラクター達の成長と家族愛を描いたファンタジー。超常現象対策局の任務として人間や動物、生物兵器などの様々な存在が家族になるという所から始まる物語。「狂乱家族」とも呼ばれる彼らの母である凶華を中心に様々なトラブルを「宴」と称して騒々しく解決する、というのが基本的な筋立てである。章の始めには家族の交換日記である「狂乱家族日記」から抜粋された文章が書かれている。これが後の展開や家族の心情、事件の裏側などスピンオフ的な役割を果たしていたりする。日記を書いた本人以外の家族のコメントも書き込まれる。また、「狂乱家族日記」以外からの抜粋も時によって行われる。なお帝架は文字が書けないので凰火が口述筆記を行っている。月香の当番の日は凰火の月香観察日記となっていたが、途中から字を書けることが分かったため、月香が自分で書くようになっている。ライトノベルとしては珍しく、原作小説冒頭のカラーページには、毎回短編漫画が連載される。1000年前に現れた破壊の化身「閻禍」(えんか)は、「1000年後に自分の«子供»が世界に絶望をもたらす」という不吉な言葉を残し滅びていった。それから1000年後、DNA鑑定の結果「閻禍の子供」の可能性のある人間・生物が複数発見された。そのどれが「閻禍の子供」であるかを確かめるため、ある作戦が決行されることになった。それは、「閻禍の子供」の可能性のある者を家族として共同生活させ、どれが子供かを確かめるという通称「なごやか家族作戦」。対策局対策一課行動部隊長である乱崎凰火は、この任務を遂行するため「父親」として強制参加させられる。家族生活の中で、さまざまな(主に家族によって発生する)問題が襲い掛かるが、家族は力を合わせて乗り越えてゆく。声はドラマCD版、TVアニメ版共通の声優。この世界とは異なる世界の住人。精神のみで肉体を持たない為、現実世界では何かの物体或いは生物に憑依しなければ行動ができない。その際に動物のような耳、尾が生える。しかし、平塚雷蝶の例を見ても分かるように、隠して普通の人間のように振舞うことが可能。ただし、体力を消耗するので、ほとんど誰もしない。月ノ輪以外は月香の地球衝突に巻き込まれて一旦死亡し、直後に再構築されて復活した。その副作用により不老となったが、不死ではなく病なども治っていない。※ 「拾壱さつめ」と「拾弐さつめ」の間(4月末 - 7月中旬)に起こったエピソード。以下は詳しい時期が不明のエピソード。2008年4月より9月末もしくは10月までUHFアニメの形態で放映された。ファミ通文庫10周年プロジェクトの第1弾。※バンダイチャンネル配信分のエンディングテーマは、26話をのぞいて凶華の曲が使用されている。※「原作」については、その回のベースになっている話、もしくは同一サブタイトルの話が掲載されている巻数を示した。
出典:wikipedia
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