セントレックス (Centrex) は、名古屋証券取引所が開設する新興企業向けの株式市場である。1999年(平成11年)10月に開設。東京証券取引所のマザーズ・ジャスダックなどとともに、新興企業の活動支援を担う。14社が上場している(2016年3月現在)。名称の由来は中部地方の「中部」から「セントラル」 (central) と、ラテン語の「王様」を意味するレックス (rex) の造語。東証マザーズや大証ヘラクレス、ジャスダックと比べ、上場基準が緩い(上場日の株式時価総額が5億円以上など)。上場基準が緩いため、ネット系証券会社が事業継続性や信用力に乏しい企業を上場させる例が見られ、審査に疑問を投げかける投資家も多い。特に、上場市場がセントレックス、主幹事がエイチ・エス証券、会計監査が中央青山監査法人(みすず監査法人に改名した後解散)の場合を三点セットなどと揶揄された。名証を含め地方市場を取り扱う証券会社が少ないために投資家の買いが入りにくい傾向にあり、投資家に人気の新規公開銘柄においても、初値が公開価格を割り込むことが多い。2008年1月25日、金融庁は名古屋証券取引所に対し、セントレックスへの上場審査に関して不備があったとして、業務改善命令を出したことを発表した。
出典:wikipedia
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