バゴ("Bago"、2001年 - )とはフランスの競走馬および種牡馬である。凱旋門賞やパリ大賞典などG1を5勝した。馬名はミャンマーの都市名に由来する。主戦騎手はデビューしてから一貫してティエリ・ジレであった。2003年8月のデビュー戦で勝利すると、6馬身差で勝利したクリテリウム・アンテルナシオナル (G1) を含む4連勝(すべて1600mのレース)で、翌年のクラシック戦線の有力馬と目されるようになる。しかし翌2004年はクラシックには出走せずジャンプラ賞 (G1) から始動し、ここを勝利。次に出走したパリ大賞典 (G1) も勝利し、デビューからG1レース3勝を含む6連勝を達成する。ここで陣営はイギリスで8月に行われるインターナショナルステークス (G1) に出走することにしたが、初めての国外レースでは3着に敗れて連勝はストップした。ここまでマイルから中距離路線を中心に使われてきたバゴだが、フランスに帰国すると、凱旋門賞 (G1) に出走するため、そのプレップレースであるニエル賞 (G2) に出走し3着となる。迎えた凱旋門賞では5番人気にとどまったが、レースでは抜け出したチェリーミックスを差し切り優勝。この年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬に選ばれた。このあと引退と種牡馬入りが検討されたが、翌年も現役を続行することとなった。2005年はガネー賞 (G1) から始動し、ここでも危なげなく勝利する。しかしタタソールズゴールドカップ (G1) を惜敗すると、サンクルー大賞 (G1) ではアルカセットに完敗し3着。続くキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス (G1) でも3着どまり、連覇を狙った凱旋門賞でも3着と、大崩れはしないものの勝ちきれないレースが続く。その後アメリカに遠征し、ブリーダーズカップ・ターフ (G1) に出走するも4着。引退レースとして出走したジャパンカップ (G1) ではアルカセットの激走を尻目に8着と大敗し、生涯で初めて掲示板(5着以内)を外した。引退後は日本にて種牡馬となり、日本軽種馬協会静内種馬場に繋養されていたが、2008年の種付けシーズン終了後に胆振種馬場へ移動、2009年の種付けシーズン終了後に静内種馬場に戻った。初年度産駒から、菊花賞を制したビッグウィーク、フラワーカップを制し桜花賞でも2着に好走したオウケンサクラを輩出するなど、順調なスタートを切っている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。