『とっとこハム太郎』(とっとこハムたろう)は、河井リツ子による同名のコミック『とっとこハム太郎』を原作とするアニメ作品。2000年7月7日よりテレビ東京系列金曜18:30枠にて放送開始。『とっとこハム太郎』としては2004年3月26日まで放送された。この枠では1995年4月開始の『スレイヤーズ』以降は2クール(6か月)の放送だったが、この時点で本番組はこの枠で最長の放送期間となっていた。2004年4月2日からは新たな登場キャラクターの追加などにあわせて、副題を付けた『とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ!』というタイトルに変更。2006年3月31日まで放送された。話数のカウントは第1期から通されている。2006年4月より平日18:30枠がバラエティー枠『スキバラ』(2009年4月からは子供向け帯番組『ピラメキーノ』)になるのと同時に、金曜夕方の30分番組としての放送は終了した。『はむはむぱらだいちゅ!』含みこの枠での放送期間は5年9か月に及び、2012年時点においても最長である。ここまでの話数は全296話。同年4月からは本作の制作にも参加している小学館系の子ども向け番組『のりスタは〜い!』内のワンコーナーとして『とっとこハム太郎 は〜い!』というタイトルで2008年3月まで放送され、2012年3月まで再放送された。ソフト化もまったくされていないため、視聴は困難である。1回当たりの放送時間が5分間に短縮された関係で、ハム太郎を初めとするハムちゃんず以外のキャラクター(特に飼い主などの人間)が登場する機会はほとんどなくなった。また、毎週新作を放送していたわけではないため、新作話数(全77話)は少ない。話数のカウントはリセットされた。2011年4月からは、約5年振りに30分番組として『とっとこハム太郎 でちゅ』のタイトルで再びアニメ化されることが発表された。なお、この『でちゅ』は第1期のストーリーをデジタルリマスターで再構成したものとなる。話数のカウントは再リセット。2012年4月からリニューアルし、番組名が『とっとこハム太郎』に変更。4月中は『は〜い!』を除いて約6年ぶりに新作ストーリーを放送した。それ以降は第4期と同じ再放送となっていた。第4期は初期の話が中心だったが、第5期は第1期中期 - 後期の話が再放送されていた。話数はリセットされ、ハム太郎応援隊「ハムさんちゅう」(森三中)が加わった。毎回オープニングの前に登場する。エンディングテーマが復活し、過去のエンディングテーマ曲のアレンジが中心だった。なお『でちゅ』『とっとこハム太郎』開始後も本作のキャラクターはのりスタ!シリーズに出演していたが、第5期が終了した後は出番が少なくなり、2013年10月以降はのりスタシリーズに全く登場しなくなり、テレビアニメの放送をしておらず、同シリーズも2015年3月をもって終了しており、2016年現在は休止状態となっている。なお、各地の放送局でも番組販売形式でネットされ、特に『はむはむぱらだいちゅ!』までは時差ネット局を含めると計37局で放送されていた(この数は『ポケットモンスターシリーズ』の計38局にも匹敵する規模である)。また、テレビ東京系列や一部の地方局では字幕放送も行われた。第1期 - 第3期からの変更点は以下の通り。『ハム太郎とっとこうた』は、原作者の河井リツ子が鼻歌で作った楽曲を採譜・編曲したものである。第2期(はむはむぱらだいちゅ!)が終了するまでの5年以上にわたって、歌詞やメロディをアレンジしながら使用され続け、第3期、第4期以降も「ハム太郎とっとこうた」が使われ、アレンジして使用され続いている。エンディングテーマは時期によって歌手が異なり、2003年7月から2005年3月まではソニー・ミュージックエンタテインメントと提携し、タイアップを行っていた(ただし、純粋なタイアップ曲は1曲のみ)。その他の楽曲を収めたCDは、オープニングテーマを含め一貫してコロムビアミュージックエンタテインメントから発売された(劇場版のエンディングテーマに限りアップフロントワークスから発売)。『でちゅ』ではエンディングが短縮され、エンディングテーマは使用されなかったが、第27話から代わりに「ともだちになろう!ハムちゃんず」という曲が本編終了後に出る。多くは劇中で使用されるBGMを原曲としている。2002年2月21日に発売された『とっとこハム太郎 ベストソングコレクション』(以下「第1弾」)や、2005年7月20日に発売された『みんな大好き! ハムハムソング』(以下「第2弾」)に収録されている(いずれもCD2枚組)。なお、アーティストの欄のユニットのメンバーは、である。第3期は『のりスタは〜い!』内で、5分間のコーナーアニメとして放送。東宝の配給により、2001年から2004年まで毎年12月中旬より上映された。監督はテレビシリーズの鍋島ではなく、一貫して『あしたのジョー』などで有名なベテランの出崎統が担当した(鍋島は「アニメーションコーディネーター」として全作に参加)。いずれの作品もテレビシリーズでなじみの深い日常的なストーリーとは打って変わって、異世界を舞台にしたハムちゃんず中心の冒険活劇となっている。「ゴジラシリーズ」の同時上映だが、「ゴジラシリーズ」が2004年に一旦終了するため、第4作のみそれまで単独上映だった『映画 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』と同時上映された。第1作の同時上映作品『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は当初、ハム太郎との同時上映は想定されておらず、本作の映画化に伴い同時上映となることが決まった。翌年からは同時上映が前提となり、前売り券の購入特典や入場者への特典も「ゴジハムくん」や「モスハムくん」といった2作のコラボレーションを意識したソフビ人形となっている。余談だが、冒頭には配給の東宝のアイキャッチの後、アニメーション制作会社のトムス・エンタテインメントのロゴが付いた、制作会社の小学館ミュージック&デジタル エンタテイメントのクレジットアニメーションがある(海外の映画ではスタッフロールの最後によく出るが、日本では珍しい)。『ゴジラ×メカゴジラ』では、劇中でロコちゃんにそっくりな少女がハムスターを愛でているシーンがある。第2作から第4作までは、その年の映画の宣伝を兼ねて前年の作品がテレビ放送された。その後、2007年8月と2010年12月にはNHKのBS2の『BSアニメ特選』枠内で、2008年4月にはWOWOWでも各作品が放送された。シリーズを通してハロー!プロジェクトとのタイアップとなっており、第3作まではミニモニ。をモチーフにした「ミニハムず」、第4作では松浦亜弥とエコモニ。をモチーフにした「あややムwithエコハムず」が担当。劇中にも登場し、3DCGによる主題歌のライブシーンも挿入されている。また、第3作では安倍なつみが声を担当したプリンちゃんによる「ピ〜ヒャラ小唄」が挿入歌として使用された。発売元は小学館、販売元はコロムビアミュージックエンタテインメント。本編シリーズはレンタルとセルで第1シリーズから第4シリーズまで販売されている。ただし、DVD版のセルは第2シリーズの途中が出ておらず、レンタルDVDに関しては第2シリーズが無く、第3シリーズ以降は全てレンタルできるようになっている。全作品VHSとDVDでセル・レンタルで販売している。
出典:wikipedia
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