『ガラスの艦隊』(ガラスのかんたい)は、朝日放送(ABC)製作のテレビアニメ。ABCテレビ・テレビ朝日で2006年4月から同年9月まで放送された。製作主幹局であるABCにとっては、開局55年にして初の自社製作深夜アニメであり、日曜朝8時30分枠以外では『怪盗セイント・テール』以来11年ぶりに自社で製作を担当したアニメとなった。そして、初のハイビジョン品質(1125i・16:9ビスタサイズ)で制作されたアニメでもある。遙かな未来。人類は大多数の者が信仰する宗教、十字星教の教義に従い惑星から離れ、コロニー化した宇宙戦艦を領土と見なして閉塞された宇宙空間を征く、中世ヨーロッパ風の貴族主義が横行する戦乱の時代を生きていた。その世界に於いて近年、勢力を拡大し、旧勢力たる貴族連合を討ち倒した貴族ヴェッティは自らを神聖帝国初代皇帝(神聖皇帝)と名乗り、新たな統一国家である神聖帝国を樹立する。そして更なる支配を求め、人民に圧制を強いた。この事態を憂いた若き斜陽貴族の当主ミシェルは人民解放を掲げて人民軍を結成。然し圧倒的な戦力を誇る神聖皇帝軍の前には歯が立たず、遂に追撃艦隊の前に敗北を迎えようとしていた。その時、一陣の旋風の如く、光り輝く1隻の戦艦、ガラスの戦艦が追撃艦隊の旗艦を瞬く間に撃沈。予期せぬ救世主の出現に興奮するミシェルであったが、その戦艦から現れた乗組員達の粗暴な振る舞いと、艦長である青年・疾風(かぜ)のクレオの傲岸不遜な態度に、その気持ちは絶望へと変化する。彼らは所謂海賊行為を働くならず者達であったのだ。自らを「かつて貴族連合に滅ぼされた王家の唯一の生き残り」と説明したクレオは、この戦艦を使って天下を獲り再び王家を復興するのだ、と言い放ち、ミシェルに衝撃を与える。それと同時にミシェルはこの粗野な暴れ馬の如きクレオに、ヴェッティの圧政から人々を救いうる資質を感じ、彼に付いていこうと決意するのであった。騒乱絶えない銀河に、今、革命のルネッサンスが吹き荒れる。そして宇宙をも飲み込む巨大な力が銀河に浸食し始めていた。(※)は地上波未放映(アニマックスでテレビ初放映)。
出典:wikipedia
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