ビッグマック(BIG Mac)とは、ファーストフードチェーンのマクドナルドが販売している、大型のハンバーガー商品名である。ビッグマックは、マクドナルドが創業27年後の1967年より発売している大型のハンバーガーで、マクドナルド・チェーンのシンボル的なハンバーガーである。ペンシルベニア州ユニオンタウンにあるマクドナルドのフランチャイズ店のジム・デリガッティが、大人向けの商品を欲していた大人の客向けに開発した。当初の値段は45セント。2007年には、ビッグマックの誕生40周年を記念して、ペンシルベニア州にビッグマック・ミュージアムが開設された。高さは最大で8 - 9cm・直径は約11cmほどで、これは一般的な成人の口を大きく開けた状態でのほぼ限界であることから、マクドナルド店内では大きな口をあけてほおばる人が見られる。また、いささか見た目はよろしくなくなるが、両手で上から圧迫して薄くして食べる人も見られる。上段と下段で二度に分けて食べる人が少なくない。その際、中段をどちらに付随させるかは好みによる。包装は、最初期ごろのみ他のハンバーガー同様に紙(防水紙)で包まれていたが、後に発泡スチロール(ポリスチレンペーパー)の容器に収められて販売されるようになった。近年では環境意識の高まりによって、段ボール紙の箱に収められて販売されている。なお、アメリカの一部地域や豪州、ニュージーランドではメガマックよりも大きいモンスターマックが発売されており、ビッグマックソースなどを流用したサン・オブ・マック(Son of Mac)やミニマック(Mini Mac)あるいはベビーマック(Baby Mac)、またマックジュニア(Mac Jr.)として逆にハンバーガーパティ1枚のみという小型ハンバーガーがある。日本では2016年4月6日から1.3倍の大きさのグランドビッグマックが期間限定で、またメガマックを一回り大きくしたギガビッグマックが数量限定で発売された。パン3層(上から「クラウン」「クラブ」「ヒール」の順)にパテ(ハンバーグ)2枚、レタスやタマネギみじん切りといった生野菜、ピクルスが挟んである。下の段にはチーズが挟んである。味付けは主に「ビッグマックソース」と呼ばれるサウザンアイランド・ドレッシングに似た専用のソースである。このソースにはタマネギとカラシが含まれている。容器と蓋にそれぞれのバンズとトッピングを施し、蓋を閉めると完成するという手法がとられている。パンの上部には白ゴマが張り付いており、「クラブ」部分はかつては両面ともキツネ色に焼かれていたが、調理の時間がかかることもあり、2004 - 2005年に導入された「メイド・フォー・ユー」システム(注文を受けてから調理に入るため無駄が少なくできたてを提供できる:→調理と販売)導入以降は、片面しか焼かれなくなった。このため食感や味も異なっており、好みの分かれるところとなっている。このハンバーガーは、ファーストフードチェーンの常として世界的にも同サイズ・同品質で販売されている。しかもマクドナルドは世界各国に支店を持つ。そして価格は国際市場で変化する為替レートによらず現地の経済的調査に基づいて決定されている。ただし、他の品目との価格差は、当事国の価格弾力性を加味した販売・価格戦略により異なってくる。これらの条件から、各国の通貨のレートによらない実質的な価値を測る上でこのビッグマックに注目する経済学者もおり、この指標はビッグマック指数と呼ばれている。同指標は英経済新聞のエコノミストに発表された。ビッグマックのイメージキャラクターとして、現在マクドナルドのイメージキャラクターとして活躍するドナルドの仲間に、1980年代にはビッグマックポリスという警官のキャラクターがいた。このキャラクターは、大柄でしし鼻ののんびりした「お巡りさん」で、マクドナルドのイメージキャラクターが住むと言うマクドナルドランドの治安を守っているという設定だった。しかし、このキャラクターは現在使用されていない。マクドナルドの公式発表によれば「平和なマクドナルドランドには、犯罪は存在しない」ためであるという。何らかの疾病を連想させかねないあばた顔について、差別問題が指摘されたという説も流布されているが、同説を裏付ける証拠はなく、都市伝説の域を出ていない。
出典:wikipedia
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