栃木ウーヴァFC(とちぎウーヴァフットボールクラブ、Tochigi UVA Football Club)は、日本フットボールリーグ(JFL)に所属し、栃木県栃木市をホームタウンとするサッカーのクラブチーム。ウーヴァ(UVA)とはポルトガル語で葡萄の意味。葡萄はエンブレムにも描かれている。なお、葡萄はホームタウンとする栃木市大平地域の特産品である。1947年、当時の下都賀郡大平村にあった日立製作所栃木事業所(後に分社化により日立ホーム&ライフソリューションを経て現・日立アプライアンス栃木事業所)の実業団チーム「日立栃木サッカー部」として創部。2006年度より日立栃木ウーヴァスポーツクラブに組織変更し地域に密着したスポーツクラブとして活動。ただし母体企業であった日立アプライアンスとは引き続きスポンサード契約を結んでいる。2010年よりJFL加盟に伴い、NPO法人栃木アミスタスポーツクラブに運営を移管、企業名を外し「栃木ウーヴァフットボールクラブ」に改称。それに伴い栃木県内で働くアマチュア選手も入団できるようになり、現在は栃木県でさまざまな仕事に就く選手たちで構成されている。選手は全員がアマチュアで、練習は主に平日夜間に行われる。2013年6月に2014年発足のJ3参加を目指し、Jリーグ準加盟申請をおこなった が、承認は見送られた。この準加盟申請を受けて、2014年1月に男子サッカー部トップチームの運営部門をNPOの栃木アミスタSCから分離したうえで、「株式会社栃木ウーヴァ」を設立して委譲した(下部育成組織は従来通りNPOが運営している)。同年5月20日、Jリーグ百年構想クラブとして承認された。なお、Jリーグ参入要件となるJ3ライセンスの申請は、2014 - 2016年度とも見送っている。なお、同じ栃木県がホームタウンの栃木SCと区別するため、一部メディアでは「栃木U」、「栃木ウ」と表記される場合がある。2013年より足利市をセカンドホームタウンとすることが合意され、足利市総合運動公園陸上競技場をセカンドホームスタジアムとして9試合程度使用 する他、栃木ウーヴァの足利事務所の設置、さらに将来的には日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のために本拠地を足利市に完全移転するための支援を進めていくことも視野に入れている。クラブは2014年にもチーム名の変更を検討しているといい、そのことから、足利市長の大豆生田実は「足利ウーヴァとは言わないが、栃木市にも両毛線は走っていることから『両毛ウーヴァ』にしてはどうか」と提案しているという。その後足利市長に2013年4月の足利市長選挙でダブルホームタウンに慎重だった和泉聡が選挙で当選し、「ダブル本拠地に関する合意書」について2014年2月の更新時に更新しないことをウーヴァ側に伝えた。足利市とのホームタウン契約は基本1年で、期間満了の3か月前までに特に返事がない場合は契約を1年ごとに更新するものと見なされることになっていたが、和泉が「練習会場の確保など、合意事項を実行できない」と判断し、10月24日までに栃木ウーヴァに対し契約更新をしない旨を伝えたといい、和泉はその中で「栃木市側と意志疎通を繰り返す中で、"ウーヴァに足利に浮気しないで、栃木市に戻ってきてほしい"というニュアンスを感じた」と説明している。また足利市教育委員会も教育次長・大滝康裕が「ダブルホームタウンは甘い結び方だった」と、合意がずさんなものであることを示唆していた。また足利市側は週1回程度夜間練習ができる会場を確保するとしていたが「サッカーのスパイクによって芝生が荒れて、頻繁に修復工事をしなければいけない」と、確保ができなかった理由を説明しており、また足利事務所の設置や資金調達のための情報提供も「市が個別の団体に対して行うのは好ましくない」としてそれを拒み、名称変更を含めた栃木市との交渉も事実上決裂していた状態にあった。以上により2014年度の足利でのホームゲームは前年度より4試合減って3試合となった。
出典:wikipedia
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