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風の騎士団

『風の騎士団』(かぜのきしだん)は、増田晴彦によるファンタジー漫画。本作は1995年、エニックス(現スクウェア・エニックス)の漫画雑誌「月刊少年ガンガン」で連載開始。途中まではさしたる問題もなく連載が続いていたものの、1996年になって姉妹誌の「月刊Gファンタジー」に掲載を移行。コミックスは1995年より新書版サイズで発行された。全5巻。本作の舞台は中世ヨーロッパを思わせる世界である。いわゆる「中世ファンタジー」という言葉から思い起こされるものに極めて近い。本作で最も古い歴史として確認できるものは、「ハルス文明」である。その支配年代や文明の詳細は不明だが、魔術師が存在し、錬金術を擁し、燃える金属やハルス人の火(火炎放射装置)などを編み出したことが確認される。また、本作の舞台となる時代より200年程前には、この世界をひとまとめにして支配していた、「千年帝国」と呼ばれた大帝国があった。しかし、帝国崩壊後の世界は幾多もの国家に分裂。その中の2国「ウィンディア王国」と「ニヴラス帝国」の戦いが、本作の背景として重要な役割を果たしている。本編開始より10年前、大陸の北の果てに存在するニヴラス帝国は大陸制覇を目標に掲げ、その第一歩として、時の皇帝ハーコン七世自らが指揮を執り、隣国ウィンディア王国を攻撃。数に勝る帝国は瞬く間に王国の大半を占拠したが、ウィンディア側は、擁する竜騎士の機動力を武器にして、帝国側本陣への直接攻撃を計画、国王ストルム三世を中心に、わずか数十騎による最後の突撃を敢行した。突撃を掛けた竜騎士のほとんどは本陣到達前に次々と倒されたが、ただ一騎、国王ストルム三世のみがハーコン七世の前に立つ。両者は激しい戦いの末、壮絶な相打ちによって共に果てた。しかしながら、王国を占拠され、守りの要である竜騎士団を失い落城したウィンディアは滅亡、勝者側に立ったニヴラスも、皇帝を失ったために内乱が勃発。大陸制覇どころではなくなり、戦いから10年が経っても領土の拡大は行われなかった。だが、ここにきて、ニヴラスは再び戦線を拡大し、いくつかの国を占領ないし攻撃している。侵攻速度は思いの外速く、その影には怪物を使う者達の存在があるという。物語は、千年帝国(ミレニアム)歴1250年、ニヴラスに占領されたタルチネア王国領カンビアールより始まる。空に憧れる盗賊の少年ゼファは、偶然にも滅びたはずの竜騎士と出会った。弟子にしてもらおうと追いかけた先で、その竜騎士の男マズル=ハリアーが生き延びた仲間を集め、ニヴラス帝国に対抗しようとしていることを知る。占領軍に囲まれたマズルを助けたゼファは代わりに捕らわれ、マズルを誘き寄せるために処刑されることに。だが、飛竜フォベトールに乗って戻ってきたマズルに救出された。押しかけ弟子となったゼファは、従卒としてフォベトールの世話をすることになった。最初は触らせてもらうこともできなかったが、勝手に移動しだしたフォベトールを追いかけて川に来た時、水汲みに来た商隊の少女ユーリアと出会う。怪我をした彼女を送り届けるために(竜に乗りたいという願望も強かったが)、フォベトールに騎乗を許されたゼファは、しかし、竜騎士を狙うニヴラス帝国の魔獣士が操る魔獣に襲撃される。あわやというところで竜騎士クリオ=リンクスに助けられた。一方、街で仲間達の情報を集めていたマズルは、戻ってきた時にその光景を目撃。ゼファの迂闊さを叱りとばすものの、一方で、いきなりフォベトールに乗って見せたゼファに感心する。こうして、帝国打倒を目指す竜騎士達と、それに憧れる少年は、共に旅することとなったが、ニヴラス帝国の攻撃は彼らに容赦なく降り注ぐのであった……。ウィンディア国は本編開始時の10年前に滅亡。かつての王国民は苦渋の生活を強いられているが、残存した勢力が集まりレジスタンス活動を続けている。ウィンディア竜騎士団はウィンディア王国の遺志を継ぐ者達で、様々な理由で戦争を生き延びた旧竜騎士団員の遺児を中心に構成される。その後、かつての主人を亡くした飛竜を己の騎竜とした者達(ウィンディア王国とは直接的には関係がない)も集まるようになった。ニヴラス帝国に対抗し、王国を再興するために世界を飛び回っている。ウィンディア王家の紋章は、建国王が倒したというアルビオン・ドラゴンを意匠としたものである。ウィンディアの国風とし、家を継ぐ者はその肉体のどこかに家紋の入墨を生まれた時に施されており、これが後にある重大な事実をもたらす事になる。10年前の大乱から生き延びた竜騎士団員達。ある者はレジスタンスとして動いていたり、ある者は戦いつかれ平穏な生活を望んでいたが、祖国復興の為立ち上る。他にも生き残りが存在していたようだが、連載終了に伴い確認は不明。竜騎士団の騎竜。団員にとっては移動・戦闘手段である以上に、かけがえのない相棒。フィクションにおける一般的な竜との違いは、鱗がないことと、胸にある竜骨突起に支えられた筋肉で翼が駆動するため、翼が前肢よりも前方に位置することである。足裏には肉球がある。