大阪府立泉大津高等学校(おおさかふりつ いずみおおつこうとうがっこう)は、大阪府泉大津市にある公立高等学校。1941年に大阪府立としては15番目となる高等女学校として設立された。1942年には学校所在地の泉北郡大津町が市制を施行して泉大津市になったが、学校が「泉大津」に改称したのはこの時ではなく1950年で、野球部が全国高等学校野球選手権大会に出場した際に「泉大津」の名称を使用したことがきっかけとなった。希望者を対象に、ベトナムやカンボジアでの海外ボランティア活動を実施している。ホームステイや現地の高校との交流、孤児院へのボールペン寄付、日本語学校での講師体験などを行う。校内には「考古資料室」が設置され、地歴部の生徒らが発掘した古代の遺物などが収蔵されている。また情報の選択科目では生徒が考古資料室の収蔵品を整理してデータベース化し、ウェブ上で公開するなどの取り組みもおこなっている。大阪府立弥生文化博物館と連携した博学連携の取り組みも行われている。2012年に情報活用専門コースを設置。2013年にはビジネス情報コースへ改名し、進路実現のための資格習得・活用を図っている。1941年2月に設立が認可され、泉北郡大津町大字豊中の現在地に設立された。当初は大阪府立第十五高等女学校の名称での認可であったが、開校直前に大阪府立大津高等女学校へ改称している。1948年の学制改革で大阪府立大津高等学校となり、大阪府立鳳高等学校(旧制大阪府立鳳中学校)との間で教員・生徒の交流をおこなって男女共学となった。一時期定時制課程を設置していたことがあったが、短期間で廃止されている。1950年に大阪府立泉大津高等学校へ改称した。野球部は1950年に第32回全国高等学校野球選手権大会に出場した。地歴部は1948年創立。1950年代から1960年代にかけて池上・曽根遺跡や陶邑古窯跡群の発掘に携わるなど大阪府南部の遺跡調査で実績をあげ、マスコミでもたびたび取り上げられるなどした。2009年には「3年生が卒業すると部員がいなくなり、廃部の危機」と報じられたが、2010年度に新入生が入部して廃部は免れた。
出典:wikipedia
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