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バーラム (戦艦)

バーラム (HMS Barham)は、イギリス海軍が建造した戦艦で、クイーン・エリザベス級戦艦の3番艦。スコットランド、クライドバンクのジョン・ブラウン造船所で建造された。第二次世界大戦中にドイツの潜水艦の魚雷攻撃を受け撃沈された。船名はトラファルガーの海戦当時の海相であり、イギリス海軍の強化に貢献した初代バーラム男爵チャールズ・ミドルトンにちなむ。なお、バーラムと命名されたイギリスの戦艦は4隻あり、この船は4隻目にあたる。 就役した直後の1915年12月1日に姉妹艦ウォースパイトと衝突し、同年12月23日まで修理が行われた。1916年、第5戦艦戦隊の旗艦としてエヴァン・トーマス少将が座乗しユトランド沖海戦に参加、ドイツ海軍の巡洋戦艦フォン・デア・タン、ザイドリッツ、デアフリンガーと交戦して損傷した。7月まで修理を行った後は1919年まで本国艦隊に所属した。就役後の1916年に弾薬庫の上面に25mm装甲が追加された。1918年に2番・3番主砲塔上の陸上機の滑走台が装着されたが1922年までに撤去された。1930年12月から1934年1月にかけて近代化改装が行われた。主甲板の防御強化のために弾薬庫の上部に127mm装甲を貼った。水雷防御の強化のために舷側にバルジを追加した事により艦幅は31.7mに増加し、満載排水量は36,785トンとなった。外観上の相違点では艦橋の基部が大型化して多層構造となったほか、煙突の形状が2本煙突の上部が結合して1本煙突となった。後部マストも単脚から三脚型に改装された。対空火器の増加が行われ、水上機の運用のために中央部の甲板が大型化し、3番主砲塔上にカタパルトが設置され、水上機の運用のために後部マストの左側にクレーン1基が追加された。1938年に10.2cm高角砲が連装化したのに続き1940年3月に2番主砲塔上に新型の17.8cm20連装ロケット砲1基が装備されたが、1941年には撤去されて12.7mm四連装機銃に換装された。1940年代にクイーン・エリザベスが行ったのと同様の近代化改装が行われる予定であったが、第二次世界大戦の勃発により果たされなかった。武装の追加・撤去の相違は以下の通りである。第二次世界大戦中はバーラムは大西洋および地中海で活動した。1939年12月12日、キンタイア岬沖でバーラムは駆逐艦ダッチェスと衝突し、ダッチェスは沈没した。12月28日、ブリテン諸島の北でドイツのU-30潜水艦に雷撃され損傷した。1940年9月、ダカール攻撃に参加しフランスの戦艦リシュリューと交戦した。その後、H部隊に編入されマルタへの船団の護衛に従事した。1940年の終わりにバーラムは地中海艦隊に編入された。1941年1月3日、戦艦ウォースパイト、ヴァリアントなどとリビアのバルディアを砲撃した。3月、マタパン岬沖海戦に参加した。5月、クレタ島沖で爆撃を受けて損傷した。しかし1941年11月25日、バーラムはイタリアの船団の攻撃に向かう途中でハンス=ディートリヒ・フォン・ティーゼンハウゼン中尉率いるドイツのU-331潜水艦の発射した魚雷3本が命中し左舷側に横転、艦橋部が水面に沈んだ直後に弾薬庫が大爆発を起こして沈没した。これにより、バーラムに搭乗していた約1184名中861名の人命が失われた。また、バーラムの沈没した様子はブリティッシュ・パテのカメラマン、ジョン・ターナーにより映像に収められており、沈没に至る様子を確認する事が出来る。

出典:wikipedia

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