超神ネイガー(ちょうじんネイガー)は、にかほ市を中心に秋田県一円で活躍しているローカルヒーロー。名前の由来は、ナマハゲの叫び声『泣ぐ子(ご)は居ねがぁ!』から。現在、秋田の平野(農業=ネイガー)・山林(林業=ジオン)・海(漁業=アラゲ丸)・未来(産業=マイ)を守るために戦う4人がいる。変身時のかけ声は、いずれも「豪石(ごうしゃく)!」である。ただしヒーローズでは、音は同じであるがネイガーは「豪石!」ジオンは「豪酌!」アラゲ丸は「剛石!」と漢字が異なる。このかけ声は、秋田弁で「叱る」という意味の「ごしゃぐ」を元に、神の力を借りるという「剛借」、自身の強さを測るという「強尺」の意味もかけている。ネイガーの敵である悪の組織。だじゃく(だんじゃく)とは、秋田弁で「乱暴」「横暴」の意。組合長以下、多数のホジナシ怪人(組合員)たちが所属している。なお「ホジナシ」とは、「間抜け」「分別のない者」の意。「明日の秋田を駄目にする」を掲げ、秋田の悪の組織ナンバーワンを目指し、組合員は日々セコい悪事にいそしんでいる。おもな行動方針は「秋田の平和と繁栄を呪い、実りを踏みにじる」こと。ネイガーショーなどでは、その場にいるTV局のアナウンサーやゲストを誘拐して組合員にしてしまうなどの卑劣な行為を行うが、誘拐された側からもあまり本気で怖がられたためしがない。幹部一人一人の個性が強く、組合内部での上下関係を巡った小競り合いが繰り広げられることもある。秋田県下のすべての市町村と岩手県、台湾に支部組合がある。これらを中央で統括する組合連合会があり「ダジャックス」と名乗っている。だじゃく組合連合会は正義側のネイガーすら持っていない独自ドメイン“dajax.jp”を保有し、インターネットの世界からも悪事をもくろんでいる。一見まともな企業ホームページらしく仕上げてあり、「秋田をダメにするソリューションの提案」などそれらしい事が記載されているが、各所のボタンやハイパーリンクを設置しているように見える場所にマウスポインタを合わせても、何も反応しない。なお、国勢調査における職業は「団体職員」。ハンカクサイ曰く、毎水曜が定休日。異次元と思われるどこかに存在する謎の世界。表の秋田県(つまり、この我々の知っている秋田県)と海岸線でぴたりと噛み合う形をしており、何もかもが「表」秋田と裏返し。出生率もGNPも日本一の平和で明るい大都会。唯一の問題があるとすれば、それは「クレーガ」の存在だけである。ネイガーには、他にもさまざまな関係キャラクター、人物が存在する。おおむね、超神(正義)側に属している。以下の雑誌に掲載された。いずれも、海老名保・高橋大の原案による。ネイガーの商品には、いくつかのラインが存在する(CD、書籍、奥田酒造の日本酒については別項目にて)。主な物としては、ネイガープロジェクト自身がプロデュースする「グッズっこ」と、秋田県産(株)の開発商品「ネイガーお土産シリーズ」、にかほ市金浦の佐藤勘六商店の「いちじくネイガーシリーズ」、そしてさまざまな業者による単発のネイガー関連商品がある。2006年、コミック版の掲載などの縁で、奥田ひとしの実家である奥田酒造店が醸造する清酒に「ネイガー」に関連した銘柄名「豪酌(ごうしゃく)」をつけて9月から販売を開始。さらに11月頃からは3種類の「超神」、12月には「ホジカップ」、2007年2月に「カメじる」、同5月に「舞」&「影羅刺愚姐」(エラシグネ)と、続々発売されている。なお「カメじる」は、2008年以後も毎年2月頃から期間・数量限定で発売されている。「超神」は、奥田ひとしが描くネイガー、ネイガー・ジオン、アラゲ丸のイラスト(キャッチコピーつき)がラベルとなっている。3本セット「三神伝承」もあり、外箱にはラベルとは別のイラストがつけられている。「舞」&「影羅刺愚姐」のラベルも奥田ひとしが描き下ろした。それぞれ、ネイガー・マイとエラシグネのバストショットのイラスト。「ホジカップ」「カメじる」のラベルも、奥田ひとしの描き下ろし。「ホジカップ」はピンク色の蝶ネクタイをつけたSDホジーネがデザインされている。「カメじる」の表ラベルには、毎年異なるハンカクサイのイラストが描かれている。秋田放送ラジオにて、2006年10月6日より週1回・全13回で、だじゃく組合の行動班長・ハンカクサイが電波を「ダジャック」し、メインパーソナリティとなって放送された。メールが採用された場合、シリアルナンバー入りの「秋田県だじゃく組合連合会 組合員証」が送られた。毎週金曜日の深夜に、秋田県内に向けて“はんかくさい”毒電波を流し、リスナー全員を「ホジナシ」にすることを目的としていた。一般には「放送事故」とまで呼ばれた。超神ネイガー ラジオ ハン・カクサイの電波ダジャック!このほか、第11・12回には水木一郎が特別ゲストとして招かれた。ハンカクサイによると「このハイテク時代、地道に漁のジャマをしたり、稲1本ずつにアネコムシをくっつけたりするセコい悪事をしている場合ではなく、電波を使って一気にどうにかしよう」ということらしいが、秋田は山がちなので、県内ですらすみずみまでは電波が届きにくく、なかなか思い通りになっていないらしい(実際、「秋田県内在住なのに聴こえない」というお便りが番組宛に寄せられた)。ホジナシが並ぶ、はんかくしぇー相談所以下の番組に、ハンカクサイがレギュラー出演した。2007年10月6日から半年間、毎週土曜日9:25 - 9:30にレギュラーミニ番組として放送。ハイビジョン製作。毎回、冒頭のシーンはローソン店内である。レジで秋田弁丸出しの女性2人が会話している内容から、主人公がだじゃく組合の悪行の情報を得て、彼らを倒しにいく、というのがパターン。ヒーロー物のアクションを交えつつ、マナーやルールについての呼びかけをする内容である。ロケは、秋田市御所野付近、秋田市高清水公園付近、秋田市セリオンリスタ、秋田市某住宅展示場、秋田市浜田、秋田市三皇熊野神社、大潟村サンルーラル大潟付近、大潟村生態系公園・・・などで撮影されており、マニアにとってはネイガーゆかりの地をたずねて回る「聖地めぐり」の重要なポイントとなっている。2008年10月より2009年3月まで、同時間放送。予告編(25分番組)に引き続き、放映。(全26話)2013年10月から2014年3月にかけ、土曜17:25 - 17:30にレギュラーミニ番組として放送されたTVシリーズ第3作。過去2シリーズのローソン提供に代わり、花王がオフィシャルパートナーとなっている。秋田弁を消滅させようとする謎の敵「ラスボスX」によるバトルトーナメントという形で、「秋田弁を守るため」に敵・味方を超え、新キャラを含む16キャラがトーナメント方式で戦いを繰り広げる。戦闘中には画面の上にライフゲージが表示されており、ライフゲージが0になると負け。第1話から第8話で一回戦、第9話から第12話で二回戦、第13話から第15話で予選敗退者による敗者復活戦、第16話から第24話で予選トーナメント勝者4名・敗者復活者3名・特別枠のホジーネ2名による決勝トーナメント、第25・26話で最終決戦の構成となっている。海老名ら制作スタッフは、他地域のローカルヒーローへ企画や制作の手法を提供している。
出典:wikipedia
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