アンザン省(、南部発音はアンヤーン)は、ベトナムの省(地方自治体)の一つ。省都はロンスエン(龍川あるいは隆川)市。メコンデルタ(メコン川デルタ地帯)に位置し、カンボジアと国境を接している。省内をハウザン(後江、メコン川の西流。別名バサック川)が縦断し、東部を流れるティエンザン(前江、メコン川の東流)がドンタップ省との境をなしている。省内のほとんどが平野であり、水路が縦横に走り広大な田園地帯を形成している。ティンビエン県、チートン県にかけてはベトナム語で(または)と呼ばれる小高い山々が連なり、ベトナム戦争中には、南端のコートー山にあるトゥクズプ地区をはじめとして、一帯が南ベトナム解放民族戦線の根拠地となった。18世紀半ばまではクメール人の領域であり、今日でもクメール人が多く住む。ベトナムの領土として確立したのは、この地域一帯からカンボジアやシャムにかけてを根拠地にして広南国の復興を目指していた阮福暎が阮朝を開いてからである。ベトナムの主要民族であるキン人のほか、チャム人、クメール人、ホア人(華人)が住む。チャウドック市やアンフー県周辺に住むチャム人はイスラム教徒であり、中東諸国からの援助で建てられた白亜のモスクも点在する。チャウドック川やハウザンには水上生活者の数も多い。アンザン省は、以下の行政単位に区分される。
出典:wikipedia
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