鯖読み(さばよみ、サバ読み)とは、年齢や体のサイズ(身長・体重・3サイズ)などをごまかす事。慣用句の「鯖を読む」を名詞化したものである。ただし、年齢や体重など少ない方が良いと考える事が多いものについては逆に小さく言う事が鯖読み、大きく言う事が逆鯖となる。鯖は大量に捕れるが鮮度の低下も早い。現在のような冷凍技術を持ちえなかった昔の漁師や魚屋は、時間を惜しんで鯖の数量を目分量でざっと計測して、傷む前に急いで売りさばいた、という逸話から、「自称でしかないいい加減な数値」という意味合いへ変化したとの説がある。また、日本海でとれた鯖を福井県小浜市から滋賀県を通って京都へ運ぶ「鯖街道」と呼ばれる道がある。水揚げ後、塩をして、急いで運ぶと京についた頃に食べ頃になる。このことから日にちを少なく言うことを「鯖を読む」と言うようになったという説がある。他にも、鯖は傷むのが早いので、この街道を運ぶ際に傷んでしまう分をあらかじめ余分に荷造りしたことから「鯖を読む」と言うようになったとする説もある。異説として、語源は鯖ではなく禅宗寺院などで行われる「生飯(さば)」作法であるとするものが有名である。食事の時、僧侶は餓鬼に布施するために自分の飯椀の中から5粒程の飯粒をより分ける。この作法を「生飯をよる」と呼び、転じて「鯖を読む」になったとする。
出典:wikipedia
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