ボブ・ウィルソン (Bob Wilson) は、SNKの対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズに登場する架空の人物。声優は森川智之。ブラジル生まれの陽気な黒人青年。飲食店『パオパオカフェ2号店』を任せるにふさわしい人材確保のために同地に来ていたリチャード・マイヤにスカウトされ、同店のマスターを務める。格闘技はカポエラ。ボブはこのカポエラこそが最強の格闘技であるという信念を持っている。また、カポエラはボブの夢であり、貧困生活からの脱出という自身の願いの成就の好機をボブに与えた。ボブの腕前と「自分にチャンスを与えて欲しい」と懇願する熱い想いを見て取ったリチャードは、ボブをパオパオカフェ2号店のマスターに起用する。ボブの陽気な性格と気配り上手な面も手伝い、パオパオカフェ2号店は連日大勢の客で賑わっている。『餓狼伝説3』(以下『餓狼3』と表記)にて操作キャラクターとして初登場。以降『リアルバウト餓狼伝説』(以下『RB』と表記)シリーズ全てに出演している。服装は素肌に緑色のチョッキを着用して、腰に緑色のバンダナを巻いた白いズボンを穿いている。ただし『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』(以下『RBS』と表記)のみ、チョッキとバンダナの色が青に変更されている。『餓狼3』のCPU戦ではボブとの対戦時に、相手がテリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ、不知火舞の場合はリチャードがボブを激励して去っていく演出がある。この4人以外のキャラクターが相手の場合、リチャードは現れない。『餓狼3』のエンディングでは、パオパオカフェ2号店にて制服を着て仕事ぶりを見せており、客席にはテリー、アンディ、舞、ジョー、タン・フー・ルー、ダック・キング、キム・カッファン、ブルー・マリー、フランコ・バッシュ、アクセル・ホークの姿がある。なお、フランコとアクセルは顔を真っ赤にしてビールを飲んでいる。師匠のリチャードを信頼しており、テリーのことは「素晴らしい格闘家」と評している。長い足からリズミカルに繰り出される足技の数々で、相手に反撃の暇を与えず、接近した相手に怒涛のラッシュを叩き込む攻撃を得意とする。飛び道具は持たず、遠距離では何もできないため、接近戦に持ち込んで連続で攻撃を仕掛ける戦いがボブの基本戦法である。『餓狼3』におけるボブのコンビネーションアーツは、「アングリーウルフ」「ラッシュホーン」「ポイズンファング」や「ワイルドキャット」の4つである。「ワイルドキャット」は1発目の攻撃が当たりさえすれば、最後まで出すことができる。『餓狼3』のボブのステージ背景の画面左側にはコックが座って試合を観戦しているが、その左隣には椎拳崇、右隣には草薙京がいる。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズでは、『'97』と『2002』のステージ背景にカメオ出演している。また、『XI』の餓狼チームのエンディング、『XIV』の女性格闘家チームのエンディングにも登場している(なお、『XIV』の女性格闘家チームのエンディングでパオパオカフェに来店していた舞とマリーを含む女性格闘家達、テリー、アンディ、リョウ・サカザキの3名によって、リチャード共々悲惨な目に合う)。『KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズには出演していないが、リチャードの隠しコスチュームとしてボブの店長服姿がある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。