日曜お笑い劇場『日曜お笑い劇場』（にちようおわらいげきじょう）は、1981年5月3日から同年9月20日まで日本テレビで日曜20時台に放送されていたバラエティ番組。収録会場に観客を入れる形式での公開収録が行われていた。それまでテレビドラマ枠として使われていた日曜20時台で放送されたバラエティ番組で、主にゲストの歌と長編コントによって構成されていた。主演は三波伸介で、三波はコントコーナーでの「お婆ちゃん」役も兼ねていた。スタッフ陣には『カックラキン大放送!!』のスタッフが主に起用された。三波はこの当時、同じ日曜日に日本テレビの『笑点』（17:20 - 18:00）とNHKの『お笑いオンステージ』（19:20 - 20:00）にも出演しており、視聴者は3番組立て続けに三波の姿を見ることができた。メインコントは「にぎやか笑楽居町（わらいちょう）サンロード」という商店街にある、三波一家の自宅を舞台にした家族長編コント。三波伸介扮するお婆ちゃんを狂言回しに、三波一家が織り成すドタバタとユーモラスさを交えて進行していた。このコーナーでは、歌のゲストもコントの配役に宛てられていた。当初はメインコントにコントらしさがあったが、本業は俳優である柳生博がいたためか、後期ではコメディらしさは薄れていき、嫉妬ネタやジミー・オズモントの家出ネタ（笑いではなく、号泣ネタ）が織り混ぜられるなど、ヒューマンドラマ色が濃くなっていった。

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