火炎(ブレス)は『エルリック・サーガ』や『パーンの竜騎士』に登場する飛竜のように、引火性の液体を噴射する仕組みのようである。深手を負うと深い眠りに入り、短期間で傷を治すという力を持つ。実齢:人間換算年齢の比率はおよそ5:1。長命であるため、繁殖率は極めて低く、卵が産まれるのは数十年に一度のことである。人間並みの知能を有し、人語を喋ることはできないが解する。助けられた恩を忘れない。しかし、「忠実な飛竜」というものは存在しない。乗り手に選ばれるのではなく乗り手を選び、お眼鏡違いとなれば容赦なく牙を剥くこととなる。プライドが高く、卑怯な振る舞いや弱い者いじめを嫌うため、彼らを戦闘の中核とするウィンディア王国は侵略戦争を行うことがなかった。なお、本作における飛竜たちの名前は、それぞれ翼竜の名から採られている。大陸北西にある国家。帝都はユートガルド。紋章は双頭双尾の狼。本編では明らかになる前に連載終了したのだが、もともとは王国で、ウィンディアとは友好関係にあり、ニヴラス王太子がウィンディアに留学して飛竜を贈られるほどだったという。しかし、時の王ハーコン七世による世界制覇計画により帝国化。本編開始時の10年前にウィンディア王国を滅ぼし、皇帝戦死と内乱により中断したことはあるものの、現在もなお周辺諸国への侵略を続けている。その背後には人ならざる者の影がちらついている。ニヴラス帝国の特殊戦力。他国の者には「化け物を操る連中」と噂される。先帝崩御と内乱で疲弊したニヴラス帝国が、再び侵攻を再開した背後には、彼らの存在がある。魔獣師になるには、儀式によって魔獣の組織を体に移植する必要がある。儀式によって移植された魔獣の組織によって、魔獣師は魔獣と一心同体となり、血を分けた兄弟のようになる。移植された組織が広がっていくにつれ、魔獣師自身の身体能力も超人的に強化されていく。が、どのような魔獣と契約できるかは、契約者の元の強さに左右されるようである。魔獣師の究極の姿は、魔獣と合体して異形の姿となる「合身変」である。魔獣との一体化により、魔獣師の能力はさらに強化され、魔獣の力も自ら使用することが可能になる。しかし、体の組織にかなりの無理を強いるらしく、死ぬとその死体はあっという間に崩れていく。魔獣師の弱点は、魔獣が倒されると自らも生命を落とすことと(その逆も同様)、合身変の際に魔獣の弱点がそのまま自らの弱点となることである。この項で説明される魔獣師には、獣魔将軍は含まれていない。彼らについては次項を参照のこと。事実上、ニヴラスの軍事行動を掌握する5人の将軍。うち少なくとも4人が好戦派で、戦争を倦む皇帝を、大陸制覇までの飾りとして蔑む。全員が魔獣師である。彼らの名前は氷河期の名から採られている。氷魔将軍ミンデルの側近【氷牙の楯】の一人で、氷の力を込められた魔法の剣を帯刀する女剣士。気が強く蓮っ葉な姉御口調といった女性で剣の実力は達人の域。氷牙の舞い・氷牙の稲妻など多彩な技を持ち、彼女を含め三人居る側近の中でも随一の腕の持ち主であるらしく彼女自ら他の二人とは実力が違うということを仄めかしていたが、彼女よりも遥か上の実力者であったヤムネシアの剣士カムシンには遠く及ばず、カムシンの【秘剣無明】を受け一刀の下に斬り捨てられ戦死した。固有人名不詳の脇役ながら多くの固定ファンが付くほど人気は高く、ファンの間では本名不明の彼女を表す名として作中の彼女が使った自身の武器名【氷牙の剣】という名称が彼女の固有人名として扱われているほどで、氷牙の剣から風の騎士団を知ったというファンも多く見られる。作者の個人サイト掲示板における作者とファンの交流の中ではゼファが氷牙の剣と出会い彼女に弟子入りし恋人となったならといった所謂ifの話が語られており、彼女の大まかな年齢がクリオと同年代の二十代前半であることや好奇心旺盛なゼファに振り回されながらも恋仲となった彼を拳骨で叱り付けることには抵抗があるといった女らしさ、面倒見の良い姉御肌の人物であること等、脇役であるため描かれることの無かった彼女の性格が明らかにされている。世界最南端で最大の島・ハルス島の北側に位置する自治都市。アレリア海に面した交易の要で、かつて世界中を治めた千年帝国(ミレニアム)の総督府のあった地。街外れにはそれ以前にハルス島を収めた古代ハルス王朝の遺跡なども残っており、学術的にも注目が集まる、学問の都としても有名。ハルス島の北西に領土を持つ王国。首都はカナーン。海軍の軍備が屈強な事で有名。ゾラ海、カルタギア海、アレリア海に面し、世界のほぼ中央に位置する王国。国土が広いことと、大河により交通の便が悪いことから、地方領主の権限が大きい。王国内は割と平穏だが地方領主の裏切りによりニヴラス兵が大手を振って活動し、弱体化の様相を呈してきている。東にクローヴェ砂漠を臨む、質実剛健で屈強な騎士団で有名な国家。ただし、単独ではニヴラスに対抗しきれず、隣国タルチネアからの援助金で騎馬民族の傭兵を雇って、侵攻を防いできた。

出典:wikipedia

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