Jドリーム(ジェイドリーム)は、塀内夏子のサッカー漫画。1993年から1999年にかけて『週刊少年マガジン』誌上で連載されていた。実在するJリーグの世界を舞台にし、後に日本代表としてワールドカップ予選に参加し、世界へ挑む作品である。必殺技や現実離れした超人的な描写は劇中に登場せず、無印編ではJリーグ発足時のベテランの葛藤、プロとしての誇り、苦悩などの内省的な側面が多く描かれている。また重要な試合も含め相手チームに主要キャラ選手を作らない事も多く、他のサッカー漫画に比べて、敵チームとの対戦そのものよりもチーム内でのポジション争いや、苦悩しながらも弱みを克服していくなど、対外よりも内面での戦いを中心に描かれている。シリーズとしては大きく3つに分かれており、単行本もそれぞれのシリーズ毎に分かれた形で発売されている。Jリーグ開幕を翌年に控えた1992年。ソウルオリンピック予選など日本サッカー不遇の時代を経験してきた元日本代表MF本橋譲二は年齢による衰えと古傷の痛みに悩まされ、プロ化という自分の足に値段がつけられるという事実に戸惑いを感じていた。ある日、一人の少年に賭けサッカーを持ちかけられる。その少年こそ後に日本代表を世界へと導く鷹となる赤星鷹だった。そしてその年はアメリカW杯予選の年でもあり、史上最年少の16歳で代表に選出された鷹は、卓越したテクニックと存在感で、次第にチームの中心選手となっていく。アマチュアからプロという過渡期にあって、不遇の時代を経験してきたベテランたちの意地と誇り、そしてJリーグから世界を見据える鷹ら若手選手達の葛藤がそれぞれぶつかり合う中、ついに開幕したアメリカW杯予選、日本代表は苦戦しながらも予選を勝ち抜いていくが・・・・。前半は主にJリーグの浦和レッズを舞台としていたが、後半はアメリカW杯に向けたアジア予選に出場するサッカー日本代表が舞台となった。少年マガジンコミックス全14巻ドーハの悲劇と呼ばれる試合の後、姿を消していた鷹だったが、スペインのサクラダ・ファミリアでとび職として働いていたところを偶然、観光客に発見され半ば強引に、イタリアで行なわれるFIFAワールドユース選手権に出場するU-20日本代表にキャプテンとして加えられる鷹。そのため苦しいアジア予選を戦い抜いた既存のメンバーからの反発にさらされるが、試合を重ねて行く中で心を通わせていく。また、ユース代表の若い面々が各々に様々な悩みや事情を抱えており、大会を戦う中で助け合いそれを乗り越えて成長していく。ユース代表と言うカテゴリーで若い選手の集団ということもあり、シリーズの中で最も青春物の色が強い。本編であるWユース大会の物語は第9巻で完結しており、その後スペインに渡った鷹を中居と浜本が訪ねる番外編と、実在の選手松永成立の半生やドーハでの物語を漫画化した読みきりを収録したものを、第10巻として発行している。少年マガジンコミックス全10巻いよいよ始まるフランスW杯アジア予選。前回あと1歩のところで涙を飲んだドーハ組のベテラン、年代別とはいえ世界を制したワールドユース組、そして新たに加わった新戦力。厳しい最終予選の中で、レギュラー争い怪我人やスランプ、思わぬアクシデントが次々と続出しながらも、日本がW杯初出場を掴むまでの姿が描かれる。作中では特に、ベテランの精神力がチームを助けながらも若手選手に世代交代をしていく物語が、ベテラン側、若手側それぞれの心情とともに感動的に描かれている。少年マガジンコミックス全8巻
出典:wikipedia
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