『Night Walker -真夜中の探偵-』（ナイトウォーカー まよなかのたんてい）は、日本のアダルトゲーム、およびこれを原案として制作されたテレビアニメ。1993年12月22日にTomboyよりPC-9800シリーズ用（FD5枚組）として発売後、2001年にARIEROOFによってWindows 95に移植された。ジャンルとしては推理もののアドベンチャーゲームに当たる。原画は牧野竜一が担当。1998年7月8日から9月23日までテレビ東京で放送。全12話。血を武器として扱う吸血鬼が活躍する内容であるにもかかわらず残酷描写を過剰に自粛し、流血場面になると画面がモノクロになる（ソフト化の際にモノクロの処理は無くなっている）。元はOVAとして制作されており、テレビアニメ化は急遽決まったため、非常に逼迫した日程で制作されることになった。第4話以前と第5話以降では若干スタッフが異なり、特にキャラクターデザインは磯野智から下笠美穂に変更され、メインキャラクターのデザインも磯野のデザインを元に新しいデザインに描き直されている。アダルトゲームを原作とするテレビアニメは本作が史上初である（同時期に放送された『同級生2』は、OVA版を再編集したもの）。『月刊電撃コミックガオ!』1998年9月号増刊、1998年12月号、1999年2月号増刊には原作：樹彩那、作画：ユナイト双児による漫画化作品も掲載されたが、紫藤の容姿や一人称が違うなど、アニメとは別作品に近い内容となっている。未単行本化。2001年2月23日には、パイオニアLDCからDVD-BOXが発売された。多発する怪奇現象や超常現象、それらはナイトブリード（ブリード）と呼ばれる闇の種族の仕業であった。表向きは探偵事務所を営む紫藤龍彦は、裏ではブリードを狩ることを生業とするヴァンパイア（吸血鬼）である。紫藤はブリードに対抗する組織NOSの松永弥生、紫藤に憧れる女子高生の山崎理保、使い魔のグニと共に、大都会を舞台に数々の事件を解決していく。

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