CI-CA(シーカ)は、奈良交通・エヌシーバスの非接触型ICカード方式による路線バスの乗車カードの名称である。各種パンフレットではCI-CAプリペイド券と表記されていることが多い。カード裏面に記載の番号のはじめの文字はNKであり、このNKは、奈良交通のローマ字表記であるNARA KOTSUの頭文字をとったものである。奈良交通は全国でも早期にあたる1989年より独自のバスカードを導入していた。2004年12月15日より磁気カードを置き換える目的でICカード化されることになった。バスカードでは対応していなかったがスルッとKANSAI協議会へ加盟し、2007年4月1日よりPiTaPaとPiTaPaの相互利用先であるICOCAがCI-CAエリア内で使えるようになった。なお、カード名の由来は奈良の名物、鹿とICカードの「IC」、CARDの「CA」を掛けたもので公募によって選ばれた。磁気式バスカードは当初2006年1月31日で発売を終了する予定だったが、CI-CAの入荷が遅れたため、4ヵ月後の5月31日まで発売終了時期が延期され、その2ヵ月後の7月31日で使用を終了し、カード読取機は撤去された。また、新規発行・継続する定期券も紙式からIC式に完全移行された。(ただし、奈良学園~小泉駅・近鉄郡山駅等の一部区間ではいまだに紙式定期が使用されている)なお、磁気式バスカード(普通のみ)からプレミアを含めたCI-CAへの積み替えは2011年7月31日まで実施していた。CI-CAの新規購入は案内窓口・バス車内でできる。チャージは案内窓口・バス車内およびチャージ機でできる。なお新規購入の際にデポジット(預かり金)として下記の額以外に500円が必要であり、CI-CAが不要になった際には、カード内の残額からプレミア額と手数料の210円を差し引いた額にデポジットを加えた額が返金される(カード内の残額からプレミア額と手数料の210円を差し引いた際に残金が210円以下の際はデポジットのみの払い戻しとなる)。大人用と小児用(小学校を卒業する年度の3月末まで利用可)があるが精算時に大人運賃になるか小児運賃になるかの違いで販売額は同じである。それぞれ定期券とすることもできる。お客様登録をすることによってカード券面に名前を記名(印字)することもできる。お客様登録をすると多くの会社のICカード乗車券では記名者本人以外の利用はできないことが多いが、CI-CAでは記名者以外の利用も認めている(ただし小児用を除く)。定期券利用については、2008年8月20日より記名者以外の利用も認められるようになった。「普通」(プレミア額1割4分)と「ひまわり」(プレミア額2割)の2種類の券種があり、これらを組み合わせて1枚のカードとして購入でき、「普通」と「ひまわり」の両方にチャージすることができる(積み増し時の額で4種類まで)。多区間運賃制区間や平城・奈良市内などの均一運賃制区間とその他の区間の運賃申告制方式区間で違いがある。
出典:wikipedia
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