早乙女 乱馬(さおとめ らんま)は、高橋留美子の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『らんま1/2』に登場する人物。同作の主人公。アニメでの声優は山口勝平(男乱馬、少年時代の一部)と林原めぐみ(女らんま、少年時代)。実写版では賀来賢人(男乱馬)と夏菜(女らんま)が演じる。アニメでは男の状態を「乱馬」と漢字表記し、女の状態を「らんま」とひらがな表記している。風林館高校1年生。16歳。無差別格闘早乙女流二代目。元祖無差別格闘流の後継者候補。主に水色のチャイナ系の服を愛用し、黒髪の後ろ髪をおさげにして束ねているのが特徴の少年。幼い頃から父・玄馬に連れられて武者修行の旅をして各地を転々としており6歳の時に久遠寺右京と出会う。また、中国に渡る直前はあかね達が住む町の隣町に住んでいて、その頃に響良牙とライバル関係になった。中国に修行に行った際に呪泉郷の「娘溺泉」に落ちたことで、水をかぶると女になり、湯をかぶると男に戻る体質となった。中国から帰国後は、天道家に父子ともに居候になる。天道家の三女の天道あかねとは許婚。これは元々親同士が決めたものだが、後にお互いに惹かれ合い、最終的には相思相愛になる。お互いに素直でないため、あかねをいつも怒らせてばかりいるものの、守るべきときには必ずあかねを守っている。容姿は良く、明るく快活な性格から多くの女性に想いを寄せられるが、そのほとんどが腕っぷしと気が強い女性である。女の子の姿でも多くの男性に想いを寄せられているが、そのほとんどが変態の男性である。。格闘の腕前は一流の上、運動神経も常人離れしており、さらに相当な怪力を持つ。あかねの姉なびきが乱馬を有料で貸し出すと言った時には校内の運動部が引く手あまたであった。また、格闘新体操や格闘茶道では特殊な道具をすぐに使いこなすといった器用な一面も見せる。料理の腕前も、幼い頃は下手だったようで父親の玄馬にまずいと言われていたが、天道家居候後は抜群の包丁捌きを披露し、不器用なあかねよりもはるかに上手い。しかし、考えていることがすぐに言葉と表情に出てしまうため、ギャンブルや博打には滅法弱い。シャンプー登場後は、シャンプーの曾祖母であるコロンに鍛え上げられることが多く、スピードをつけさせるためにコロンから「火中天津甘栗拳」を叩き込まれ、八宝斎の策略により力を失った際、「飛竜昇天破」を教わり、以後必殺技として使用し派生技も編み出す。また、良牙が使う「獅子咆吼弾」からの派生技の「猛虎高飛車」などの技も使うなど、技の性質を見抜いて、工夫してアレンジして使うなど格闘センスの良さを見せることが多い。他にも、幼少時の修行が元で極度の猫恐怖症である(原因は玄馬の読み間違いによる修行。また、アニメ版では猫に触られると錯乱のあまり、『やっぱり猫が好き~!!』と叫ぶ)。猫への恐怖が頂点に達すると、自分を猫と思い込む「猫拳」を使う。猫拳使用時はコロンとも互角に戦えるほどの能力が引き出されるが、猫となりきっている乱馬には自覚症状がなく、記憶も残らない。早乙女流の師匠は父親である玄馬、元祖無差別格闘流の後継者としての師匠は八宝斎であるが、二名共に素行に難があり、まともに修行を受けた事は少ない。しかし、八宝斎は自身の都合によっては乱馬に適格な助言を行う。乱馬の方も八宝斎の実力に関しては敬意を表しており、本気を出した八宝斉には早雲、玄馬と共に束になっても敵わない事を認めている。アニメでは玄馬、八宝斎、共に乱馬に真面目に稽古をつけている場面も描かれており、乱馬の武闘家としての目標は八宝斎を倒す事である。水を被って女になった時は以下の特徴が出る。当初は高橋留美子曰く「竹を割ったようなさっぱりとした性格」というような主人公の予定であり(乱馬のネーミングはことわざの「快刀乱麻を断つ」による)、あかねに対して口が悪く、素直になれないといった性格ではあったが、それ以外はいたって普通で常識人であった。しかし作品のコメディ要素が強くなるにつれ、父親譲りのいい加減さに加え、かなりの負けず嫌いで根に持つ性格、無神経さ、自信過剰でナルシストといった一面も覗かせるようになる。時にあかねなどからくされ外道などと評される場面もある。しかし、その一方で感情的に打たれ弱い一面もあり、行き違いからあかねが真之介に惚れてしまったと誤解した時は、悪態もつけないほどショックを受けていた。学校での素行も良いとは言い難く、九能校長には学校一の不良と認識され、勉強についても「武闘家にはテストの点は無意味」と主張している。とはいえそれらの短所も若気の至りの域を出ることはなく、根は優しく、困っている者を放って置けないお人好しである。ライバルの響良牙や、鬱陶しく思っている九能帯刀やいがみ合っている八宝斎でも、頼られると救出するために奔走している。ハーブとの戦いにおいては、人間に戻れなくなった良牙やムースに対し、自身を出し抜いたにもかかわらず二人のため自らが囮になって人間に戻す機会を作り出そうとし、更に因縁の相手であるハーブが最終盤に窮地に陥った際には彼を助け出している。父親の玄馬とは事あるごとに喧嘩しているが、母親ののどかには優しく、大切に想っている。変身体質で母を傷付けたくないのと、切腹が怖いことから、長期に渡り名乗り出たいのを堪えていた。逆に、自ら名乗り出ようとして玄馬に阻止される展開もある。自分が女になった時の体を見慣れているため、女の体には慣れていると本人は言うものの、実際は純情で、シャンプーなどに抱きつかれたりすると舞い上がってしまう面も見せる。シャンプー、小太刀、右京など多くの女性に想いを寄せられるが、女癖は悪くはなく、基本的にあかね以外の女性には恋心を持っているそぶりは見せていない。あかねを助けるためなら、完全な男に戻れる機会を放棄することもある。ただし、あかね以外の女性からの誘いを突き放すわけでもなく、優柔不断な行動も多いため、あかねをいつも怒らせたり不安にさせている。また、女性に泣かれると弱い。あかねに対して涙することもある。水をかぶると女になる体質が最大のコンプレックスで、あかねから女、半分女、オカマ、変態といった言葉をかけられると、「俺は男だ」というセリフをよく言い、非常に怒る。当初は女性の服を着ることなどにはかなりの拒絶反応を示していたが、話が進むにつれて、水泳をするときはハイレグを着用する、人(特に良牙や九能)をだますときに女になり女性の服や下着を着て変装するなど抵抗がなくなっていった。また、アニメではパーラーでパフェを食べるなど甘党だが、男の姿で食べるのには抵抗があるため、女の姿であかねと一緒に食べることが多い。なお「俺はパフェが大好物だからな」と公言するほどだが、原作ではパフェを食べている描写は描かれていない。八宝斎を始祖とする実戦型格闘技。八宝斎の元祖無差別格闘流、早乙女家の無差別格闘早乙女流、天道家の無差別格闘天道流の3種類の存在が確認されており最強の武術家が元祖無差別格闘流を継承する。早乙女流は、玄馬考案のいい加減な奥義(魔犬慟哭破:負け犬の遠吠え、猛虎落地勢:土下座など)が多い。しかし山千拳・海千拳は根本こそスチャラカだが拳法の真理に適った優れた技となっている。手数で勝負する技が多いのが特徴。
出典:wikipedia
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