円山駅（まるやまえき）は、北海道（空知支庁）深川市一已町開進にあった北海道旅客鉄道（JR北海道）深名線の駅（廃駅）である。電報略号はマル。深名線の廃線に伴い1995年（平成7年）9月4日に廃駅となった。廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の東側（名寄方面に向かって右手側）に存在した。分岐器を持たない棒線駅となっていた。仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無いがホーム中央部分に待合所を有していた。当駅の所在地近辺に同名の山が存在する。周囲は水田で、民家も数軒の閑散とした場所にあった。2011年（平成23年）時点では駅関連施設はすべて撤去されているが、ホームがあったと思われる場所に土盛りが残存し、ホーム傍にあったオンコ（イチイ）の木が成長していた。2010年（平成22年）時点で駅跡近辺の線路跡は道路（農道）に転用されている。かつての待合所は近くを走る代替バスのバス停に移設された。

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