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JR東日本E26系客車

E26系客車(E26けいきゃくしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が1999年(平成11年)に製作した寝台客車である。本項では、24系客車から改造編入された電源車カヤ27形についても記述する。1988年(昭和63年)に運転を開始した「北斗星」をはじめとする首都圏 - 北海道連絡の寝台特急について、設備を一新した新系列の客車群として投入された。JRグループが新造した初の新系列客車であり、日本の客車車両としては、本格的にステンレス車体を採用した唯一の系列である。JR東日本の特急型車両で、ステンレス車体を使用しているのは本形式のみである。1989年(平成元年)に製作した24系客車「夢空間」の使用経験も参考にし、すべての客室を2人用A寝台個室で構成し、高水準の接客設備をもつ寝台列車として開発された。1編成(12両)が製作され、1999年(平成11年)7月16日に上野 - 札幌間の寝台特急「カシオペア」の愛称で営業運転を開始した。以降、北海道 - 本州連絡系統を代表する列車として運用されていたが、北海道新幹線開業に伴う青函トンネルの架線昇圧により、2016年3月21日(上野着)を最後に上野 - 札幌間の寝台特急としての運用を終了した"(一旦は廃止扱い)"。「カシオペア」の運行終了後は北海道方面への団体ツアー列車として運用される予定と発表があり、同年6月4日の「カシオペアクルーズ」から運行を開始し、6月11日からは「カシオペア紀行」としても運行されている。それに先立ち、2016年3月24日に青函トンネルの含んだ新幹線共用走行区間における新幹線用の信号保安設備対応工事でカハフE26-1、スロフE27-1、スロネフE26-1の3両が大宮総合車両センターへの配給輸送がなされ、そのうち、同年4月6日にスロフE27-1、スロネフE26-1の2両が大宮総合車両センターから尾久車両センターに配給輸送で戻っている。2000年(平成12年)度第43回鉄道友の会ブルーリボン賞受賞。※ここでは各形式に共通の仕様を記述する。個別に異なる部分は後節を参照されたい。各設備の配置については、上野駅から札幌駅に向かう進行方向右側を「海側」、進行方向左側を「山側」と記述する。車体はステンレス製軽量車体で、編成端となる展望室部のみ普通鋼製である。ラウンジカー(電源車)を除いてボギー台車間をバスタブ式に床面を落とし込んだ2階建て構造としている。車内の配置は海側に個室を設け、通路は山側となる。通路部分は平屋部分と同レベルとされ、各個室は通路から直接小階段で連絡する。側窓は海側が各階の客室に窓を配した上下2段の配置で、通路となる山側は通常の1段配置である。側扉は車端部1箇所に片開式の引戸を設け、扉窓は楕円形である。内装は木目調のパネルを多用し、建築技術の技法を採り入れて品質の確保とコストの最適化を図っている。外部塗色はステンレス地肌の無塗装、展望室部分はシルバーメタリックとされ、車体中位の客室窓と同一の高さに上から青・紫・赤・橙・黄の5本帯を配する。編成両端のスロネフE26形、カハフE26形の車体側面には、列車名の"CASSIOPEIA"をデザインしたロゴマークを付す。スロネフE26形・カハフE26形の展望室上部中央には庇状の意匠を設け、標識灯などの灯火類を収める。正面中央の愛称表示器・編成各車の側面行先表示器はともにLED式である。客室設備は全車が2人用A寝台の個室とされ、一部の個室は予備寝台(エキストラベッド)を使用して3名で使用できる。A寝台車のスロネフE26形・スロネE26形は中央部の個室を重層方式(メゾネットタイプ)とし、1階部分はツインベッドの寝室、2階部分はソファと化粧室を設けたリビングを配する。2階のソファは寝台に転換でき、3名での利用が可能である。スロネE27形は2デッキ構造で、階上・階下は別個に独立した個室である。2組の寝台は線路方向と枕木方向のL形配置で、窓際の寝台は収納して座席と兼用するソファーベッドである。車端部の平屋室は壁面収納式の予備ベッドを備え、3名での利用が可能である。各室には各種放送やビデオなどを視聴できるAVシステムを設ける。トイレ・洗面所は各室にユニット式のものを設け、一部個室では各室にシャワールームを併設する。ブレーキは電気指令式を常用として装備し、複数の牽引機関車に対応するためのブレーキ指令読替装置をもつ。従来のCL方式(応荷重式自動空気ブレーキ)も併設し、予備電源車カヤ27形を連結する際に使用する。台車は軸梁式の軽量ボルスタレス台車TR250形・TR251形で、枕バネは空気バネを用い、ヨーダンパを装備する。基礎ブレーキ装置は踏面ブレーキとディスクブレーキを併用する。滑走検知機能を併設し、車輪のフラット発生を抑え乗り心地の確保を図る。車両間の連結器は中間車が電車と同様の密着連結器で、編成端部のみ密着式自動連結器を装備、衝撃緩和のためゴム式のダブルアクション形緩衝器を併設する。本系列は集中電源方式であり、サービス電源はカハフE26形の床下に設けた発電設備から編成全体に供給される。固定編成客車で初めて車両情報装置(モニタ装置)を装備し、サービス機器操作や列車状態確認などを車掌室で集中管理できる。尾久車両センター - 上野間の推進回送に対処するため、スロネフE26形・カハフE26形の展望室部には前照灯・ワイパーなど前方監視設備のほか、推進運転用の諸設備を設ける。スロネフE26形・カハフE26形の展望室部には非常口が設けられている。非常口扉は車内外より開錠可能であるが、車外側の開錠装置蓋は通常は施錠されている。改造車を除き、各形式とも1999年(平成11年)の製作である。※寝台特急「カシオペア」の運行概況・設備の詳細など営業に関する内容については当列車の項を参照されたい。12両編成1本および予備電源車を尾久車両センターに配置し、寝台特急「カシオペア」(上野 - 札幌間)として以下の編成で使用されていた。1編成で運用する都合上、車両の検査時は列車を運休とする。

出典:wikipedia

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