Lily Chou-Chou(リリイ シュシュ)は、映画内の架空のシンガーソングライター、および日本の実在する音楽ユニットの名前。いずれも、映画『リリイ・シュシュのすべて』と連動した存在である。なお、「リリイ・シュシュ」と言う名前は、ドビュッシーの最初の妻 (Rosalie Texier) の愛称である'Lily'と、2番目の妻との間に出来た娘 (Claude-Emma) の愛称'Chou-Chou'から付けられている。2001年公開の映画『リリイ・シュシュのすべて』に象徴的存在として出てくる、シンガーソングライターの名前。映画内の役であり、シンガーソングライターとしては架空の存在である。従って以下のプロフィール・ディスコグラフィーも映画設定上の架空のものである。役は実在する歌手のSalyuが務めるが、映画内のプロモーションビデオ等に肖像として現れるにとどまり、映画内への直接の出演はない。また、映画内で流れる曲は、実在する音楽ユニット"Lily Chou-Chou"(後述)の曲である。1980年12月8日生。本名・鈴木 圭子(すずき けいこ)。バンド「ブラッドベリ・オーケストラ」、「フィリア」のボーカルを経てリリイ・シュシュとしてソロデビュー。発売元はすべてMASH MUSIC ENTERTAINMENT(架空のレコードレーベル)。日本の音楽ユニットおよび音楽作品としては実在する。1998年、Sony MusicのSDオーディション(ZONE LABELオーディション)を受け、また同社の歌手養成機関で音楽のスキルを磨いていたSalyu、そこでSalyuを射止めた音楽プロデューサーの小林武史、映画監督であり作家の岩井俊二のスリーピースユニット。Salyuはボーカル、小林はプロデュース・楽曲制作、岩井はプロモーションビデオ制作・楽曲制作を、それぞれ担当する。岩井が映画『リリイ・シュシュのすべて』の企画段階で現実世界と映画世界との融合を狙っていたことから、それに合わせて結成される。なお、このプロジェクト以前にも小林武史と岩井俊二は既に1995年から映画『スワロウテイル』(1996年公開)でのYEN TOWN BAND(CHARA)で、映画の作品世界と連動した音楽プロジェクトを手掛けている。2000年4月19日、シングル『グライド』で、Sony Music Associated Records内レーベル・ZONE LABELよりデビュー。インターネット上で配信される岩井作の小説『リリイ・シュシュのすべて』と連動した形でアーティスト活動を行う。2000年には数回、小規模なライブを行っている。2001年、東芝EMI内レーベル・UNLIMITED RECORDSに移籍。映画『リリイ・シュシュのすべて』が公開される。映画内で使用された楽曲は、1stアルバム『呼吸』に収録されている。映画公開終了とともにプロジェクトも終了、個々それぞれの活動を再開する。解散後の活動はメンバーそれぞれの項を参照のこと。2003年、映画『KILL BILL』に、アルバム『呼吸』から「回復する傷」が劇中曲として使用される。これは同映画の監督であるクエンティン・タランティーノが歌声に惚れ込んだことにより起用が実現したものである。なお、2009年に小林武史と大沢伸一が関わるプロジェクトユニットとしてBradberry Orchestraがスタートしているが、公式にはLily Chou-Chou関連プロジェクトとの関係はない。2010年11月5日のSalyuのツアー札幌公演終了後、突如、Lily Chou-Chouとしての新曲発表と活動再開が告知された。Lily Chou-Chou公式サイトが開設され、公式のYoutubeのチャンネルやTwitterアカウント、Facebookアカウントも開設された(外部リンク参照)。発表と同じくして、Salyuの公式ホームページ()のトップページもジャックされているのが確認されている。活動再開時のユニット構成は、小林武史がプロデュース、楽曲制作、キーボード、名越由貴夫がギター、Salyuがボーカルを担当。岩井俊二の名前は発表されていない。2010年12月8日に「エーテル」を配信限定リリース、同年12月15日に中野サンプラザホールでライブ公演(Lily Chou-Chou Live“エーテル)を行った。
出典:wikipedia
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