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ブレーキパッド

ブレーキパッド(brake pad)とは、ディスクブレーキを構成する部品の一つである。ブレーキローターをキャリパーにセットされたブレーキパッドで押さえることにより、摩擦による制動が可能となる。なお、ドラムブレーキの摩擦部材はブレーキシューと呼ばれる。パッドは10〜20程度の複数の材料を成型した複合材料である。成型方法により、レジンモールド材(樹脂による成型)、焼結材(紛体冶金)の2種類に大別される。レジンモールド材は、主に骨格材料(チタン酸カリウム(アスベスト代替素材)、金属繊維)、潤滑材料(コークス、グラファイト、金属硫化物)、研削材(金属酸化物、鉱物、金属)、ダンピング材(ゴム類)、pH調整剤(消石灰等のアルカリ性物質)、充填材(安価な粉体)等を樹脂(フェノール樹脂)で焼き固めたものである。樹脂を用いているため、高温状態にて樹脂が分解し、フェード現象が起こりやすい特性がある。よって普通乗用車、2輪車等の軽負荷の用途に用いられている。焼結材は、金属(銅系合金、アルミ系合金)、研削材、潤滑材を高温にて焼結させた合金の様なものである。温度依存性の低さ、効きの安定性、耐摩耗性から特殊用途(新幹線、レーシングカー)に用いられている。消耗品のため、定期的に点検し摩耗度合いを確認する必要がある。ブレーキパッドにはウェアインジケーターがプレートに付いているものがあり、パッドが磨り減って使用限界に近づくと、このウェアインジケーターがブレーキローターを引っ掻くようになっている。これにより、ブレーキの度に金属音が発せられ、運転者に注意を促す仕組みである。なお、この金属音はそのまま1,000km以上走行すると出なくなるが、自然に直ったと勘違いしてはならない。(可聴式パッドウェアインジケーター)高級車の一部では、パッドに電線を埋め込み、使用限界に近づくと電線が磨耗し切断に至るようにしてあり、この断線を検出してパッド磨耗警報を表示するものもある。(電気式パッドウェアインジケーター)一部のパッドには、ウェアインジケーターが備えられていないものも存在するため、定期的に目視確認を行うか、別途ウェアインジケーターを取り付ける必要がある。使用限界を超えた場合、パッド部が脱落もしくは押さえ板の金属地肌がブレーキローターに接触し、破損を招く。この場合、大きな修理費を強いられることとなるため、早めの交換が得策である。また、ブレーキパッドは油脂分を吸収する性質を持つが、潤滑油などが大量に染みこんだ場合には制動力が低下するため、使用不能となる。フェード現象などで過熱したパッドはその表面材質が変質するので、表面を研磨するか交換する必要がある。

出典:wikipedia

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