慶進中学校・高等学校（けいしんちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、山口県宇部市西琴芝にある私立中学校・高等学校（中高一貫校）である。それぞれの正式名称は、慶進中学校（けいしんちゅうがっこう、Keishin Junior High School）および慶進高等学校（けいしんこうとうがっこう、Keishin High School）である。1928年（昭和3年）、熊本県出身の蔵原経智とその妻・カツモにより創立された、宇部裁縫女学校が発祥である。かつては男女別学（女子校）であり、職業系の学科を中心に実践系の女子教育を実施してきたが、2002年（平成14年）以降、宇部女子高等学校を慶進高等学校に改称し同時に男女共学化、その後宇部女子中学校を再開する形で慶進中学校を併設し、中高一貫教育を開始するなど、学校の方針として大学進学を重視することを明確にしている。近年は東京大学や早稲田大学、慶応義塾大学等の難関大学への合格者も輩出しており、着実に進学校化されている。。職業系の学科（情報処理科、総合ビジネス科）は2009年（平成21年）4月までに全て廃止され、現在は普通科のみとなっている。ただし、普通科には3つのコース（中高一貫コース、アドバンスコース、グローバルコース）が設置されている（詳細は後述）。出典：これらのうち、「至誠一貫」は学校法人宇部学園の創設者である二木謙吾の座右の銘であった。出典：校章は、六角形（亀甲）を三つ並べた「三つ盛り亀甲」の中央に「慶進」の文字をあしらったものである（記事最上部、学校写真の正面の校舎〈本館〉の上部に設置されている）。制服は、中学校と高等学校、高等学校内の各コース、また、夏服および冬服でデザインが異なる。これらのほか、全校共通で靴下（中学校および高等学校中高一貫コースは灰色、高等学校グローバル・アドバンスコースは紺色）、ローファー（黒）、体操着（中学校は青、高等学校は紺色のジャージ。いずれも左胸に生徒の苗字が刺繍で入る）等が指定されている。シンボルマークは、「KS」の文字をデザインしたもので、青（）と紫（）の変形四角形2つを横に並べてKを、茜色（）のブーメラン図形2つを組み合わせてSを象っている。学園祭は「慶進祭」と呼ばれ、毎年6月下旬に開催される。中学校では慶進中学校生徒会、高等学校では慶進高等学校生徒会と称し、それぞれ別の組織である。いずれも在籍する生徒全員が加入し、学校組織の指導下において諸行事の企画等を行う。出典：

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