アンドレア・ドーリア級ヘリコプター巡洋艦（イタリア語：Andrea Doria classe Incrociatore lanciamissili e portaelicotteri）は、イタリア海軍の巡洋艦で、両艦ともカイオ・ドゥイリオ級戦艦の名を受け継いでいる。アンドレア・ドーリア級は、地中海で艦隊や輸送船団の遠距離防空及び対潜防御を担う艦級として1957-1958年度計画において3隻が計画され、2隻が実際に建造された。1964年、アンドレア・ドーリア（C553 Andrea Doria）とカイオ・ドゥイリオ（C554 Caio Duilio）が相次いで就役している。3番艦エンリコ･ダンドロの計画は中止され、より大型のヴィットリオ･ヴェネトが計画された。搭載した4機のアグスタ204ヘリコプターか3機のアグスタ212ヘリコプターにより対潜作戦を展開し、当初はテリア対空ミサイルによって、改装後はスタンダードミサイルで艦隊防空を行う、艦隊旗艦として活動した。

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