雷殿駅(らいでんえき)は、富山県にあった、立山黒部貫光無軌条電車線(立山トンネルトロリーバス)の駅(廃駅)。トンネル内に設けられた同線唯一の途中駅であった。登山客やタンボ沢下りのスキー客用だったが、肝心の登山道が崩壊したため、ながらく休止状態となっていた。そのまま営業が再開されることはなく、2013年度をもって正式に廃止された。駅の位置は室堂を出発し、すれ違い地点を過ぎると正面に日中光が差し込んでくるトンネル出口が見えるが、そのトンネル出口の手前で本線が左折する箇所である。。1996年のトロリーバス化の際に駅の新設と、駅近くへの変電所設置が計画に盛り込まれた。2016年現在、駅施設は撤去されているが駅出口などはそのまま残されている。室堂駅の改札口にあるアルペンルートの路線案内には当駅が記載されたままであり、トロリーバス車両の車内には雷殿駅利用客用の押ボタンが残されたままである。登山道が崩落する以前は、雷殿駅から立山の南東斜面をトラバースして東一ノ越へ至る登山道が利用できた。登山道は、何箇所かの雪渓を横切っていた。東一ノ越で、黒部ダムと室堂駅を結ぶ登山道に合流する。駅出入り口であるトンネル坑口は黒部平駅の展望台から目視可能である。
出典:wikipedia
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