『FZ戦記アクシス(AXIS)』は、ウルフチームが開発したクォータービューのアクションシューティングゲーム。1990年10月にX68000用とメガドライブ用で発売された。 日本国外では『"Final Zone"』(ファイナル・ゾーン)のタイトルで発売された。斜めからの立体的な視点(クォータービュー)を採用したロボットアクションゲーム。日本テレネット時代のウルフチームの代表作でもある『ファイナルゾーン』(1986年)のシリーズ作品。8方向移動(方向キー2度押しでダッシュも可能)とショットボタンで自機を操作。全部で14個装備できる特殊兵器は、シールドの役目も果たし、装備している数だけ敵からの攻撃を防御してくれる。ステージ最後には大きなボスが登場し、撃破することで1ステージクリア。目指すは要塞アクシス。X68000版は、ディスク3枚組の1枚まるまるオープニングに使用。オープニングを見ない場合は、残りの2枚で起動できる。パッケージイラストは美樹本晴彦が担当した。「クォータービュー」という造語を初めて用いた作品である。同様の視点でのゲームは過去にも存在したが、これ以前は特に呼び名は付いていなかった。EWSの出現で、ICBMを始とする数々のミサイル兵器の使用が困難になると同時に、高性能の軍事衛星により大規模戦力が完全に監視されるようになった時、兵器は新しい“小規模陸戦兵器”時代に入った。当初は戦車をベースにした開発が進められていたが、戦車は既に兵器として巨大すぎた。軍としては歩兵のゲリラ戦術に戦車並の重火器を兼ね揃えた新兵器が必要だった。NAPはその背景の中誕生した。パワード・ボゥイ。かつて166号作戦においてGN-16Bを破壊した男。が、その輝かしい戦攻とは相反して彼の人生は暗く、血生臭いものとなる。かつての戦友との別れ、NAP投入に伴う旧態のコマンド部隊の解散…。しかし戦争の中でしか生きる意義を見いだせない彼にとってNAPを操るのはさして苦ではなかった。孤高のNAPファイターとなった彼は連邦軍を退役、軍事国家エルシリアの外人部隊アンデッドに入隊する。彼にとって戦争こそが生きるための軸なのだ。 他のウルフチーム作品同様、桜庭統が参加。何曲かは榎本英彦。メガドライブ版は宇野正明、桜庭統、塩生康範。塩生は効果音も手がける。X68000版は、先に発売されていた『グラナダ』(1990年)同様、内蔵のFM音源の他にMIDIに対応。ローランドのMT-32、CM-32LのLA音源のほかに、CM-64(CM-32P)のPCM音源にも対応している。FZ戦記アクシス(東芝EMI TOCT-5931) - 生産中止。バンドアレンジを含む。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。