岩手ダービー ダイヤモンドカップ(いわて-)は岩手県競馬組合が盛岡競馬場ダート2000メートルで施行する地方競馬の重賞競走である。以前の名称はダイヤモンドカップであったが2006年に創設されたダービーWeekの構成競走に組み込まれたのに伴い、競走名が「岩手ダービー ダイヤモンドカップ」となった。正式名称は「めんこいテレビ杯 岩手ダービー ダイヤモンドカップ」、岩手めんこいテレビが優勝杯を提供している。岩手めんこいテレビ社賞、一般社団法人JBC協会(社台スタリオンステーション)賞、岩手県知事賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、岩手県馬主会会長賞、開催執務委員長賞。1981年に水沢競馬場のダート1800メートルで施行される4歳(旧表記)限定の重賞競走として創設されたが、1986年に格下げされ同年から1999年までは特別競走として施行された。2000年からは再び重賞に格上げされ、例年5月上旬に施行されるダート1600メートルの競走となり、春季の3歳マイル路線の目標競走となった。2007年よりダート2000mの競走で行われる。歴代優勝馬には、カウンテスアップ(1984年)・スイフトセイダイ(1989年)・モリユウプリンス(1992年)・メイセイオペラ(1997年)・バンケーティング(2001年)といった、のちに岩手競馬や全国のダート重賞競走で活躍した馬が名を連ねている。2000年は岩手朝日テレビから優勝杯の提供を受け、名称を「IAT杯 ダイヤモンドカップ」として施行された。2006年はダービーWeekが創設されたのに伴い競走名に岩手ダービーの冠が付与され、施行時期が6月上旬に移されジャパンダートダービー指定競走となった。なお岩手競馬には、不来方賞がダービーに相当する競走として存在している。2007年に岩手めんこいテレビから優勝杯の提供を受け、名称を現在の「めんこいテレビ杯 岩手ダービーダイヤモンドカップ」に変更。なお、同年優勝馬の馬主に対して副賞として種牡馬の配合権利が贈られるようになる(ダービーWeek#スタリオン賞を参照)。2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M1に格付けされた。本競走へのトライアル競走は2006年以前は「やまびこ賞」で、優勝馬に本競走への優先出走権が与えられていた。2007年から2012年までは盛岡競馬場のダート1800mのサラブレッド系3歳の岩手所属馬限定の別定重量のオープン特別競走「七時雨賞」で、上位2着までに本競走への優先出走権が与えられた。2013年以後は「やまびこ賞」が重賞(2016年にM3に格付け)に格上げされた上で再びトライアル競走となり、2013年は上位2着馬までに、2014年からは上位3着馬までに本競走の優先出走権が付与されている。出走条件はサラブレッド系3歳、岩手所属。負担重量は定量で56kg、牝馬2kg減。2016年の賞金は1着500万円、2着69万円、3着39万円、4着27万円、5着15万円で、着外手当は2万5000円。全てダートで施行。馬齢は2000年以前も現表記。
出典:wikipedia
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